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次はサル豆?次の感染症大戦に向けてガリ勉【サル豆】

投稿者:

これは空想上のお話です

 

いけのり

サル豆は猿芝居ですか?

でも一応ガリ勉しとこう

 

着々と次のプランデミック、「第二次感染症大戦」開戦の予告が出てきてます。

致死率10%とも言われる「サル痘」、欧米の各地で感染報告!天然痘に類似した症状 明確な治療法はまだ無し

非常に高い致死率が報告されている「天然痘」と類似している「サル痘」が欧米の各地で報告されています。NHKやCNNの報道だと、イギリスだけで今月18日までにサル痘の患者が9人確認され、最初に報告された患者は西アフリカのナイジェリアから帰国してきた人物だったとのことです。続きも読む>>

「サル痘」のGoogle NEWS検索結果へ

 

というわけで、前回の「天然痘まとめ」に続き、今回はサル痘まとめページです。

うきー。

早速、大事な情報を貼っていきます。長いので目次つけますね。

目次
NIID 国立感染症研究所の解説
バイオテロ対応 厚生労働省研究班の情報
MSDマニュアル プロフェッショナル版の情報
東京都感染症情報センターの情報
ほっこりあとがき

全部読む必要はないです。高速スクロールで赤字部分だけでも、もしくは最後の「東京都感染症情報センターの情報」からだけでもOK!


NIID 国立感染症研究所の解説

サル痘とは

令和4年5月20日改定 おやおや、タイムリーですね。

サル痘は、サル痘ウイルス感染による急性発疹性疾患である。感染症法では4類感染症に位置付けられている。主にアフリカ中央部から西部にかけて発生しており、自然宿主はアフリカに生息するげっ歯類が疑われているが、現時点では不明である。稀に流行地外でも、流行地からの渡航者等に発生した事例がある。症状は発熱と発疹を主体とし、多くは2−4週間で自然に回復するが、小児等で重症化、死亡した症例の報告もある。

病原体

ポックスウイルス科は、感染細胞の細胞質で増殖する、遺伝物質として二本鎖DNAを持つ巨大なエンベロープウイルスで、脊椎動物に感染するChordopoxvirus亜科と、節足動物に感染する Entomopoxvirus 亜科に分類される。Chordopoxvirus 亜科はOrthopoxvirus(オルソポックスウイルス)、 Parapoxvirus、 Capripoxvirus、 Sulpoxvirus、 Leporipoxvirus、 Avipoxvirus、 Yatapoxvirus、Molluscipoxvirus の8属と、未分類のウイルスからなる。
オルソポックスウイルス属のウイルスの形態はレンガ状で、その長径は300nmを超える巨大なウイルスである(写真1)。感染性ウイルス粒子は、細胞内で形成される細胞内成熟ウイルスと、細胞内成熟ウイルスが感染細胞膜から出芽し、細胞膜由来脂質膜をさらに被った細胞外外皮ウイルスからなる。両者の脂質膜上のウイルス糖タンパクは異なる。個体間の感染には細胞内成熟ウイルスが関与し、感染個体内での感染の拡大には主に、細胞外外皮ウイルスが関与すると考えられている。
fig1
写真1. サル痘ウイルスの電子顕微鏡写真
形態的にはサル痘ウイルス、天然痘ウイルス、ワクチニアウイルス等を相互に区別できない
オルソポックスウイルス属には、サル痘ウイルス、痘そうウイルス(天然痘ウイルス)、ワクチニアウイルス(種痘に用いられるウイルス)、牛痘ウイルス等が含まれる。
サル痘ウイルスには大きく分けてコンゴ盆地系統群(クレード)と西アフリカ系統群(クレード)の2種類の遺伝的系統群があり、コンゴ盆地系統群は西アフリカ系統群に比較して、重症化しやすく、またヒトからヒトへの感染性が高いとされる。

感染源・感染経路

サル痘ウイルスの動物からヒトへの感染経路は、感染動物に咬まれること、あるいは感染動物の血液・体液・皮膚病変(発疹部位)との接触による感染が確認されている。自然界ではげっ歯類が宿主と考えられているが、自然界におけるサイクルは現時点では不明である。
 ヒトからヒトへの感染は稀であるが、濃厚接触者の感染や、リネン類を介した医療従事者の感染の報告があり(Aaron TF. 2005, Aisling V. 2020)、患者の飛沫・体液・皮膚病変(発疹部位)を介した飛沫感染や接触感染があると考えられている。

流行地

サル痘は1970年にザイール(現在のコンゴ民主共和国)で初めて報告されて以降、アフリカ中央部から西部にかけて主に発生してきた。
2022年4月24日現在、アフリカ大陸では中央アフリカ共和国、コンゴ民主共和国、ナイジェリアで発生が持続しており、特にコンゴ民主共和国では2022年1月以降1,152例の患者と55例の死亡例が報告されている(WHO AFRO, 2022)。
一方、アフリカ以外でも、過去に流行地域からの帰国者で散発的に発生報告が見られていた。2018年の英国からの報告では、ナイジェリアからの帰国者2例と、患者に対応した医療従事者1例が報告され、患者の使用したリネン類からの感染が疑われている(UK HSA, 2022)。アフリカ以外での最大の発生は、2003年4月に米国テキサス州でガーナから輸入されたサル痘に感染したげっ歯類を原因とする事例である。これらのげっ歯類の輸入動物は動物販売業者でプレーリードッグと接し、その後ペットとして販売されたプレーリードッグを介して47例のヒト症例が報告された。本事例において死亡例は報告されず、またヒトヒト感染の報告もなかった(CDC, 2021)。また、本事例に関連してテキサス州に輸入されたげっ歯類のうち、アフリカヤマネ17匹が2003年5月8日に日本へ輸入されたことが判明したが、これらのアフリカヤマネは全頭が死亡もしくはサル痘ウイルス検査陰性が確認され、国内での発生にはつながらなかった。
日本国内では感染症発生動向調査において、集計の開始された2003年以降、輸入例を含めサル痘患者の報告はない。
2022年5月、海外渡航歴のないサル痘患者が英国より報告され、また、欧州、米国でも患者の報告が相次いでおり、調査が進められている。 凄いタイムリーにページ更新されるんですね。

臨床像

サル痘の潜伏期間は5~21日(通常7~14日)とされる(WHO, 2021)。潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などが1~5日続き、その後発疹が出現する。発疹は典型的には顔面から始まり、体幹部へと広がる。初期は平坦であるが、水疱、膿疱化し痂皮化した後、発症から2~4週間で治癒する(写真2)。発疹は皮膚だけではなく、口腔、陰部の粘膜、結膜や角膜にも生じることがあるが、特に初期においては水痘や麻しん、梅毒などのその他の発疹症との鑑別が困難なことがある。リンパ節腫脹を呈する頻度が高く、類似した皮膚病変を示す天然痘との鑑別に有用とされる(Andrea M. 2014)。
致命率は0~11%と報告され(Skelenovska N, 2018)、特に小児において高い傾向にある(Jezek Z, 1987)。ただし、先進国では死亡例は報告されていない。
fig2
写真2. サル痘でみられる皮疹(UK HSA. 2022)
診断においては、皮膚病変が類似する水痘、そしてサル痘以外のオルソポックスウイルス感染症である天然痘(自然界には存在しない)、牛痘(主に欧州から中央アジアに存在)、そして野生に分布するワクチニアウイルス感染症(インド、南アメリカに存在)との鑑別が重要である。
水疱擦過物の塗沫(Tzanck smear)、水疱内容物、痂皮、血液が検査材料となりうる。電子顕微鏡によるウイルス粒子の確認、蛍光抗体法によるウイルス抗原の検出、抗ウイルス抗体の検出等が可能であるが、オルソポックスウイルス属の他のウイルスとの判別は不可能である。
そこでサル痘の特異的診断法は上記の水疱内容物や痂皮などを検体として用いた遺伝子検査やウイルス分離による。遺伝子検査はサル痘ウイルス遺伝子に特異的なPCRによる診断を行う。サル痘が疑われた場合は、最寄りの保健所を経由して国立感染症研究所での検査を実施する。これもかい。

治療法

対症療法が行われる。一部の抗ウイルス薬について、in vitroおよび動物実験での活性が証明されており、サル痘の治療に利用できる可能性がある。
シドフォビルはサイトメガロウイルスの治療などに海外で使用されている抗ウイルス薬であり、動物実験でサル痘への有効性が確認されている。シドフォビルの誘導体であるBrincidofovir(CMX001)も同様に動物実験での有効性が確認されており、シドフォビルと比較し有害事象が少ないとの報告もあるが、国内では現在流通していない。
Tecovirimat(ST-246)も動物実験でオルソポックスウイルス感染症に有効であることが示され、またヒトに対しての安全性も確認されている。米国では天然痘に対する承認が得られており、サル痘に対してはInvestigational New Drug (IND)としての使用が可能である。欧州で天然痘、サル痘に対しての承認が得られている。国内ではBrincidofovir同様現在流通していない。

予防法

1)家庭、市中における感染対策について

発熱、皮疹がありサル痘が疑われる場合、マスク着用を行い、咳エチケットを守り、手指衛生を行う。また、患者が使用したリネン類から感染した報告があることから、使用したリネン類や衣類は手袋などを着用して直接的な接触を避け、密閉できる袋に入れて洗濯などを行い、その後手洗いを行う。

2)病院における確定症例、疑い症例への感染対策について

確定患者および疑い患者に対しては飛沫予防策、接触予防策を取る必要がある。
サル痘の主な感染経路は接触感染や飛沫感染であるが、水痘、麻疹等の空気感染を起こす感染症が鑑別診断に入ること、サル痘に関する知見は限定的であること、他の入院中の免疫不全者における重症化リスク等を考慮し、現時点では、医療機関内では空気予防策を実施することが推奨される。
また、診療行為に伴うエアロゾル感染の可能性が否定できないため、N95マスクなど空気予防策を取る事を検討する。

3)ワクチンについて

天然痘のワクチンである痘そうワクチンがサル痘予防にも有効であるが、日本では1976年以降、痘そうワクチンの接種は行われていない。サル痘ウイルス曝露後4日以内に痘そうワクチンを接種すると感染予防効果が、曝露後4-14日で接種した場合は重症化予防効果があるとされている(CDC. 2021)。そうですか…天然痘のワクチンですか。
Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan

出典 NIID 国立感染症研究所のページ
(※脚注確認したい方など)

 

次いきましょうか。

バイオテロ対応 厚生労働省研究班の情報

病原体の特徴

サル痘の病原体は、サル痘ウイルスで、ポックスウイルス科オルソポックスウイルス属に分類される約200kbpの二本鎖DNAをゲノムとする。ウイルスの形態はレンガ状で、その長径は300nmを越える巨大なウイルスである(図1)。サル痘ウイルスには、強毒なコンゴ盆地型とやや弱毒な西アフリカ型があり遺伝的にも識別できる。サル痘ウイルスは、アフリカのジリス等の齧歯類が自然宿主とし、ヒト、サル、プレーリードック、ウサギ等が感染すると、天然痘様の症状を呈することがある。天然痘ウイルス、牛痘ウイルス、ワクチニアウイルス等もオルソポックスウイルス属に含まれる。オルソポックスウイルス間では、抗原性の交叉が非常に強いため、血清診断による感染ウイルス種の同定はできない。このため、遺伝子診断が有力な診断法となる。PCRですね。
ヒトのサル痘は、1970年にザイールで天然痘様疾患として初めて報告され、その後、中央・西アフリカの主に熱帯雨林で散発的に流行している。WHOによると、1981〜1986年のサル痘患者発生数は338名である。1996〜1997 年にかけてコンゴ民主共和国での流行では患者発生数は511名と報告されている。その後もコンゴ民主共和国では流行している。アフリカ大陸以外にはサル痘ウイルス保有動物はいないが、2003年に米国でガーナから輸入されたサル痘ウイルス感染愛玩用齧歯類齧歯類(サバンナオニネズミ、アフリカヤマネ)からプレーリードッグに感染が広がり、これを感染源とする流行により71名のサル痘患者が発生した。この流行では、病原ウイルスが弱毒な西アフリカ型であったため、死亡例は発生していない。サル痘ウイルスのヒトへの主な感染経路は、感染動物による咬傷、感染動物の血液・体液・皮膚病変等との接触による。サル痘の致死率は1〜10%程度で、患者からの二次感染率は数%程度である。
日本でのアフリカからの輸入禁止齧歯類は、ラッサウイルスの自然宿主であるマストミスのみであるため、輸入感染症としてだけではなく輸入動物を介した患者が発生する可能性は否定できない。

主な臨床像

潜伏期間は7〜21日(平均12日)で、発疹、発熱、発汗、頭痛、悪寒、咽頭痛、リンパ節腫脹が現れる。発疹は、水疱、膿疱、痂皮へと進行する。重症例では天然痘と臨床的に区別できない (図2)。サル痘に特徴的な所見としては、リンパ節腫脹が患者に共通に認められる。

臨床検査所見

サル痘ウイルス感染症に特異的検査所見はない。

確定診断

上述したように血清診断では感染したオルソポックスウイルス種を同定できないため、確定診断は病原診断による。水疱、膿泡、血液、リンパ節等からのサル痘ウイルス分離による病原体の検出あるいは、PCR法やLoop- Mediated Isothermal Amplification (LAMP) 法による病原体の遺伝子の検出が行われる。これらの遺伝子検出法では、強毒型のコンゴ盆地型とより弱毒な西アフリカ型の鑑別も可能である(1,2)。

治療

シドフォビル、シドフォビルの誘導体で経口投与可能なhexadecloxypropyl-cidofovir (CMX001, Chimerix Inc.)、 ポックスウイルスの細胞外感染性ウイルス粒子形成の阻害剤であるSIGA-246 (SIGA Technologies)等が、最も有望な抗ウイルス薬と考えられていて(3,4,5)、米国で臨床治験が行われているが、日本で承認されている特異的治療薬はない

予防(ワクチン)

天然痘のワクチンである痘そうワクチンがサル痘にも有効である(6)。感染数日以内ならば治療的に使用しても効果が認められると考えられる。しかし、痘そうワクチンは市販されていないためサル痘の予防用としての適用はない。日本では、1968年以前の出生者は2から3回の種痘歴があり、1969から1975年の出生者では1回の種痘対象となっている。1回種痘対象者の接種率は70%程度であった。1976年以降の出生者は種痘対象外のため免疫がない。種痘の免疫持続期間は不明であるが、日本人の約1,000名の抗体調査では、2回以上の種痘歴がある場合、種痘後30年以上経過しても高率に抗体が保持されていた(7)。さらに、ウイルス特異的メモリーT細胞は種痘後数十年後でも高率に維持されている(8)。

バイオハザード対策

サル痘ウイルスの取扱いは、国立感染症研究所の安全管理規程ではBSL2(ABSL3)であるが、これに加えて、感染症法による施設の基準(感染症法第56条の24)を満たしていなければならない。

感染症法における取り扱い

サル痘は、感染症法で4類感染症に指定されている。診察あるいは検案した医師の判断により、患者(確定例:症状や所見からサル痘が疑われ、確定検査によって病原体の診断がされた場合)、無症状病原体保有者(臨床的特徴を呈していないが、確定検査により、病原体の診断がされた場合)、感染症死亡者の死体(症状や所見からサル痘が疑われ、確定検査によって病原体の診断がされた場合)、感染症死亡疑い者の死体(症状や所見から、サル痘により死亡したと疑われる場合)と診断された場合、法第12条第1項の規定による届出を直ちに行わなければならない。
また、サル痘ウイルスは、感染症法(政令)で3種病原体に指定されているため、ウイルスを所持する場合は、感染症法第56条の16による所持の届出が必要となる。また、運搬にあたっては感染症法第56条の27により都道府県公安委員会への届出が必要となる。

出典 バイオテロ対応 厚生労働省研究班のページ
(※脚注確認したい方など)

次は、ラブ下痢男、間違った、ラゲブリ男(モルヌピラビル,新型コロナの治療薬)でお馴染みのMSD様の提供する情報です。

MSDマニュアル プロフェッショナル版

サル痘はまれな疾患であり,構造的に天然痘ウイルスと近縁であるサル痘ウイルスによって引き起こされ,天然痘に類似するが通常はより軽症の疾患を引き起こす。

サル痘は,天然痘と同様,オルソポックスウイルス属に属する。その名称に反して,非ヒト霊長類はサル痘ウイルスの保有宿主ではない。病原体保有生物は不明であるが,最も可能性が高い候補はアフリカ,なかでも特に西アフリカおよび中央アフリカの熱帯雨林地帯に生息する小型齧歯類およびリスである。

アフリカでは,ときにヒト疾患の流行が散発的に発生している。最も症例報告が多いのはコンゴ民主共和国である。2016年以降,確定症例がシエラレオネ,リベリア,中央アフリカ共和国,コンゴ共和国,およびナイジェリアでも報告されており,ナイジェリアでは最近,最大のアウトブレイクが発生した。近年みられた20倍の発生率上昇は,1980年に天然痘のワクチン接種が中止されたことが原因と考えられ,天然痘ワクチンの接種を受けている個人では,接種が25年以上前であっても,サル痘のリスクが低くなる。このウイルスを保有する動物の生息地を人間がますます侵害していることから,アフリカでのサル痘の症例数も増加している。
米国では,2003年にサル痘のアウトブレイクが発生したが,これは感染した齧歯類がアフリカからペットとして輸入され,ペットのプレーリードッグにウイルスが伝播し,その後アメリカ中西部の人々に感染が広まったことによる。このアウトブレイクは6州を巻き込み,35例の確定症例,13例の推定症例,および22例の疑い症例が報告されたが,死亡例の報告はなかった
サル痘はおそらく,唾液または呼吸器飛沫や創傷滲出液との接触など,体液を介して動物から伝播する。ヒトからヒトへの伝播効率は低く,対面での長時間の接触により,主に大きな呼吸器飛沫を介して発生すると考えられている。既知のヒト感染源と接触した後の全般的な二次発病率は3%であり,サル痘感染者と同居する人々では発病率50%と報告されている(1)。病院での感染も報告されている。ほとんどの患者が小児である。アフリカにおける死亡率は4~22%である。ここ(小児)つくのかな?
monkeypox_orig_ja

IMAGE COURTESY OF THE PUBLIC HEALTH IMAGE LIBRARY OF THE CENTERS FOR DISEASE CONTROL AND PREVENTION.
天然痘および水痘(ポックスウイルスではなくヘルペスウイルスによる)をサル痘と臨床所見から鑑別するのは困難なことがある。サル痘の診断は,培養,ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法,免疫組織化学法,または電子顕微鏡法のうち,実施可能な検査法により行う。
サル痘の治療は支持療法による。有用性が期待される薬剤として以下のものがある:
  • 新規抗ウイルス薬のテコビリマット(tecovirimat(天然痘の治療薬として最近承認された)
  • 抗ウイルス薬のシドホビル(cidofovir
  • 治験薬のブリンシドフォビル(brincidofovir)(CMX001)
いずれの薬剤もin vitroおよび実験モデルにおいてサル痘に対する活性が認められている。しかしながら,いずれも流行地域においてサル痘の治療目的で研究または使用されるには至っていない“invitro”は試験管的な、実験室的な…

© 2022 Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA and its affiliates. All rights reserved.

出典 MSDマニュアル プロフェッショナル版のページ
(※脚注確認したい方など)

 

次行きましょう。

東京都感染症情報センターの情報

最後に、東京都感染症情報センターの情報を貼ろうと思ったら、なんとまさかの情報なし…

©2022 Tokyo Metropolitan Institute of Public Health. All rights reserved.

出典 東京都感染症情報センター

これは緑のたぬきさん、ビルに怒られるぞ…「めっ!」って。

早くページを起こして、更新してくださいね。どきどき。

 


というわけで、いかがでしたでしょうか。

天然痘の情報まとめと比較して大きな違いはワクチンについての言及がちょっとしかないこと。

ええ、ええ、だってサル痘専用のワクチンがないんですもん。まあ、天然痘のワクチンを使うのですかね。

と思ったら、早速出てきましたね。これ。あったようです。

JYNNEOS

Smallpox(Monkeypox) Vaccine

製品情報(FDA)はこちら>>

https://twitter.com/matatabi_catnip/status/1527195726404526080?s=20&t=xlg_JBHxM4_-YqF4fteu3w

天然痘、サル痘どちらにも使える優れもの!?!? 

読み方は「ジンネオス」でしょうか。うむ。なんか強そうです。人類を救ってくれそうですね。

知らんけど…

 

「JYNNEOS」のFDAの情報を翻訳ツールにかけると、何度やっても、

「正式名称 天然痘およびサルモドキワクチン、ライブ、非複製」

ってなるのですが、なんだサルもどきって。

誰か真実をご存じの内部の方、いたずらしてます?

うむ。この際お言葉に甘えて、「天然痘およびサル痘ワクチンもどき」にしておきましょう。

警告、ありがとうございます。

 

ついでにこちらもどうぞ。

【恐怖解消】サル豆はどこまで脅威なのか。物議を醸しているツイート

【注目】豆はフェイクか本物か?マロ様のサル豆への見解

 

以上です。

 

注記 ※出典元の文章に青字で加工を加えてます。

 

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