どうもです。皆さんは、Ullet(ユーレット)というサイトをご存知でしたか。
ええ、ええ、Ulletとは、企業が公表している有価証券報告書を元に無料で企業価値を分析してくれるというステキングなWebサービスです。
このサイトで企業ネタを書く時に、Googleで企業について検索をしていると、
「気が付けば、Ullet」
という感じで、いつの間にかUlletの中を徘徊しており、占い師もちょくちょくお世話になっていたんだぁ〜。
で、ひょんなことからそのUlletを作った天才博士西野嘉之氏の内輪講演会の書記を頼まれ、
今日は「西野博士と企業評価・人生を語る読書会」に出没してきた占い師です。
ええ、ええ、希少価値高し。とてもラッキーでした。
先日の彗星パンスペルミア講演会同様、最前列の中でも最も演者に近い席を陣取り、前のめりで書記してました。
まずは、西野嘉之氏のプロフィールから…
西野嘉之
慶応義塾大学大学院博士課程理工学研究科修了
(博士号を飛び級で2年で取得)●第15回、第16回電気通信普及財団賞
(テレコムシステム技術学生賞)●2000 年度エリクソン・ヤング・サイエンティスト・アワード を受賞。04年にメディネットグローバルを設立。07年に上場企業約4000社の企業価値をワンクリックで分析できるWebサービス『Ullet(ユーレット)』を開発し、無料公開。
「博士号の飛び級」の時点で意味がわからないのですが、、天才なので何でもアリですね。
実は今、もうちょっと勉強せにゃーーと、決算書の読み方を学び中の占い師。
UlletのBS、PLの円グラフがめっちゃわかりやすいため、これが世界標準になったらいいのにと思ってます。こんなのです⬇︎。
<
p style=”text-align: center;”>電通の例
今日はBS、PLの前に「対処すべき課題」部分が大事!と叩き込まれ、へぇ〜と大変勉強になりました。
で、Ulletの活用方法についての解説以外にも興味深いお話がたくさんあったのですが、我がこの講演会で最もグッときたのは、止まらない日本のガラパゴス化についてでした。
事例として出ていたのは「Amazon go 」と日本の某大手コンビニとの比較。
「今より便利に」という命題でサービスを発展させる時…
日本の場合はレジの無人化に進む。
レジのバイトさんが一個一個商品のバーコードを読み取って、袋詰めしなくてもいいレジの開発をがんばっちゃうのです。
一方、
スーパーを買収したAmazonは、レジというものをそもそも亡きものとするサービスを開発中。
商品棚から商品を取って、それを持った状態で外に出れば勝手に決済が完了するようなもので、ピッみたいなものもない。カバンに商品を入れてお店から出ればそれでいいという。
世が世なら万引きですが、これ、消費者のストレスがほぼゼロなフローなのです。
日本は既得権というか既存の仕組みを捨てられない、それありきでサービスを進展させようとすることから、
ユーザーの便利さ < 関係会社とのお付き合い
になってしまい、思い切った変革ができない状況であるという。
ええ、ええ、どこの業界のことを思い浮かべても、あああ、そうね…というのがありますよね。
うむ、全部ぶっ壊したる~、みたいな「うつけ者」(西野博士はやんちゃな人と表現)が出てこないと、世界から取り残されてしまいますね。
そんなこんなで講演会は1時間半程だったのですが、新しい情報モリモリ、西野博士の軽快過ぎるトークであっと言う間でした。
オフレコ話も多く、ここに詳しく書けないのが無念ですが、、愉快なおっちゃん博士 西野氏の講演会情報が入った際にはぜひ生で一度聴講を!
ええ、ええ、目が覚めます。
こちら西野博士の著書です。
とにかく、仕事で行き詰まったら、
ユーザー(相手)にとって一番ありがたいことは何か…
を妄想するのがいいんだなと改めて感じた占い師でした。
以上です。
西野博士から直々に御コメントいただきますた。
先日講演させて頂いた記事を書いてくださっています。私の講演よりもはるかに臨場感のある文章です。講演している時に、「ここだけは、言わないといけない。」と頭の中で注意しているポイントは全て押さえられています。流石。
それ以外は、アドリブて喋っているもんですから(笑)
しかし、書籍の行間のオフレコですと申し上げた内容は一切書かれていません。素晴らしい。
ありがとうございます。
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