【一般常識】「曲学阿世の徒」の意味・由来・使用例｜今日の一言

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曲学阿世の徒

by京都大学福島節

ちょっと遅れてきた

2022年流行語大賞！

皆さん、11月25日のコロナワクチン死亡について考える会議で飛び出した「曲学阿世の徒」って、普段使いされてる感じでしたか？

我は、生まれてこの方、一度も使ったことのない御言葉だった故、物珍しさから実はちょっと、いや、かなり萌えました(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)。

というわけで、今回は「曲学阿世の徒」についての解説です。

まずは意味と由来を辞書サイトからコピペしましょう。

曲学阿世（きょくがくあせい）の意味

世に受け入れられやすいように真理を曲げること。曲学は真をねじ曲げた学問、阿世は世間に媚こび諂へつらうの意。

曲学阿世の徒の意味

そのような行為を行う人々のこと。

ナウな曲学阿世の徒の例

出典

司馬遷『史記・儒林列伝』

今上初即位復以賢良徵固。諸諛儒多疾毀固曰固老　罷歸之。時固已九十餘矣固之徵也。薛人公孫弘亦徵、側目而視固。固曰公孫子務正學以言無曲學以阿世。

【現代語訳】今上帝（武帝）が即位する際に、賢者である轅固を召し出そうとしたが、取り巻きのおべっか使いの儒学者がこれを妬んで、「轅固は年寄りです」と中傷したので、結局帰郷させることとなた。その後、轅固が90歳あまりになったとき又召し出された。同じ時、薛の人である公孫弘も召し出されていたが、（いぶかしんで）轅固を横目で見た。轅固は「公孫先生、学問に従って言行をなさい、学問を曲げて、世間に阿おもねることの無いように」と言った。

（解説）轅固は、前漢の景帝から武帝にかけての儒学者。詩経の権威であり、清廉で率直ではあったが、歯に衣を着せない言動で景帝の母を怒らせるなどしたため、中央から長く遠ざけられていた。

使用例

僕は紅毛人たちの信ずるやうに自殺することを罪悪とは思つてゐない。仏陀は現に阿含経の中に彼の弟子の自殺を肯定してゐる。曲学阿世の徒はこの肯定にも「やむを得ない」場合の外はなどと言ふであらう。（芥川龍之介『或旧友へ送る手記』）
このワクチンを学術的にきちんと洞察もせずに扇動した人間は、断罪だよ
無能な学者をそろえて、もう御用学者とも言えない。曲学阿世の徒！(京都大学福島雅典名誉教授)

おや、もう少し福島節を味わいたい？いいでしょう。

科学と医学を徹底的に無視する、こんなことはあってはならない。
科学技術立国でしょう。科学と医学を無視して、医療を荒廃させて、無茶苦茶じゃないか！
バカ丸出しだよ！
科学的根拠が希薄なこの危険なワクチンは即刻中止！
この国は滅んでしまうよ！
一例一例丁寧にやりなさいよ！
人の命がかかってるんだから！
馬鹿者！