どうもです。先週の土曜日は、ギロッポンのクラブで開催された筋肉大会に行っていた占い師。
今週は、一般社団法人CIECが主催する「2017 PC conference」に出没すてきました。
場所は慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(通称SFC)。ちなみに直前まで、開催地を日吉キャンパスと勘違いすており、うっかり日吉に行くところだったボケ占い師です。
ちゃんと確認すたところ、湘南台の方でした。危ないですね。都内に複数キャンパスを持つ大学あるあるですね。
今回の小旅行の目的は(青山から湘南台は小旅行…)、UlletのCEO、西野博士の講義です。
あ、Ulletと西野博士についてはコチラ⬇︎から
本イベントも先週の筋肉イベント同様、Press扱いで無理やり入れてもらったズラ。わいわい。
うむ、最近増えてきたこの無理くりPressパターン。もう占い師じゃなくて、ニュースサイト運営者か記者を名乗ろうかな…ムフフ。
あ、ハイ、ニュースサイトと言っても、このような自由気ままな独りキュレーションサイトですが…
で、やんちゃ西野博士に会いに行こう〜くらいの軽い気持ちでお邪魔すたのですが、、、PCC、とてもちゃんとすた真面目なイベントだったようです。
目的のやんちゃ博士の講義はコレだっぺ〜。
(7)「企業をしらべれば人生が変わる」
会場:ι(イオタ)館11
西野 嘉之 産業能率大学客員教授,ユーレット株式会社 代表取締役CEO
世の中には,様々なビジネスが存在します。では,どんなビジネスがあるのか?を公開されている上場企業に関するデータを活用して,紐解いて行こうと思います。「なぜ,急にこんなに売上が伸びたのか?」「なぜ,赤字に陥ったのにV字回復できたのか?」「これから,どんな会社が伸びそうなのか?」といったことを,企業価値検索サービスUllet(ユーレット)<http://www.ullet.com>を実際に使って,「へー,そうだったんだ!」という体験を皆様と共に得たいと思います。簿記が分からなくても,会計に詳しくなくても会社の課題を把握し,未来の仮説を立て,その会社の将来性を検証するプロセスをご提案致します。実践形式の情報教育の1つの方法論,特にビッグデータの解析と解釈の手法の教育方法論に関心のある方に,ぜひ参加して頂ければと思います。
キーワード:ビッグデータ,企業価値,思考プロセス
皆さん、気が付かれますたか?
ええ、ええ、会場の ι(イオタ)って何やねんということに…(そこか)
慶應義塾大学SFCでは、各建物の名称が何だか斜め上をいっており、敷地内にある建物が全部こんな感じ(ギリシャ文字)なのです。
ちょっと気になって調べてみたところ、さすがWikipedia 、命名の由来が載ってました。
●研究棟は「KEIO」にちなんだκ(カッパ)棟、ε(イプシロン)棟、ι(イオタ)棟、ο(オミクロン)棟。
●「language」にちなんだλ(ラムダ)棟、「Theater」にちなんだΘ(シータ)館、「Digital Science Laboratory」にちなんだΔ(デルタ)館。
●クラブハウス棟(Φ棟、Ψ棟)の命名は少々強引で、東側が「ひがし」→「ひんがし」→「ふぃんがし」→「ふぃー(Φ)」、西側が「西」→「さい(Ψ)」。
これ、建物版キラキラネームじゃなかろうか。
そんでもって、建物の名前がこんだけ凝っているのに、正門前の坂がタロー坂ってのが占い師的には堪らないですね。
…本題に移ります。
この情報(データ)過多の時代に、わたすらはデータをどう扱って(整理・加工・分析)いったらいいのかをUlletを使った企業分析を通して学ぶ本講義、
みっちり2時間以上だったのですが、博士の話は本当にわかりやすくて、ボリューミーな情報もわたすの脳の収納棚に綺麗に納めることができました。ありがとうございます。本日、
データを削ぐ能力
というワードをしきりに言っていた博士。
何だか禅の精神を思わせますが(無駄なものを極力なくす)、
今や石油資源より情報資源が重要な時代。
情報も石油同様、精製(加工)すて純度を高め、使いやすくしたもん勝ちなのです。
あ、あと、博士、「無い袖は振れませんから…」って、ちょこちょこ言ってて頭に残りました。
やんちゃ博士は、Ulletを活用すた就職活動の指南を学生さん達にされておるそうなのですが、自分が受けようとすている会社、ええ、ええ、言い方を変えると、己の人生を捧げよう(預けよう?)とすている会社が、
「現金持ってるか、売上あるか、利益出てんのか?」
この辺ぶっちゃけどうなのか、把握すておくのは最低限のことだよね、振れる袖はあるのか、っていう…ええ、ええ、占い師は就活の時、企業の財務分析とか全然せずに感覚でふらふら受けてすまってますたが、
「無い袖は振れない。」
上記3つが無い会社は給与が安くて当然なのですよね(資金が潤沢なスタートアップ企業は別とすて)。イメージで会社を決めたら痛い目に合いますね。
そんでもって、Ulletでは無料で色々なデータが見られるのですが、今回、会場が沸いたのが企業比較ツール機能。
名前を検索すてエンターを押すと何でもでてきます。
例で出たグリー、ミクシィ、ヤフーの比較が以下です。
うむ…自分が他人とかとこうやってスペックを比べられたら嫌ですが、他人と他人の比較は楽しいですね。
売上高を見てください(上から2番目の赤いグラフ)。直近5年間で、グリーは売上が半減(1,500億円→750億円)、ミクシィは10倍⁉︎(200億円→2,000億円)、ヤフーは堅調な伸び(3,500億円→8,000億円)という。
キャーッって感じですね。同じITでも様々ですね。
あと、企業ごとの大株主も「大株主」というボタンを押すだけで一発で5年分確認できます。
⬇︎東芝の大株主データ。
これが何を意味するかというと、ええ、ええ、東芝に倒れられたら困る集団ということですね。ってゆうか、5年分時系列大株主調べるの、自分でやったら大変な作業です。
また!その企業が保有すている保有株も一発!
⬇︎楽天の保有株データ。
へぇ〜ブランジスタかぁ〜。などなど、何かと興味深いですね。
あと、上場企業全社の売上高などのランキングも瞬殺。
こういうランキングって、Google検索で「正確・最新」のものを探そうとすると、実は難儀だったりするんですが、Ulletなら安心安全新鮮です。
そして、今回の講義のメインは有価証券報告書、通称UFOの中にある「対処すべき課題」の解説と読み方だったのですが、
その年の「財務諸表」が示すのは、過去・結果である一方、
その年の「対処すべき課題」が示すのは、翌年の「財務諸表」につながる未来予測(と現在の状況)。
企業の本当の姿を知りたいならば、数字の羅列である「財務諸表」以上に、企業の色が出る文章の体裁で書かれた「対処すべき課題」を必ず読み込むべき!
という博士。
…なんか、高山樗牛の「文は人なり」を思い出しました。法人も「人」ですもんね。
コチラ⬇︎売上高27兆円、世界のトヨタの「対処すべき課題」です。
文章には全部出ます。占い師も下ネタと親父ギャグばっかり書いている場合ではないですね。
というわけで、便利ツールを知り、またまたUlletタイムが長くなってすまいそうな占い師です。
ご興味持たれた方はコチラから。宝の山って、こういう状態を言うんだな…
以上です。