マスクはコント。オキシパルスメーターは持っており、血中酸素濃度なども測れるのですが、、、そんなことより何より、
“心理面”からの
経過報告です
2022年3月21日、春分の日
家の近くの桜が咲いていたのを見て、ふと思った。
「もう春だ。マスク、やめよう」
表面上だけでも“常識人”を装おう、目立たぬように生きていこう。
そう思って、我慢の上に我慢を重ねて着けていたマスクですが、あまりの息苦しさと馬鹿馬鹿しさにプッツンした次第です。
いつまで着けてんねん!
あれから数か月が経過しましたので、私なりにこの間のノーマスク人体実験の「心理面、精神面」からの経過報告をしたいと思います。
ええ、ええ、これもう科学の話じゃないので。
ではどうぞ。
1日目〜1週間
通り過ぎる人々、皆が自分の顔を見て「わっ、あの人マスクしてない。」と、ひいているように感じる。
「取るぞ〜」と決心したものの、何だか気恥ずかしい(乙女か)。
故に、人混みではすぐ着けられるように、手に持ったり取り出しやすい位置のポケットに入れたり、顔からはオフしていたもののマスクを肌身離さない状態であった。
なのに、3日後に大変なことが起きてしまう。
リュックの側面ポッケに入れていたはずのマスクがない!
どこかで落としてしまったという。これはまずい。
急に屋外で着けたくなった時に着けられないではないか…というか、屋内(その日の目的のお菓子屋さん)にも入れなくなってしまう。
ああ、やってしまった…予備のマスクもなく、不安になり自分を責め始める。これちょっと依存症ですよね。
「ってゆうか、買えよ…」
って、思うでしょう?絶対に嫌。
しょうがなく、お菓子屋さんではポケットティッシュを口に当てて買い物をすることに。そしてレジでドラマが起こる…
店員さんが、
「あ、僕、気にしないんで大丈夫ですよ。商売柄自分は着けてますけど」
と優しく声をかけてくれたのです。
隠れキリシタン発見👁_👁
嬉しくなって、会計中にマスクをやめた話、がしかし、屋内用にと持ち歩いていたマスクを落としてしまった事などをとうとうと語ったところ、
「ちょっと待っててください」
レジを終えてからバックヤードの方へ走っていった店員さん。戻って来た手には白いビニール袋が。
「これどうぞ、壊れやすいんで予備も」
ビニール袋の中には、なんとマスクが5枚入っていました。こ、こんなことが…
「ッいんですか?ぐぅ、こ、この御恩は…」
「いんですいんです」
「ありがとうございます」
そして、我がお店を出る寸前に発せられた君の最後の一言がまた一興。
「あ、僕、ビルゲイツの(陰謀の)話とかも好きです✨」
あなたは本物だ。
隠れキリシタンは、都内に結構潜伏しているかもしれない…
そう確信した一日であった。
2週目
都内はお花見シーズンの到来。
意を決してノーマスクで挑んだ千鳥ヶ淵で大きな気付きを得た。
千鳥ヶ淵は都内でも有数の桜の名所。例年、ピーク時には百数十万人という人が訪れる。私が出かけた3月28日もかなり混雑していた。
昼間に独りで参戦し、幾千人という人々が通り過ぎていく。…そして思った。
「あぁ、誰も私の顔など見ていない…」
ええ、ええ、そりゃそうです。皆さん桜を見に来ているんです。
これは普段も言えるかもしれぬ。誰も私のノーマスクなど気にしていない。単にこちらが自意識過剰だったのであーる。
「アホらし…」
自信を持てたマスク記念日となった(俵万智風)。
がしかし、帰り道に入ろうとしたセブンイレブンで「マスク着用お願いします!」という強過ぎるポスターが目に入り、そこは逆らわずにマスクを着用す。
3週目
4月に突入。相変わらず行き交う99.9%の人は、マスクを着用している。あ、99.9%は1000人通り過ぎてノーマスク人が1人いるくらいの感じです。
都内を四六時中ウォーキングしていると、物凄い人数とすれ違うので、肌感覚でわかるんですねこういうの。
たまに、「あ!遠方から若い女子のノーマスク集団が!」と期待に胸を膨らませていたら、「オシャレな肌色マスク」をしているだけだったりして、妙にガッカリしたことも(目、悪いね)。
4週目
もうだいぶノーマスクが自然な行為として定着してきたのに、事件が勃発。
信号待ちの際、ご高齢の姫君にじぃぃぃいぃーーっと、舐め回すように顔を見られた挙げ句に、「チッ」と舌打ちされたんです。
ええッ…気のせいかな、いや、アレは気のせいじゃないな、とちょっと心が揺らぐ。
そうですよね、嫌な人もいますよね。うーむ。
悩ましげに青山通りを歩いていたら、前方からマスクに眼鏡ストラップらしきものを付け、首からかけた状態でコーヒーを飲みながら歩いてくる殿方と遭遇。
「これだ!」
とひらめいてしまった。オリジナルTシャツが作れるUNIQLOのサイト「UTme!」にて、
「マスク一時的に外しているだけの人に見えるTシャツ」を作成する。
これなら舌打ちされることもないだろう(いや、そうか?)。
がしかし、一枚しか作っていないので、あの淑女と遭遇する時に着ている確率は、限りなくゼロに等しい。
5週目
4月も終盤となり、おや、ノーマスク人口が2%くらいになってきていると感じる(50人通り過ぎると1人発見)。
また、顎マスク・鼻マスクに至っては、10%はいる(10人に1人)。
ちなみにこの頃、顎マスク・鼻マスクの人々とすれ違うと、
「ええーい、卑怯者どもめが。外すか着けるかどっちかにせい!」
とちょっと思うようになっていた。
その日和見な感じ、きっと仕事も要領よくこなしている人々と推測します。
占い師的にマスク占いをするとしたら、
顎マスク・鼻マスク
顎マスク・鼻マスクのあなたは、要領がよく何でもこなしてしまえる人。現状には満足しておらず、俺はいつだってここから飛び出していける、と思いつつ、結局は飛び出せない運命のようです。
という感じでしょうか(うるさいよ)。
6週目
己のノーマスクのことは、もう結構、気にならなくなっている自分がいた。
あの鬼門であったセブンイレブンですら、外した状態で入って買い物をして出てくるようになった。
たまに乗る地下鉄でも、人目を気にせずフルで外している。飛行機とデパートは、締め付けが凄いので着けている(スタッフさんに注意させるのも申し訳ないので…)。
海外でマスクを着けている国は、ほぼほぼなくなったニュースが頻繁に流れるようになっても、まだまだマスクを着けている人が多い不思議の国、ニッポン。
この方々は大丈夫なんだろうか、と他人のことが心配になってきた(余計なお世話気質)。
苦しくないのだろうか。結構暑いですよ今。
あと、ずっとマスクを外して顔が開放的になって、本当に実感するのは、顔に密着している状態で着けっぱなしのマスクって、やっぱり汚い感じがするということですね。
本気でマスクするなら、1時間に1回は取り替えた方がいいと思います。それか最低1日2回か。
7週目
良く晴れた休日。
ノーマスク&例のTシャツで銀座へお出かけしてみた。
あ、例のTシャツとは、さっき出てきたこれ↓
銀ブラ中、高級ブランド店のショーウインドウに映る自分の姿が、目に飛び込んできた。
…ん?
このTシャツ…
よく見たらなんか恥ずかしいな。
(よく見なくてもな!)
ノーマスクより、このメッセージ Tシャツの方に恥じらいを感じる自分がいた。
我のノーマスク姿を見た淑女に舌打ちされ、傷付いたことに端を発して作った変Tシャツ。
その傷が知らないうちに癒えていたようだ…という理解に至る。
経過良好です(やっぱ病気だったんですね)。
がしかし、ザギンのお店は、まだまだノーマスク警戒警報の様相を呈していた。
屋外は堂々とノーマスクでいられても、
「マスクの着用にご協力ください」
的なポスターがお店の入り口に『デカデカと』張られていると、ちょっとした罪悪感をおぼえたりする。
そんな時は、
「すまぬ。協力はできぬ」
といちいち心の中で唱えながら、店の中に入るのであった(律儀ですね)。
一転して、とある雨の日。
「ウイルスくんたちが、その辺をパヤパヤ漂っているのが怖いから(←空気感染への恐怖感)」
という前提で皆さんはマスクをしているのかな(世間体の人、花粉症の人除く)、と推測している自分。
なら、雨の日だったら外していいのでは?
と思うのですが、街の皆さんはほぼほぼマスク着用。考えれば考える程、ピープルの思考回路がわからなくなる。
前提はなんだろう。
うむ、皆、やけくそなのかもしれない。
そもそも空気感染も飛沫感染も、糞口感染説まであるようですしね、いろいろ情報が錯綜していて大変ですね。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染経路について(国立感染症研究所)
そして翌日、表参道ウォーキング中にハッとする出来事が…
絶滅危惧種、発見👁_👁
ええ、ええ、二重マスクの人がいたんです。
まだいたんだ…
これは今となっては、ノーマスクの人と遭遇するよりもハードルが高い珍種です。
えッ?そんなそんな、馬鹿になんてしてませんよ。
でも、まだいたんだ…(2回目)
しかも黒マスクの上に、白マスクのツートンカラー…
「二重です」というのを敢えて主張してどうしようというのか。
こうなると、
「自分、相当騙されやすい人です」
というのを自ら宣伝しているのと同義であるため、この御仁が将来、詐欺かなんかに引っかからないか、ちょっと心配になる(本当余計なお世話だよ)。
…まあ、いいか。知らん人だし。
自分的には、四つ葉のクローバーを見ぃつけた〜という感じで、幸福が訪れる兆しと位置付けることにした。
8週目
この週が終われば、ノーマスク生活も2カ月目に突入。
もう何が来ても大丈夫な気がする。
舌打ち連打でもなんでも来い!
などと大きな気持ちでいた矢先、ノーマスク人体実験始まって以来、歴史に名を刻む一大事件が起こる。
ええ、ええ、あの二重マスクは、幸福が訪れる兆しなどではなかったのだ。
場所は六本木一丁目駅近くの屋外エレベーター(2階→1階)。
我の前に2人のOLさんが並んでいた。
そのうちの1人がエレベーター扉のガラスに映るノーマスク姿の我に反応。
物凄い剣幕で振り返って、こちらをカッと睨みつけたと思ったら、
自身のマスクにわざとらしく両手を当てて、極限まで肌とマスクを密着させた上で、
「シンジらんなーい」
という念波を発する目線をもう1人のOLさんに送る行動に出たのである。
おぉ、神よ…
「なんでも来い」とか大口を叩いてしまったばかりに、破壊力のある御使いを寄越されてしまった。
アーメン。
あ、すみません。これですね、実は結構、いやかなり、ハートブレイクになってしまってですね、リュックから急いでマスクを取り出して着けてエレベーターに乗りました(もうそこ離れて階段使おうよ)。
そうか…本当にまだ怖がっている人がいるのだ。
幻のシンコロを…(ツチノコっぽい)
だとしても、マスクは効果ないどころか有害なのであるが…
いやしかし、あの”おヒスレディ”、あ、間違った、オフィスレディ(OL)にそれを説明したところで、わかってはいただけぬであろう。
ってゆうか、当方、そんなにバイ菌等まみれの汚い人に見えたのだろうか(そうかもよ)。
なんやねん。失礼しちゃう~。
なんだかゴキブリを見るような目でこちらを見ていたな。
まぁ、ムラナカ☆ゴキブリ理論に則ると、立派なゴキブリですけどね。ハハハ~。
そして、エレベーターを降りた後に、フツフツと湧き上がって来る怒り。
それとともに勝手な妄想が始まる。
「きっとあの妙齢の女性は、会社でも感じが悪くて仕事を頼みにくい人として知られているのだろう。
そして、いつも腫れ物に触るような扱いを受け、つまらない気持ちで毎日を過ごしているのだろう…
その鬱憤を偶然出くわしたノーマスクで何にも縛られず、そこそこ人生を謳歌していそうに見える我にぶつけたのだ。
うむ。かわいそうな人だ…ゴメンしてあげよう。」
最後は無理やりに慈悲の心を呼び起こして、気持ちを落ち着かせる。
がしかし、今これを書いていて、またあの時の気持ちが蘇ってきてしまったではないか(傷は深い)。
ええ、ええ、喧嘩を売られたような気持ちですね。
今度、お気に入りの本格派マイマスク姿であの女性の前に現れて、「やるならこれくらいやらんかい」って、勝負を挑みたい。
「本格派のマスクって、医療用のN95とかですか?」
いいえ、これです。
毒ガス用マスク。
(なんで持ってるんですか)
まあ、これでもウイルスは防げないという動画を見ましたが。
(意味ないね)
それにしても、せっかくここまで地道に築き上げたノーマスクへの自信が、一人のおヒスレディという破壊神により、脆くも崩れ去ってしまいそう…シュン…
とその時、Twitter速報にてノーマスク派への強力な援護射撃を思わせるニュースが入る。
マスク着用に松野官房長官「屋外では必ずしも必要ではない」
おっとぉ。急にどうしたのだ。なんか素直に嬉しい自分。
これであのおヒスレディに、丸腰で勝てるかもしれない。嬉々としてニュースを読む。
松野官房長官は11日の記者会見で、マスク着用について、「人との距離が十分取れれば、屋外で着用は必ずしも必要ではない」との見解を示した。
一方、「屋外でも人との距離が十分取れない場合に会話する際には、正しく着用する必要がある」と語った(もっと読む)。
…「ぬか喜び」とはこういう時に使うのだろう。
御仁は結局、「引き続き屋外も着けろ」と言ってるように見える。
さらに翌日には、ゴムマスクでお馴染みの岸田総理がハッパをかける始末。
岸田首相「今の段階でマスクの着用緩和は現実的ではない」
もういいです。勝手にノーマスク・パラレルワールドに生きます。
8週目の最終日
8週目のフィナーレを飾るにふさわしい事態が勃発す。
リモート会議ではなく、久々にリアルで行われることになった打ち合わせに、我の尊敬する大先輩が、ツートンカラーの二重マスクで現れたのである。
ギョ、ギョギョギョ〜
これにはさかなクンもびっくり(どっから出てきた)。
嗚呼、神よ、あなたはどこまで意地悪なのですか。
難しい局面に立たされてしまった。
氏は誰もが知っている名だたる上場企業の常務、社長、会長等を務めたこともある要人である。
一体全体、どうしてこんなことに。
イヤイヤ!直視できない!
誰か、スターどっきりマル秘報告だと言って!
がしかし、多分どっきりでもないので、努めて平静を装い、打ち合わせはつつがなく終了した。…ものの、この胸のつかえは何?
うむ、辛抱堪らぬ。
「その二重マスク、何かあったのですか?」
直球かい!
って読者のツッコむ声が遠くから聞こえる…
要人は「えッ?ボクなんか変?」という表情をした後、
「いや、周りでコロナ感染が出ちゃって。かかったら迷惑かけちゃうでしょう。4回目もまだ打てないし」
ひゅ〜〜
…聞かなければよかった。いらぬ「4回目打つ気満々」情報まで入手してしまったではないか。
これ以上は踏み込んではいけない。そう思い、
「…そうでしたか。気を付けたいですね」
と極めて「常識的な」お返事をして会話を終えました。
この要人は、高度経済成長期、バブル期、からのバブル崩壊後-失われた20年間-の日本を支えた企業戦士の1人である。
真面目で責任感が人一倍強く、詐欺になど天地がひっくり返っても引っかかりそうもない、堅実で頭のキレる人物である。
そんな人物がマスクを二重にし、4回目の接種を待ち侘びているこの現実を真正面から受け止めなければならない。
一体何が起こっているのか。
で、受け止めた結果、
「●●先輩、4回目なんか打ったら死ぬよ!お願いだからそれだけはやめて」
と説得に走ってしまった自分です。
えッ? しつこい?
だって黙って見てられません。
「マスクもPCRもねぇ、意味ないんだよ!あと次は治療薬で狙われてるんです。病院行かないでください」
も言ってしまった。
キョトンとされてましたが…
しかもなんとその後の返事が、
「そんなことよりお前、ガーシーch知ってるか。」
ええ、ええ、もう何言っても無駄なんだと、トドメを刺されました。
そして、気晴らしをしないとやっていけないので、これどうぞ。
気晴らし:ナマケモノ日記
たまにほっこり写真を。外苑前のお花畑に行って来ました。コロナがまだまだ油断ならないということで、感染防止の防護服を着て、毒ガス用のマスクを持って出かけてみました。がしかし、マスクのサイズ小さくて着けてるフリしました。 pic.twitter.com/gYOIwDDO70
— いけのり (@ikenoriikenori) May 12, 2022
【注】かのパナウェーブ研究所とは何の関係もございません。
第9週(2カ月)目に突入
実は第二弾(8週目までの手記)を書き終えた時点で、これ以上の経過報告はもうやめておこうと密かに決めていた自分。
何故って?
ええ、ええ、経過報告が目的みたいになってくると、我のこの類稀なるおもてなし精神から(自分で言う)、ついついネタ探しに走ってしまいそうな気がしていて。
「ネタ探し」と「自然体なノーマスク生活をとり戻す」は、まったくもって共存しませんからね、もういい加減やめますよ。
…って思っていたのですが、せっかくなので綴ります(意志弱いね)。
Twitterでは、好意的なコメントが多かった(共感しました、勇気もらった等)中、反ノーマスクと思わしきユーザー様からは、次のような憎悪感漂うコメントも書き込まれていた。
「ウイルスを撒き散らしてる自覚あるんですか」
ほぉ。自覚ですか。
何というか、絶妙に湿り気のある嫌なコメントなのですが、このコメントはですね、至極真っ当なんですよ。
故にハッキリと言いましょう。
あ、はい、撒き散らしている自覚あります。
我の口やら鼻からはそりゃもういろんな Something が、めっちゃ出てると思います。
口や鼻どころか、皮膚からも水蒸気(汗)やエクソソーム※とともに、色々撒き散らしていると思います。※体内外に存在する謎の多い微粒子
その中にはウイルスも細菌もいることでしょう。
がしかし、それがなんでしょうか。
これまでずっと「それが普通」だったではないですか。
謎にコロナだけがフォーカスされてしまったために、こんなけったいなこと(無意味で有害なマスクで、ウイルスを防御してる気持ちになっている)になってしまっていますが。
うむ。コロナの魔法にかけられてしまっている方に、こんなことを言ったら、火に油か、下手すりゃガソリンを注ぐ結果になるのだろうな…
どうコメントをお返ししたらいいのか。
回答に困ってしまった自分です。
ええ、ええ、ここからちょっと長くなりますが、このコメントに本気で回答をするのであれば、
「ウイルスとの共生・進化」
についての説明をするのがいいかなと思うに至りました。
すると、まず最初にあらためた方がいい認識がありまして、それは何かと言うと、
我々の人間界の中に、ウイルス君たちが侵入してきたのではなく、
ウイルス界の中に、我々が勝手に人間界を築いているということです。
ウイルスの方が断然歴史も長いし、数も多い。
数は多いというか、星の数と一緒、無限大です。
そこへホモ・サピエンスが、我が物顔に「ヒトワールド」を作ってるだけなんですよね。
故にウイルスくんたちの方が、「なんだチミは?」って感じなんですよ。
さらに、ここからがまた重要。
我々、ホモ・サピエンスのゲノム※の半分以上は、なんとウイルス由来であることがわかっておるのです。
※ゲノムというのは、この体を作るために必要な「全設計図」みたいなものですね。
YouもMeもほぼほぼウイルスなんですよ。
で、これはさらにどういうことが言えるかというと、
「ウイルス感染によって、生き物の多様化がもたらされているようだ」
という話につながります。
ええ、ええ、興味深いでしょう。
で、それをちゃんと説明するとなると、基礎的な用語説明が必須であります。
DNAとゲノムと遺伝子、必要であれば、染色体との違いを説明して、LINEとSHINEなどの話もしないといけないし、
さらに、フランシス・クリック博士とジェームス・ワトソン博士が発見したセントラルドグマ、からの逆転写って何?
加えて、レトロトランスポゾンの存在の話もして、、、うぅ、大変な大仕事になってしまうな。
などなど、結構大真面目にコメントの返事を考えているうちに、何日も経ってしまった。
…まあ、もういいか。時効ということにしよう。
返事は鮮度が命ですよね。
そして、返事は時効となったものの、ここからこのツイッターの人が「ノーマスク野蛮人」に対して抱(いだ)く嫌悪感やウイルスへの恐怖感についての妄想が始まる。
きっとこの方は、ノーマスクの人を見る度に、口や鼻から”エクトプラズム”のような汚物が排出されているのが見えてしまうのだろう。
NHKをはじめ、何度も何度も流された「富岳」のシュミレーションみたいなイメージですね。
富岳は、悪い使われ方をしましたね。
これ見た後のおっちゃん達とのMTGは確かに勇気がいります。
あ、ちなみに、「エクトプラズム」とは、懐かしのホラー映画「エクソシスト」(1973年)等に出てくる、口から発せられるキモい something です。
ちょうどいい具合の説明がありました。
エクトプラズム
『エクソシスト』(1973年) 。リーガンには恐ろしい悪魔が取り付いていたのです。 恐ろしい形相で奇行に走るリーガン。 そんな彼女が口から緑色の物体を吐き出しました。 霊的なものや霊魂が、物資として目に見える状態になったものをエクトプラズムと言う(もっと読む)。
Wikipediaでの説明はこちら>>
いい具合の写真もネットで発見しました。
お、富岳でもぴったりなのがあった。
…なんかもう、遊んでませんか?
まあ、いいや。話を戻します。
1人のコメントの後ろには、30人の同意者がいるというのを何処かで聞いた。
うむ。人間界で平和に共生していくためには、エクトプラズムが見えてしまう方々の不安を少しでも解消し、嫌悪感を和らげる努力がこちら側にも必要であろう…
不安感や恐怖感というのは、その人の性格に大きく左右されるものであり、自分がそういったものを感じないからって、何もしないのはちょっと気が引けますよね。
というわけで、その日は一日中誰かとすれ違う度に
「エクトプラズム漏れてない人です」
というアピールのため、口元を固く結んでいた自分です(もうこの際、マスク着けたら?)。
これですね、筋トレになるし、なんか自分に自信が持てるのでオススメです。
今度あのおヒス・レディと再会したらやってみよう…(まだ根に持っている人)。
そして、その翌日。
エクトプラズムを茶化した天罰であろうか、まさか自分自身がエクトプラズムに関わることになるとは…
その日は、冷やかしで都内のビジネスセミナーに参加することになった暇人。
指定された席に着席し、ふと隣席の殿方に目をやった瞬間、
「ん?」
エクトプラズムの人、発見👁_👁
その殿方のマスクの表面が、異様に毛羽立っていたんです。
あ、知ってます?紙のマスクって、毎日ちゃんと取り替えないで使ってると、表面が毛羽立ってフワフワしてくるんですよ。
太陽のコロナとプロミネンスみたいな感じです。
えッ?なんでお前は知ってるのかって?
あ、はい、数日間同じマスクを使っていた時に、毛羽立ってきたことがある人です(汚ねーな!)。
にしても、この君のマスクの毛羽立ち方は常軌を逸している…。
マスクの色はライトグレーのように見えるものの、これも元々は白かったのかもしれない。
多分、1週間はマスク使い回ししとるな。
それか、ここに来るまでの間に、ドリフの爆発にでも遭遇したのかもしれない。うむ。
って、思案している間の私の視線が、あまりにもあからさまだったのでしょう。
(知らない人をジロジロ見ちゃだめだよ)
なんと、その君の方から嬉しそうに話しかけてきました。
「あ、このマスクですね、今年一回も替えてないんですよぉ」
シェーー…(イヤミも登場)
なるほど。1週間どころか、5カ月間付けっぱなしということですね。
…実に面白い。
(イヤミで足りず福山雅治動員)
あのですね、思っちゃいけないのですが、5カ月にしてはキレイな方かもと思ってしまった自分です。
その後も意気揚々とマスクについて語り出す毛羽立ちの君。
「マスクなんて、全く意味ないし、馬鹿馬鹿しいじゃないですかぁ」
うむ。
この君と我とは、”反マスク“という同カテゴリー所属である。
…ものの、何だか心からは受け入れられない、了見の狭い自分がいた。故に、
「その心意気、天晴れです」
とは言えず、
「本当、そうですよね。あはは…」
と乾いた笑いを添えて会話を終えました。
そしてそこから、セミナーそっちのけで“エクトプラズム・マスク”に思いを巡らせることになる。
この君のPR方法の真意は、いったい何処にあるのだろう。
こんなことをしても、マスクを取り替えるのが面倒臭いだらしない人、または、単なる汚い人と思われてしまって、自身にとってマイナスなだけではないか。
マスク反対なら、「マスクしない」でいいのにな。
わからんち〜サマランチ〜
と悩ましげな顔をしつつ、「セミナーの内容、ちゃんと聞いてます」風を装うため、パラパラとめくっていた資料の中に、神からの啓示を発見した。
ARPU (Average Revenue Per User)
(ユーザー1人あたりの平均売上金額)
計算式:ARPU=売上÷ユーザー数
ARPUはコンテンツ全体としてマネタイズがどれだけうまくいっているかの指標となる。
あ、わかった。
「売上」を「汚れ」、「ユーザー数」を「日数」にしたら、
AYPD (Average Yogore Per Day)
(1日あたりの平均的な汚れ)
計算式:AYPD=全日の汚れ÷日数(150日(=5カ月))
AYPDは、マスク全体が日々どれだけ汚れているかを示す指標となる。
となります。
つまり、マスクというのは認識はしにくいものの、毎日、いや、毎秒毎分毎時間、少しずつ汚れていて、その汚物を顔に着けているのだよ。
というのを身をもって示しているということか。
実に天晴れ。
「そうか〜こういうアピールの方法もあるのか」
と目から鱗が落ちたビジネスセミナーでした(何のセミナーに出てたんだい?)。
そんな感じで、前半はまあまあ平和に過ごしていた第9週目ですが、中盤でまたしても、もう勘弁してくれよ、というニュースが飛び込んでくる。
サル痘が欧米、中東で拡大 WHO「極めて異常」 ヒト間の感染警告
天然痘に症状が似ている「サル痘」の感染が欧米や中東で拡大している。世界保健機関(WHO)はヒトからヒトへの感染を認め、流行地域のアフリカ西部や中部に関わりのない感染者が相次いで確認されているのは「極めて異常」と指摘。子供や免疫力が低下した人が感染すれば重症に陥る恐れがあるとし、各国に警戒を呼びかけている(もっと読む)。
ぐぅ、次は豆ですか。
これですね、現時点では海外のニュースですが、近い将来日本「上陸」するんですよ。
すると、何が起こるかわかりますか?
ええ、ええ、マスクは解禁どころか、今よりますます強制的な空気になること必至。
あーあ、せっかくちょっとずつノーマスクの人が増えてきていたのに。
上陸したら事態は好転どころか、ますます悪化するのが見えますね。
せめてもの抵抗に、オシャンティな豆柄のマスクでも探しておこう。
ちなみに、出張で新幹線に乗ったのですが、我のノーマスクが気に入らなかったのか、
前の席のおっちゃんがトイレとかで席を立つ度に、メッチャ睨んでくるので、戻って来る頃合いを見計らって、マスクを着けました。
カチューシャ風に。
まとめ
私はこれまで1万人程を占ってきて、「人間」というものについて、思うことがありました。
「そうする必要はないし、いくらでも避けられるのに、自身で自身を大変な境遇に追い込む人のなんと多いことだろう。
人は自分が大変な状況が好きなのかもしれない。
そして、なんらか『そうはさせまい』という強い意志がなければ、自然とそっちの方向に流れてしまうのかもしれない。」
ということです。
今、まさに多くの人に対してそれを感じています。
息苦しかったら、マスク外していいと思いますよ。
あ、2年も着けっぱなしだったから、もう着けてる方が安心という人ももちろんいると思い、それはそれでいんでないかなとは思います。
化粧いらず、髭も剃らなくていいし、表情も読み取られないので、楽っちゃ楽ですしね。衛生的にはちょっとどうかなと思いますが。
このあほらしさに気付いた人から、積極的に外していきましょう。
ちなみに、このマスクの件はなんか、
にも通じると思ってきました。
十牛図
最後にこんなニュースも。なんじゃらほい。
博多どんたくパレード3年ぶり
…ご存命だったら、志村けんさんのコントでやってもらいたかったですね、穴マスク。
人体実験は以上になります。
が、もっとノーマスクを奨励するために、心折れないキャッチフレーズ集もしたためてみましたので、よかったらどうぞ。
マスク教の呪縛、この一言で乗り切れる……かもしれません。
くじけそうな時に役立つ「ノーマスク・キャッチフレーズ集」
ノーマスク生活の始めたては、度々くじけそうになる場面と遭遇する。
視線を感じる、ってゆうかガチで睨まれる、わざとらしく避けられる、舌打ちされるなどなど。
ええ、ええ、ノーマスク人体実験を実施した我にはわかりますよ。
というわけで今回は、くじけそうなシチュエーション別に、
自身を励ましたり、平静を保つために編み出した言葉を書き出していこうと思います。
いやーこのままだとですね、100年とか200年後とかに来日した外国人の会話が、
「ねえねえ、おじいちゃん」
「なんだい?ハイジ」
「この国の人は、なんでみんな口を隠しているの?」
「ああ、これはね、昔々コロナという病気が流行ったことがあってね…」
とかいって、数百年後も日本人だけマスクをし続けて、伝統文化になっている恐れがあります。
ええ、ええ、平安時代も扇で顔を隠していたし、イスラムの方にはヒジャーブがありますから、
まあ、「マスクは日本の伝統文化です」も、別に悪くないのかもしれませんが。
…いや、やっぱよくないな。
というわけで、マスクを外したい人が「普通に生活できる」草の根活動のための励ましフレーズ集、いきます。
シチュエーション①
街に繰り出したら、皆がほぼほぼマスク姿で無力感を覚えた時
コレは色々あります。日によっていろんなことを思ったものです。
その中でも、キャッチーでお気に入りのフレーズは、
「(集団)オペ中か!」
「修行中か!」
って、ノリツッコミを入れてみるというものです。
イメージはさまぁ〜ずの三村氏。心中で愉快にツッコミましょう。
また、Twitter民の方からいただいた、
「好きなの?」
もなかなか勘違いな人、お花畑を行く感じでいいですね。
さらに、陰謀論者のバイブル「シオンの議定書」を読んだ後からは、
「口を塞がれたゴイム達よ…」
も結構板についてました。
目を細めて街を見渡しながらつぶやく感じです。
ある時、それを横で聞いていた友人が
「あなた、本当に中二病ね…ってゆうかゴイムって何?」
って、心配と呆れを通り越して、もう興味津々でした。
「ゴイム」とは、「人の形をした豚(羊とも…)」のことで、今回人口削減&弱体化の対象にされてます。私もゴイム、あなたもゴイムです。
よかったらこの記事も合わせてどうぞ。
マスクが物理的な言論統制に見えてきた|今日の一言
【備考】ちなみに、マスク軍団が正面から向かって来た時(交差点とか)、間違っても「一億総白痴化…」や「マスク内で目下バイ菌培養中ですか?」「そのマスク臭くない?」などと思ってはいけない。
そういう陰な思いは、毛穴から漏れ出ます。皆、ゴイムの仲間たちなのです。敵ではないのです。
シチュエーション②
お店の入り口等に貼っている「マスクのご着用にご協力ください」のポスターに罪悪感。
「協力はできぬ」
【解説】不退転の決意で拒否。強制では全然ない、協力である。
なぜ集団コントに無料で協力しなければならないのだ。おかしいではないか。
あ、ちなみに、いちいちポスターを気にしているうちはまだまだ甘ちゃんであり、そのうちにポスター自体まったく目に入らなくなります。
シチュエーション③
明らかに睨まれている、視線を感じる。
「見てはならぬ」
【解説】これは地縛霊のケースと一緒と思ってください。地縛霊というのは、目が合うと「ああ、この人には私が見えている…」ということで、憑いてきちゃうんですね。
故に、絶対に睨んでくる相手の方を見てはいけません。そこに存在しないものとして行動しましょう。
「地縛霊と一緒にすな!」
って、声が遠くから聞こえてくる。ええ、ええ、ノーマスク人体実験中に遭遇した怖い目つきのおヒス・レディ(②の回)とか、ぬめっとした感じの新幹線の御仁(③の回)とかが、地縛霊を思わせたんですよね。
それぞれ六本木一丁目駅のエレベーター、新幹線車両の地縛霊なのかもしれない。
また、睨んでくる方というのは、こちらを【ウイルスを拡散している汚物】とみなしているため、
「そういったものは撒き散らしてません!」
というアピールをするのも手です。
故に、無言で口をキュッと真一文字にして、口からは何も漏れてないことをアピールするのもお薦めです。
口に力を入れることで、気持ちもかなり最強になります。
シチュエーション④
お店などで注意される
「はいー持ってます。テヘペロ」
【解説】こういうケースは喧嘩しないのが私の信条なので、黙って着けるか着ける動作をします。
向こうは「仕事」で言っているのだし(これをまさに「凡庸な悪」※と言う…)、この方に何を言ってもしょうがない。
意見を言うなら上の人に言わなければ。電車の人身事故の時に、現場の駅員さんに当たり散らしている徳のない御仁と一緒になってしまいます。
※凡庸な悪とは
第二次大戦中に起きたナチスによるユダヤ人迫害のような悪は、根源的・悪魔的なものではなく、思考や判断を停止し外的規範に盲従した人々によって行われた陳腐なものだが、表層的な悪であるからこそ、社会に蔓延し世界を荒廃させうる、という考え方(もっと読む)。
まあ、いざとなったら、「面倒だしここは着けるか、、、」くらいの緩さの方が、ノーマスク生活は不快感が減ります。
って、「ノーマスク」ちゃうやんけ!
って声が遠くから聞こえる。ええ、ええ、世の中とは矛盾だらけなものです。それぞれの最大心地よい状態を模索していきましょう。
シチュエーション⑤番外編
ノーマスクの人発見👁_👁
「グッジョブ!」「よくやった!」「ナイス!」「男前!」「かわいいよ!」
まだまだ希少価値のあるノーマスクの人を見つけた時は、ポジティブな言葉で祝福してあげましょう。
ノーマスクですり減った細胞が、ちょっと癒されます(もう、マスク着けたら?)。
あ、あとこれ決定的な物理的証拠…
https://twitter.com/nico_purr/status/1540743038238339072?s=20&t=DR8eR_YOnXSlrt10vrm61Q
全部漏れとるやんか!
てな感じで、色々と書いてしまいましたが、今しばらくはマスクを外さない方がいいかもしれないという説があります(特に接種された方)。
シェディングとマスク
https://note.com/nakamuraclinic/n/ndac21156c38d
なんだかアレだな…という場合には、引き続いてのマスクの着用をお薦めします。
(`・⬜︎・´)ゞ
結局どっちやねん。
あ、はい、我はマスク外しますが。
そうそう、最後に国からのお達しを…
マスクの表面に触らないような所作を心掛けねばなりません。
そして最後、「あまり認められてません」か…
以上です。
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そしてこれ、大事なので何度でも貼る。兆候があったら病院行ってくださいね。