「奴隷のしつけ方」拷問以外、現代の会社員とかなり被る…

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いけのり

管理職の方へ…

息抜きにどうぞ

 

 

面白い本を紹介してもらいました。旅の道中、気軽に読めそうと思い、持って行きました。コレです。

奴隷のしつけ方

 

タイトル通り、【奴隷という立場にある人間】を【奴隷を使う立場にある人間】が上手に使うための心得と方法が書かれている本です。

ええ、ええ、奴隷って、基本的人権を謳っている今世の日本には存在しないように思えますが、現実的には「マイルド奴隷制度」は存続しているではないですか。

会社などはわかりやすく、使われる者か、使う者のどちらかですし。

日本では、鞭打ちやら、目をえぐったり、骨を折ったり、関節を外したり等の身体的な拷問などはありませんが(半グレ様やヤクザ様除く)、

精神的な拷問はめっちゃくちゃありますよね。

ええ、ええ、故に色々と「置き換えて」読むと、現代にも通じる使用人管理の参考書となっていました。

時代背景や、していることは違っても、人間の根底にあるものは一緒でしょうしね。

ちょっとムフフとなった部分をちくま文庫様の営業妨害にならないように、ご紹介していきましょう。

まずは目次を。

ではどうぞ。

新卒の銀行員が狭い寮の部屋を当てがわれるのを思い出す…次。

あ、管理人は中間管理職のことですかね。

 

我々全員が、希望と恐怖の奴隷である。

 

あ、なんか沁みた。

というか、極楽天の奴隷時代を思い出して、始終うなずきながら読んでたせいか、心なしか肩凝りが軽くなったような…

ちなみに、我も勉強させていただいているセネカ氏が、度々引用されて出て来ます。

セネカ氏は、かの暴君ネロの家庭教師。

氏はこの時代にあって、奴隷という存在についても「人格」を認め、ちゃんと接するように提言している(一部そうでもない記述もあるそう)ので、やはり抜群に徳が高い。

この本もどうぞ。

生の短さについて (セネカ)

 

人生は短い、という本です。

 

というわけで、2000年前の奴隷への接し方マニュアル気になった方はどうぞ。880円は安いです。

 

奴隷のしつけ方

 

以上です。

 

おすすめ本