✨これは空想上のお話です✨
踊らされているな…
がしかーし、
備えあれば憂いなし
着々と次のプランデミック、「第二次感染症大戦」開戦!の予告が出てきてます。
10人以上にサル痘感染疑い カナダ
カナダ東部ケベック(Quebec)州の保険当局は、サル痘に感染した疑いのある十数件の症例について調査している。公営カナダ放送協会(CBC)が18日、報じた。サル痘はまれなウイルス感染症で、重症化することもある。続きも読む>>
プロパガンダ! 「サル痘」のGoogle NEWS検索結果へ
えッ、第二次って、第一次はいつあったのかって?
あ、はい、そんな感じの方は、これ以上読み進めても時間の無駄になるかもしれず、タブの「×」のポチをオススメします。
昨年の秋冬の時点で既に「次、ゲ…じゃなくて、アイツ、天然痘系でやるかもですぜ」という情報が入っていたのですが、「サル痘」で宣伝活動開始してますね。あ、ちなみに本件、デマかもしれませんし、その前に御仁が鬼籍に入る可能性もあります。ご判断はご自身で…
で、今回はサル痘の前に、馴染み深い天然痘まとめページです。
全然馴染み深くなんかない?でも、サル痘なんて聞いたことなくても、天然痘は聞いたことがあるでしょう。
では大事な情報を貼っていきます。長いので目次つけますね。ええ、ええ、全部読む必要はありません。高速スクロールで赤字を追っていくだけで十分です。それか、ほっこりあとがきだけでも…(そんなにゆるくていいんかい!)
目次
在NY日本国総領事館の解説
NIID 国立感染症研究所の解説
東京都感染症情報センターの情報
バイオテロ対応 厚生労働省研究班の情報
ほっこりあとがき
在NY日本国総領事館の天然痘解説
このページは文系でも読めるように、端的にまとめられています。天然痘のワクチンが何系のワクチンなのか等の専門的な記載はないのですが、初歩情報としては十分過ぎる程十分です。
引用がダメなそうなのでリンクを貼るのみですが、何かの時のために丸っとコピペして保存してます。皆さんも保存しておくことをおすすめします。
次、日本国内の専門組織、NIID 国立感染症研究所からの情報。
NIID 国立感染症研究所の解説
天然痘(痘そう)とは
天然痘は紀元前より、伝染力が非常に強く死に至る疫病として人々から恐れられていた。また、治癒した場合でも顔面に醜い瘢痕が残るため、江戸時代には「美目定めの病」と言われ、忌み嫌われていたとの記録があ る。天然痘ワクチンの接種、すなわち種痘の普及によりその発生数は減少し、WHO は1980年5月天然痘の世界根絶宣言を行った。以降これまでに世界中で天然痘患者の発生はない。
疫 学
天然痘の感染力、罹患率、致命率の高さは古くからよく知られていた。1663年米国では、人口およそ4万人のインディアン部落で流行があり、数百人の生 存者を残したのみであったこと、1770年のインドの流行では300万人が死亡したなどの記録がある。Jenner による種痘が発表された当時(1796 年)、英国では45,000 人が天然痘のために死亡していたといわれる。我が国では明治年間に、2〜7 万人程度の患者数の流行(死亡者数5,000〜2万人)が6回発生している。第二次大戦後の1946(昭和21)年には18,000人程の患者数の流行がみられ、約3,000人が死亡しているが、緊急接種などが行われて沈静化し、1956 (昭和31)年以降には国内での発生はみられていない。
1958 年世界天然痘根絶計画が世界保健機構(WHO)総会で可決された。当時世界33 カ国に天然痘は常在し、発生数は約2,000 万人、死亡数は400万人と推計されていた。ワクチンの品質管理、接種量の確保、資金調達などが行われ、常在国での100%接種が当初の戦略として取られ た。しかし、接種率のみを上げても発生数は思うように減少しなかったため、「患者を見つけ出し、患者周辺に種痘を行う」という、サーベイランスと封じ込め (surveillance and containment)に作戦が変更された。その効果は著しく、1977年ソマリアにおける患者発生を最後に地球上から天然痘は消え去り、その後2年間 の監視期間を経て、1980 年5月WHOは天然痘の世界根絶宣言を行った。その後も現在までに患者の発生はなく、天然痘ウイルスはアメリカとロシアのバイオセイフティーレベル(BSL)4の施設で厳重に保管されている。
病原体
天然痘ウイルス(Poxvirus variolae)は200 〜300nm のエンベロープを有するDNA ウイルスで、牛痘ウイルス、ワクシニアウイルス、エクトロメリアウイルスなどとともに、オルソポックスウイルスに分類される。低温、乾燥に強く、エーテル 耐性であるが、アルコール、ホルマリン、紫外線で容易に不活化される。臨床的には天然痘は致命率が高い(20〜50%)variola major と、致命率が低い(1%以下)variola minor に分けられるが、増殖温度を除きウイルス学的性状は区別できない。
次に来るとしたら…後者でしょうかね。
感染は飛沫感染による。およそ12 日間(7~16 日)の潜伏期間を経て、急激に発熱する。臨床症状は以下のようなステージに分けられる。
[前駆期]急激な発熱(39 ℃前後)、頭痛、四肢痛、腰痛などで始まり、発熱は2 〜3日で40 ℃以上に達する。小児では吐気・嘔吐、意識障害なども見られることがある。麻疹あるいは猩紅熱様の前駆疹を認めることもある。第3 〜4 病日頃には一時解熱傾向となる。
[発疹期]発疹は、紅斑→丘疹→水疱→膿疱→結痂→落屑と規則正しく移行する。発疹は顔面、頭部に多いが、全身に見られる。水疱性の発疹は水痘の場合に類似しているが、水痘のように各時期の発疹が同時に見られるのではなく、その時期に見られる発疹はすべて同一であることが特徴である(図2)。
図2. 天然痘の典型的な発疹 (WHO 資料より)
水疱に臍窩が見られるのも水痘との相違点であり、かつて「ヘソがあるのは天然痘、ヘソのないのは水ぼうそう」と伝えられた。第9 病日頃に膿疱となるが、このころには再び高熱となり、結痂するまで続く。また、疼痛や灼熱感が強い。痂皮形成後に熱は下降するが、疼痛は続き、嚥下困難、呼吸障害なども見られる。治癒する場合は2〜3 週間の経過であり、色素沈着や瘢痕を残す。痂皮が完全に脱落するまでは感染の可能性があり、隔離が必要である。
致死率はvariola major では20〜50%、variola minor では1%以下である。死亡原因は主にウイルス血症によるものであり、1週目後半ないし2週目にかけての時期に多い。その他の合併症として皮膚の二次感染、 蜂窩織炎、敗血症、丹毒、気管支肺炎、脳炎、出血傾向などがある。出血性のものは予後不良となりやすい。
病原診断
血液、唾液、水疱・膿疱内容物、痂皮などを検査材料として、ウイルス分離、抗原検出を行う。光学顕微鏡による封入体基本小体の観察、電子顕微鏡によるウ イルスの観察なども診断の手段となる。PCR 法での迅速診断が可能であるが、国立感染症研究所ウイルス1 部外来性ウイルス室で用意されている。
治療・予防
治療は対症療法が中心となる。予防法は痘苗を接種すること、すなわち種痘であるが、天然痘が根絶された現在、種痘を行っている国はない。
英国の開業医Edward Jenner が天然痘の予防法として種痘(vaccine)を発明したのは、1796 年のことである。英国ではその頃乳牛にときどき牛痘(cow pox)が流行し、これに感染した乳搾りの女性は天然痘に感染しないことが知られていた。そこでJenner は、乳搾りの女性から牛痘の発疹内容液を取り、8歳の少年の腕に傷を付けてこれを接種したが、その6週後に天然痘の膿を接種しても何も反応がみられなかっ たことが、重大な発見のきっかけとなった。その後、この牛痘ワクチンはヒトからヒトへと植え継がれ、種痘は広がっていった(図3)。種痘が普及した国々では次第に天然痘の発生は治まっていったが、インド亜大陸、インドネシア、ブラジル、アフリカ中南部、エチオピアなどは常在地であった。
図3. 種痘部位の反応(接種の跡がはっきりと付いて免疫が獲得されたことを示し、“善感”と言う)
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図4. 種痘の副作用(全身性種痘疹)
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わが国にこの牛痘由来の痘苗がもたらされたのは1848年のことである。1885(明治18)年には内務 省告示として種痘施術心得書が出されている。1946(昭和21)年には18,000人に近い数の流行がみられたが、緊急接種などが行われて沈静化し、 1956 (昭和31)年以降には国内での発生はみられていない。
種痘後には10〜50 万人接種あたり1人の割合で脳炎が発生し、その致死率は40%と高い。その他にも全身性種痘疹(図4)、 湿疹性種痘疹、接触性種痘疹などの副反応が知られていた。1976年我が国では、それまで使用されていたリスター株を改良したLC16m8 株が開発され(千葉県血清研究所)、弱毒痘苗として採用されたが、同年我が国では定期接種としての種痘を事実上中止したため、実用には至らなかった。さら に、WHOによる天然痘根絶宣言により、1980(昭和55)年には法律的にも種痘は廃止され、現在に至っている。
Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan
ってゆうか、画像小さすぎて見えんやんけ!
という方は↑の出典のページでご確認ください。
次、敬愛する緑のたぬき様の巣窟からの情報。
東京都感染症情報センターの情報
痘そう(然痘)Smallpox
1痘そうとは
痘そうとは、天然痘ウイルスによる感染症で、一般には「天然痘」として知られています。我が国では1956年以降に国内での発生はみられておらず、1976年にワクチン接種が廃止されています。世界的には、1980年5月に世界保健機構(WHO)により天然痘の世界根絶宣言がなされ、その後も現在まで患者の発生はありません。
一方、WHOは生物テロに使用される可能性が高い病原体としての天然痘ウイルスを位置づけています。一例の発生でも、高い感染性と致死率から非常に大きな問題となるため、症例の確実な探知と迅速な対応を目的として2003年10月の感染症法改正より届出の対象となっています。
2原因と感染経路
病原体は、天然痘ウイルス(Poxvirus variolae)です。致命率が高い(20~50%)”variola major”と、致命率が低い(1%以下)”variola minor”に分けられます。
感染経路は、くしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる感染(飛まつ感染)や、患者の発疹やかさぶたなどの排出物に接触することによる感染(接触感染)があります。患者の皮膚病変との接触やウイルスに汚染された患者の衣類や寝具なども感染源となります。
おや、感染の仕方、NY日本国総領事館の見解とずいぶん違いますね(比較してみてください-天然痘はどのように感染するのか?→空気感染することもあまりない-)。
3症状
潜伏期間は12日間(7~16日)程度です。急激な発熱(39℃前後)、頭痛、四肢痛、腰痛などで始まり、一時解熱したのち、発疹が全身に現れます。発疹は紅斑→丘疹→水疱(水ぶくれ)→膿疱(水ぶくれに膿がたまる)→結痂(かさぶた)→落屑と規則正しく移行します。水痘のように各時期の発疹が同時に見られるのではなくその時期に見られる発疹がすべて同一であること、また、水疱にくぼみがあるのが特徴です。治癒する場合は2~3週間の経過で、色素沈着や瘢痕を残します。感染すると終生免疫(一度の感染で生涯、その感染症にはかからない)を得ます。
4治療
治療は対症療法が主体となります。
5予防のポイント
有効な予防法は予防接種ですが、根絶状態のため、現在は行われていません。患者に接触した場合でも、3日以内にワクチンを接種すれば発病を予防したり、症状を軽減できるとされています。
6診断・感染症法との関連
診断は、病源体の検出、病原体の遺伝子の検出、抗原検査あるいは抗体検査によります。感染症法では一類感染症に定められており、診断した医師は直ちに最寄の保健所へ届け出ることが義務付けられています。
©2022 Tokyo Metropolitan Institute of Public Health. All rights reserved.
次、厚生労働省からの情報。
バイオテロ対応 厚生労働省研究班の情報
病原体の特徴
天然痘ウイルスは、臨床的にvariola majorとvariola minorの2つに大別される。Variola majorによる天然痘はさらに、ordinary(通常型:90%以上がこのタイプ)、modified(軽症型:ワクチン接種者に起こる軽症型)、flat(扁平型)およびhemorrhagic(出血性)(両型とも稀ではあるが、極めて重症でほぼ致死性)の4つの型に分けられている。致死率はvariola major全体では約30%(20〜50%)、variola minorでは1%以下である。
1956年以降、日本国内では天然痘の発生はなく、1976年にはワクチンの定期接種も事実上中止された。世界中でも1977年のソマリアにおける患者が最後であり、1980年5月にはWHOが天然痘の世界根絶宣言を出している。現在、天然痘ウイルスは米国とロシアのバイオセーフティレベル4(BSL-4)の施設のみで厳重に保管されていると公表されてはいるが、バイオテロに用いられる可能性のある生物兵器としては、炭疽菌とならんで最も重要な病原体である。CDCの生物兵器カテゴリー分類でも、カテゴリーAに分類されている。
主な臨床像
- 感染経路: ヒトからヒトへの飛沫感染が主であるが、患者の体液や汚染された寝具・衣類からの接触感染も起こる。まれではあるが、ビルや車両などの密閉空間において空気感染による伝播も起こりうる。
- 潜伏期間: 平均12〜14日間で、7〜17日間の範囲である。潜伏期間中は他への感染力はない。
- 感染期間: 発熱などの初期症状出現時から発疹が痂皮化して完全に脱落するまでの期間である(約3週間)。最も感染力が強いのは、発疹が出現し始める4〜6病日前後(発疹初期)である。
- 臨床経過(図1)
- 前駆期(2〜4日間):初期症状は、急激な発熱(39ºC前後)、倦怠感、頭痛、背部痛などのインフルエンザ様症状や、ときに腹痛や嘔吐がみられる。その後一時的に解熱傾向となり全身症状も軽快傾向となると同時に発疹が出現する。
- 発疹初期(約4日間):最初に、舌および口腔内に有痛性の小紅斑が出現し、速やかに潰瘍化する。次いで、通常、顔面から始まって、四肢、手掌足底(水痘との鑑別点)、体幹の順に24時間以内に皮疹が広がる。全身の発疹の分布も、体幹部より顔面や四肢末梢側に優位である(図2 水痘との鑑別点)。皮疹の性状は、最初は紅斑〜平坦な丘疹様であるが、発疹初期の3日目までに皮疹の隆起が明らかとなる(図3 写真1)。4日目までに隆起内に濃い不透明な液体貯留(水疱)がおこり、しばしば中心臍窩(水痘との鑑別点)を認める(図3 写真2)。この時期に、体温は再び高熱となり、発疹がすべて痂皮化するまで持続する。
- 膿疱期(約5日間):発疹は、皮下まで固く丸く触れる膿疱となる(図3 写真3)。
- 膿疱・痂皮期(約5日間):膿疱は結痂し、発疹が出現してほとんどが2週間後までに痂皮化する(図3 写真4)。天然痘患者の痂皮(かさぶた)の中には、感染性ウイルスが長期間存在する。
- 落屑期(約6日間):痂皮は落屑し始め、発疹が出現してほとんどが3週間後までに色素沈着、瘢痕を残して脱落する(図3 写真5)。天然痘でみられる一連の発疹は、水痘のように各時期の発疹が同時に見られるのではなく、その時期に見られる発疹はすべて同一であることが特徴である。
確定診断
検体の採取、輸送、保存など
天然痘の確定診断には実験室診断による病原診断が必要である。医師が臨床的に天然痘を疑った場合、国立感染症研究所 感染症情報センター(電話03-5285-1111)へ連絡する。実験室診断は、国立感染症研究所 (電話03-5285-1111感染病理部感染病理室および042-561-0771ウイルス第1部第1室) が対応する。
微生物学的検査法
- ポリメラーゼ連鎖反応 (PCR):
PCR法でウイルスゲノムの検出を行う。えー、PCRなんかい。 - ウイルス抗原検出蛍光抗体法:
塗抹標本をアセトンで室温10分間固定したものを用いる。抗ワクチニアウイルスウサギ血清を1次血清として、FITC標識抗ウサギIgG抗体を2次血清に用いて間接蛍光抗体法を行う。この方法では、検体(塗抹標本)にオルソポックスウイルス抗原の存在を確定できるが(図5)、天然痘ウイルスとその他のオルソポックスウイルスの鑑別はできない。1次血清に抗VZV(水痘ウイルス)抗体を用いると水痘との鑑別はできる。 - 電子顕微鏡によるウイルス粒子の検出・同定(図6):検体(水疱液、膿疱液、痂皮乳剤)を対象にリンタングステン酸によるネガティブ染色後に電子顕微鏡観察して、ポックスウイルス粒子の検出を行う。この検査では、天然痘ウイルスとサル痘ウイルス、ワクチニアウイルス等の他のポックスウイルスとは鑑別できない。水痘患者検体にみられる水痘ウイルス(ヘルペスウイルス)とは容易に識別できる。
診断基準:
上記の実験室診断法による検査で、以下のいずれかが満たされた場合、天然痘とする。
- 被験検体から「診断のための培養」で痘そうウイルスが同定された(この検査にはBSL4実験室の稼働が必要)。
- 被験検体から「PCR法」で天然痘ウイルスゲノムが検出された。きな臭くなってまいりました。
また、次の場合は「天然痘」を疑う。
- 被験検体から「電子顕微鏡観察」でポックスウイルスが検出された。
- 被験検体から「ウイルス抗原検出蛍光抗体法」で,ポックスウイルス蛋白が検出された。
治療
薬物療法(抗菌薬療法)
ウイルス曝露後4日目以内であれば、ワクチン接種により軽症化または発病予防効果が期待される。また、曝露後1週間以内であれば、ある程度の効果が期待できることが経験的に知られているため、曝露していることが確実である場合には、発症前であればワクチン接種を試みる価値はあると思われる。しつこいね
特異的な治療薬はなく、発症後の治療は対象療法が中心となる。重症例においては、早期には鎮痛剤投与、水分補給、栄養補給及び気道確保(上気道浮腫による気道閉塞のおそれがある場合はヒドロコルチゾンを投与)、発疹期には皮膚の衛生保持、発疹に対する治療をおこなう。抗ウイルス薬のシドフォビルの臨床的な有用性を示すデータはないが、in vitroや動物モデルでは天然痘ウイルスに活性があることが知られている。腎障害や好中球減少などの副作用もあり積極的に使用する根拠はないが、アウトブレイクがおこった場合には、臨床比較試験をおこなう意義は残されていると考えられる。
その他治療上の留意点
死亡は主にウイルス血症によるもので、1週目後半から2週目にかけての時期が多いため、特に重症例では全身管理を含めた集中治療が必要である。皮膚の衛生状態の維持は二次感染の予防に重要である。しかし、破裂した小水疱及び膿疱、皮のむけた部位の細菌二次感染を完全に予防することはできない。皮膚や尿路、気道などの二次感染に対して抗菌薬を投与する必要があり得る。
予防(ワクチン)
ワクチニアウイルスを用いた弱毒生ウィルスワクチンがある。日本ではウサギ腎細胞で増殖した神経病原性を欠くリスター株の改良型LC16m8株を使用する。1回の接種で3年から5年の防御免疫がえられる。感染数日以内ならば治療的に使用しても効果が認められる。副作用はリスター株で100万人に20人に脳炎が発生し、その50%が死亡する。他に全身性種痘疹、湿疹性種痘、接触性種痘などの副作用がある。非緊急時においては、アレルギー反応既往、アトピー性皮膚炎あるいは湿疹患者およびその同居家族、HIV陽性、免疫抑制剤服用、妊婦、12ヵ月未満の乳児には禁忌である。…緊急時ならアレってことですかね。
米国ではDryvax (New York City Board of Heath strain, Wyeth laboratories)を使用しているが、上記の副作用に加えて心筋炎の発生が問題となっている。ヨーロッパではAnkara株が開発されている。最近、強毒株(LO)と弱毒株(LC16m8)のゲノム解析による病原因子の同定(B5R)が行われその変異ウイルスの作成が開発中である。日本では、2005~2010年に国連の平和維持活動に従事する陸上自衛隊員268人に、LC16m8 株による接種を行ったところ(初回接種:196 人、再接種:71 人)、初回接種の94.4%、再接種の81.7%で善感(注)がみられ、接種後7 か月時点においても高い中和抗体価が維持されていた(文献6)。副反応は重篤なものは認められず、全身反応として、腋窩リンパ節腫脹52 人(19.4%)、発熱4 人(1.5%)、 倦怠感2 人(0.7%)、発疹1 人(0.4%)であった。その後どうなったんでしょうかね。
注)善感:種痘接種の跡がはっきりとついて免疫が獲得されたことを言う。なお、接種の跡が不明な場合は免疫が獲得されていない可能性があり、これを「不善感」と言う。
バイオハザード対策
患者の隔離
天然痘は飛沫感染を中心として接触感染や空気感染もおこりうる。痂皮の下に最後までウイルスが残っている可能性があるため、痂皮が完全に落屑するまで隔離治療する。診療は、ディスポーザブルのガウン、手袋、靴カバー、ヘッドカバー、ゴーグル、N95マスクを含む防護服を着用し、予防接種を受けた職員が実施する。ここでも空気感染情報。
まとめも何も、ただの丸パクリやんけ!
しかも似たようなのを何個も何個も…
という声が遠くから聞こえてくる…
まあ、大事かなと思う部分を赤字&青字でツッコミを追加したので、許してチョンマゲ。
さらに!同じことを何度も何度も別の媒体で読むと、結構頭に入るんですよね。
同じ内容のニュースをどの放送局、新聞、Webでも目にすると脳裏に刷り込まれていくのと一緒ですね。
あ、サル痘の情報まとめもできました。
第二次感染症大戦に向けてガリ勉【サル痘】
こちらもどうぞ。
【恐怖解消】サル豆はどこまで脅威なのか。物議を醸しているツイート
【注目】豆はフェイクか本物か?マロ様のサル豆への見解
あ、ちなみに、今回冗長過ぎて、いや、情報量が多過ぎて、掲載を憚られた(葬り去られた)資料はこちらです。ご興味ありましたらば…
なげ…
以上です。
注記 ※出典元の文章に青字で加工を加えてます。
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そしてこれ、大事なので何度でも貼る。兆候があったら病院行ってくださいね。