【超解説】mRNAワクチンへのDNA混入問題 マニアな素人向け

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いけのり

かのDNA混入問題を

逃げないで理解する

 

我らが molbio8先生が、例の「毒チクワにDNA混入問題」の問題点、そしてこの問題を広く世に知ってもらうために必要な関連知識を懇切丁寧に解説してくださっていました。

今回は、そのいくつかに分かれた長いつぶやきを丸っとコピペです(太字・赤字、悪魔のつぶやきは、ナマケモノ星人によるもの)。


mRNAワクチンへのDNA混入問題について

オリジナルのつぶやきはこちら>>

mRNAワクチンへのDNA混入問題を否定しようとする動きが目立ちます。それはなぜでしょうか。製造工程において本来除去されるはずのDNAが製造法が根本的に抱える問題によって残存してしまうからです。正しく製造できないとなると、それが深刻な問題であることは明らかです。今回はこの点を考察します。

現在のシュードウリジン化mRNAワクチンの製造法では、mRNAの合成反応に使用したDNAを除去することが極めて難しく、しかもこの課題の解決は極めて困難です。mRNAを分解すればDNAは除去できますが、製造したいものがmRNAですので、それでは意味がありません

製造法が確立していないものを実用化することは大変困難なことです。mRNAワクチンの製造法には大きな問題はないはずという仮定のもとに多額な国費の支出が行われていますが、その前提が崩壊してしまいます。製造できないものの開発を進めることの意味はありません。当然のこととしてプロジェクト全体の見直しが必要になります。ここがDNA混入問題の最大のポイントなのです。

そもそもmRNAワクチンは異物であるウイルス由来抗原をヒト細胞内で産生するという免疫学の基本を無視した方法ですので、感染症に対するmRNAワクチンは全て失敗に終わると私は考えていますが、製造法に大きな課題があって、DNAの混入が避けられないとなってしまうと、混入したDNAが細胞内のトル様受容体を刺激して遺伝子導入細胞を殺してしまおうという免疫反応が起動します。そのため、DNA混入が避けられないということは、感染症以外の分野においてもmRNAワクチンの実用化は難しいということになります。

このように、DNA混入が避けられないとなるとmRNAワクチンにとっては致命的な一撃になってしまうため、その影響はたいへん大きく、多くのナショナルプロジェクトの全面的な見直しが必要になります。

そこで、Kevinさんが行った実験を他の研究者が追試するまで慎重に観察していましたが、サウスカロライナ大学の研究者が、Kevinさんが設定したPCRのプライマーセットを用いて、ほぼ同様の結果を得ることができました。

KevinさんのPCR実験のデモンストレーション動画が拡散されていますが、同様の実験が再現されましたので、mRNAワクチンにおけるDNA混入は避けられないことであり、それが複数の独立した研究者によって証明されましたので、mRNAワクチンは葬送行進曲とともに葬り去られる運命がほぼ決まったものと思います。

科学においては再現性が重要です。それも製造メーカーとの利害関係がない研究チームでの実験結果が重要です。Kevin以外の研究室でDNA混入が確認されたことは重要です。それも由緒正しいワクチンロットを使用しての実験ですので、この結果が出たことによってDNA混入問題はかなり信憑性が高い段階になり、mRNAワクチン技術は越えがたいハードルに直面したと思います。たぶん、これでmRNAの実用化はかなり先のことになるでしょう。

この問題の本質シュードウリジン化したmRNAを用いることにあります。

 

悪魔の三叉槍にしか見えない、Ψ シュードウリジン。

 

mRNAワクチンではなぜ、mRNAをシュードウリジン化しなければならいのか。それは細胞が備えている外来のDNAやRNAを検出するセンサーに関連しています。細胞にとっては細胞の機能を乗っ取られてしまうウイルスの侵入は一大事です。ウイルスは細胞の機能を利用して勝手に増殖して細胞を破壊してしまうからです。

ファイザーとモデルナのmRNA型ワクチンではウリジン全てシュードウリジンに置換されています。シュードウリジン化することの目的は細胞内の外来の核酸が侵入してきたときに感知して反応するセンサーが反応しなくなるようにすることでした。トル様受容体という受容体が細胞膜とか、あるいは細胞内小胞(エンドソーム)の膜に存在しています。このうち、TLR3,TLR7.TLR9は細胞内のエンドソームの膜に配置されており、TLR3は細胞内の二本鎖RNAに対して反応し、TLR7は一本鎖RNAに、TLR9はDNAに反応します。

これらの受容体は細胞内にウイルスが侵入したことを察知し、一連のサイトカインの分泌を促し感染細胞を殺す反応を誘導します。このような現象を招かないようにすることを目的としてmRNA型ワクチンではウリジンをシュードウリジン化しています。細胞内で翻訳反応において重要な機能を担っているtRNA(トランスファーRNA)の」ウリジンはシュードウリジン化されており、TLRが反応しないようになっています。

mRNAワクチンでウリジンをシュードウリジン化しておくことにより、mRNA導入細胞が免疫システムで殺傷されないようにしているわけです。mRNAワクチンで使用しているのは左側の1-メチルシュードウリジンです。

新型コロナウイルス用のmRNA型ワクチンではウリジンをシュードウリジン化することに加えて遺伝暗号に工夫をしており、変更できる遺伝暗号は極力CまたはGに変更されています。

塩基対という言葉からわかるように、DNAやRNAを構成する4種類の塩基は特定のみ合わせで結合します。結合するといっても比較的弱い結合の水素結合で向かい合って結合します。

ウイキペディアからの引用ですが、この図の右側にGとCの結合、およびAとTRNAではUになります)の結合が示されています。点線で示されているのが水素結合で、GとCでは三本の水素結合があり、AとTでは二本の水素結合があることがわかります。この塩基対を作るための水素結合は比較的弱い結合であるためDNAを水に溶かしておいて水の温度を上げていくと、この結合は破壊されます。DNAの二重鎖構造が乖離して二つの一重鎖DNAに変わることになります。

このときに二重鎖のDNAの半分の分子を一重鎖に変換する時の温度のことを融解温度(Tm)と言います。水素結合が二本よりも三本ある方がDNAの結合は強くなるため、4種類の塩基のうちGとCの割合を高めると二重鎖DNAを一重鎖に変換するためにはより高い温度にしなければならなくなります。

mRNAからタンパク質を翻訳する際に、三つの塩基が一つのアミノ酸を指定する形でタンパク質が合成されます。塩基は4種類ありますので、3塩基の組み合わせは64種類存在します。一方でアミノ酸は20種類しかありませんので、複数の三塩基の組み合わせが一つのアミノ酸を指定することになります。

ここで、注目すべきはmRNA型ワクチンでは極力GとCが多くなるような遺伝暗号が選択されています。例えばロイシンと言うアミノ酸を指定する三塩基の組み合わせは、4種類あります。CUU,CUC,CUA,CUGの4種類です。初めの二文字は共通ですが、三文字目はU,C,A,Gの4種類あります。このときにCUCまたはCUGを選択しているわけです。つまりアミノ酸の配列は同じでも、塩基配列としては異なった配列で同じアミノ酸配列のmRNAを設計することができます。

mRNA型ワクチンでは極力、CまたはGが選択されています。その結果どうなるかというと二重鎖のDNAが安定になるのはもちろんですが、DNAとmRNAの二重鎖も安定化されます。さらにDNAとRNAの二重鎖を安定化する要素があります。それが1-メチルシュードウリジンでウリジンを全て置き換えることです。

こうすることによって、DNAの二重鎖またはDNAとRNAの二重鎖はさらに安定化されて一重鎖に変換することが困難になっていきます。これが今回のDNA混入問題を招いた原因だと考えられます。合成されたmRNAが非常に強固に鋳型DNAに結合しているためDNase1による鋳型DNAの分解ができなかったということです。それならばシュードウリジン化しなければいいのですが、そうするとmRNAが導入された細胞が排除されてしまうためシステムが機能しなくなります。

ここでmRNAワクチンの製造プロセスを見てみましょう。

プロセスを箇条書きで書いてみます。

 

(1) スパイク遺伝子を含むプラスミドDNAを大量に製造する
(2) プラスミドDNAを制限酵素で切断し環状から直鎖状に変換する
(3) プラスミドDNAを精製しT7RNA合成酵素(T7RNAポリメラーゼ)でシュードウリジン化されたmRNAを合成する
(4) 鋳型に用いた二重鎖のDNAをDNaseIで分解し数塩基の断片にする
(5) 断片化されたDNAを除去して純粋なmRNAにする
(6) 脂質ナノ粒子に包んでバイアルに充填して製造完了

 

今回Kevinさんが指摘したのは(2)の制限酵素処理が不完全なことと(4)のDNase1処理がうまくいいっていないことです。

制限酵素処理がうまくいかなかったのは一般的でない酵素を使用したからだと思います。分子生物学実験で良く使用される一般的な制限酵素を使用すれば、それらの酵素は活性が高く、かつ大量に出回っているため品質は安定しています。

あるメーカーのカタログによればEam104lは1500unitで価格は42100円です。一方で良く使用される代表的な制限酵素EcoR1の価格は25000unitで15000円です。1unitあたりの価格で比較してみるとEam104lは46倍です。経験的に、このような酵素は活性が不安定でDNAが切れたり切れなかったりします。制限酵素処理が不完全というのも理解できることです。

制限酵素処理が不完全だとどのようなことがおきるのでしょうか。本来ならばスパイク遺伝子の部分だけでmRNA合成が終了しなければならないのですが、割合は少ないものの本来合成がストップする場所で止まらないで、プラスミドを一周してしまうような長いmRNAができてしまいます。 ここで貼り付けた図をご覧ください。

DNaseI処理が不完全になってしまう理由ですが、シュードウリジン化されたmRNAがDNAに強固に結合してヘテロ二重鎖またはヘテロ三重鎖を形成するためと考えられています。

環状のプラスミドDNAの制限酵素処理が完全に行われていれば、図の右半分に示した直鎖状のDNAからは赤い矢印のスパイク遺伝子のmRNAしか合成されないはずです。この場合にはKevinさんがデモ動画で示したPCR反応で増幅される部分の一つであるori 配列(黄色の矢印の部分)にはシュードウリジン化されたmRNAが巻き付いているということは考えられず、そもそもPCRで増幅されるDNAは残っているはずはありません。ところが実際には、この部分からDNAが増幅され、しかもそのCt値は20以下でした。

制限酵素処理が全く行われていないとは考えにくいため、ここまで到達したmRNAはごくわずかだと思います。それでも200万コピーとかのDNAが残存していて、それが複数の研究者の実験で再現されたわけです。この部分はmRNAの合成開始点から最も遠く離されているため、決して残存してはならない部分です。この部分よりも上流の部分はより大量にDNAが残存していることでしょう。

このことから考えられることは、

 

(1) 最も残存する可能性が低いori 部分が分解されずに残っているため、その上流部に存在しているSV40プロモーターもori部分よりも多く残っていることが想定される。
(2) スパイク遺伝子の部分は最も大量にDNAが残存していると考えられ、スパイク遺伝子全長のものも少なからず残存していると考えるべきである
(3) 我々がmRNAワクチンだと考えていたものはRNAおよびDNAのハイブリッド型ワクチンであった。
(4) 中途半端に切断されたDNA断片をLNPに包んでヒトに投与するとDNA断片は細胞に効率よく導入され、その一部はゲノムDNAに取り込まれることが想定される。

 

結論ですが、mRNAワクチンの接種は全面的に中止し、早急にDNA混入の実態を把握すべきです。また、この製造上の問題が解決するまではmRNAワクチンに関する研究開発もストップすべきでしょう。そもそも感染症対策のワクチンとしては致命的な欠陥がある方法ですが、それに加えて製造できないとなったら、mRNAワクチンプロジェクトの研究開発を行う意味はないでしょう。


 

うむ。

モノ(mRNAワクチン)はまだできていなかったし、これからも完成することはなさそうですね。

ってゆうか、日本人1億人が打たされた、、、2,000万人近くが6回打ってるアレってじゃあ何?

…もう深く考えるのやめよう。

これは科学というか、もうホラーの領域のようです。

ぱくたそ 何でもある。

 

あ、最後にコレも。もう勝ち目ないか。

 

以上です。

 

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