コロナワクチンで不正出血が起こる仕組みをガリ勉!(池澤孝夫医師)

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池澤孝夫@gomaki19531氏のツイートまとめです。論文より現場じゃ!今困っている人の治療じゃ!事件は現場で起こっているのです。

 

mRNAコロナワクチンで

不正出血はなぜ起こる?

 

以前、上がった生理が戻って来て喜んでいる3チンの姫君のことをご紹介しましたが、今回はまさにその【コロナワクチンによる不正出血の仕組み】をご紹介したいと思います。

 

あ、その不正出血の姫が気になる方はこちら↓がその記事です。

生理が復活した!若返ったのではなく不正出血の疑い

 

では、不正出血についてガリ勉していきましょう。後半の症例検討&参考ツイートが見ものです。

 


mRNAワクチンで不正出血はなぜ起こる?

その前に正常の月経が起こる仕組みを理解しておくと、その後の話がよく分かります。

月経が起こる仕組み

ユニチャ-ムのHPにやさしい月経の仕組みが書かれています。

「赤ちゃんができなかったとき、いらなくなった子宮内膜を排出するため」

ポイントは単に血液だけが出ているのではなく、不要になった子宮内膜が剥がれて排出される時に、一緒に血液が出てくるわけです。

「卵胞刺激ホルモン(FSH) は、黄体化ホルモン(LH)と協同して卵巣の卵胞へ作用し、成熟卵胞を形成し、卵胞からの卵胞ホルモンの分泌も増加して排卵が起こります」

卵子を育てるホルモン(FSH)の働きで、卵胞ホルモンが分泌され、子宮内膜も厚くなっていきます。

卵胞ホルモンが十分増えてきたことで、卵子が成熟したと判断され、排卵を促すホルモン(LH)が放出され、卵子を含んだ卵胞が破れて卵子が卵巣の外に出て、卵管の中に入っていきます。 妊娠をしようとしている時は、卵管内で精子と受精し、受精卵は1週間ほどで子宮内膜に運ばれます。

排卵が起こった後、卵巣には黄体が出来、そこから黄体ホルモンが分泌され、卵胞ホルモンによって厚くなった子宮内膜が受胎可能なように変化させてくれます。 妊娠しなければ、卵巣から出る二つのホルモンは急激に減少して、これが子宮内膜の剥離を促し、月経となっていくのです。

 

不正出血の種類

ワクチン接種後に不正性器出血があっても、他の疾患によるものでないかを鑑別する必要があります。 問診と、視診、膣鏡診。エコ-検査などであらかたの診断はつけることができます。 月経異常の場合はほとんどがホルモンバランスの崩れによるものです。

 

ワクチン接種後の月経異常の原因

①接種直後から起こった副反応による一時的な中枢性の月経異常

接種直後に起こる発熱などの副反応による身体的・肉体的ストレスが原因と考えられる月経異常で卵巣への直接的ダメ-ジはないと思われます。(E2の低値とFSHの低値またはLHの軽度上昇の所見が認められます)

②スパイクタンパク血症が起因する月経異常

mRNAワクチンが分解されずに残った細胞から発現されたスパイクタンパクが血中や間質に漏出し、卵巣の細胞の受容体にくっつくことによってエストロゲン産生が誘起されるか、エストゲン様の作用が加わって月経異常が起こります。 前者の場合は卵巣の細胞の質的な低下を招くか死滅して、大きなダメ-ジを与える恐れがあります。質的な低下は不妊症や流産の原因となります。中和抗体価が下がってきた時期に発症することが多いです。(前者ではE2の高値またはその既往とFSHの低値の所見が見られ、後者の場合はE2の低値とFSHは正常の所見が見られることが多いです)

③非HIV性免疫再構築症候群が起因する月経異常

mRNAワクチンが分解されずに残った細胞の表面に、スパイクタンパクが発現された卵巣の細胞が異物として認識され、自己免疫の攻撃を受けることによって、その細胞自身がエストロゲンを産生し、ホルモンのアンバランスが起こることにより月経異常が起こります。

攻撃を受けた細胞は死滅する可能性が高く、被害を受けた卵母細胞が多いと早発閉経のリスクとなります。ワクチン接種後免疫抑制時期からの免疫回復期や風邪を罹患、または新たなワクチン接種で免疫が一時的に高まった時などを契機に発症します。 ②による原因と同時に起こっている可能性があります。(E2の高値または既往とFSHの低値の所見が見られ②の前者の場合と区別がつきません)

④子宮内膜の異常剥離または子宮内膜の再生不全

mRNAワクチンが子宮内膜細胞または内膜を走行する血管の内皮細胞などに分解されずに残り、スパイクタンパク血症または非HIV性免疫再構築症候群の機序により発症したと考えられる月経異常。②または③の原因と合併する場合は重症の月経異常となるが、単独で起こった場合は月経周期の乱れが起こらないことで鑑別できます。

 

ワクチン接種後の月経異常時のエコ-所見の特徴

正常卵巣で見られる嚢胞がほとんど見られないのが最大の特徴。FSHによる卵胞刺激がないことで卵胞の成長が起こらないためと考えられます。別機序でエストロゲンが大量放出されるとFSHは急激に減少します。

 

ワクチン接種回数による月経異常の頻度の違い

1回目2回目接種後2カ月以内の不正出血患者は少なかったのですが、症状が軽度のため、患者がクリニックを訪れなかった可能性もあります。2回目接種後3~4カ月後の月経異常患者は圧倒的に多く、過多月経、異常な月経痛、大量出血が止まらないなど重症患者が多く見られました。ただし、症状か軽度または月経が遅れるような患者は受診しなかった可能性が高いです。

また、一度も婦人科を受診した経験がない中高生や羞恥心が強い人などは、症状が強くても我慢して様子を見た方も多いと推測されます。 3回目接種後5~6カ月に発症しやすい時間差ワクチン後遺症としての月経異常の初診患者は、非常に少なくなりました。不正性器出血を主訴とするよりも、無排卵によると思われる月経不順や月経痛が、以前より強くなったことを主訴とする患者が少数ですが目立ちます。 初診患者の増加だけでは接種者全体の中の月経異常の頻度はわかりません。 当院で継続的に来院している、ホルモン補充療法患者、LEPやOCなどいわゆるピルを処方している患者などの発生した不正出血や異常な消退出血の発生頻度から類推すると、2回目接種後には少なくとも性成熟期女性の5%に発症していたのではないかと推定されます。

 

ワクチン接種後の月経異常を起こした患者の予後

症状が軽度の場合は、従来のホルモン治療で対応でき、その多くは、現時点では再発していないと思われます。 しかし、子宮腺筋症や子宮筋腫を合併しているごく一部の患者では、半年以上たっても月経異常が続いています。④の原因が絡んでいる可能性が高いでしょう。卵巣への②や③を原因とする短期的なホルモンバランスの異常は長期にわたることはほとんどありませんが、卵巣内の細胞は死滅するか、質の低下を招いてしまったことは否めず、卵巣年齢は一気に進み早発閉経、不妊症や流産の増加が将来的に懸念されます。

 

補足 ワクチン接種後の月経異常の診断と治療

ワクチンによる月経異常は、2回目接種後3~4カ月後に多発しました。ワクチン接種歴と発症時期の時間差が最も重要になります。もちろん接種前に排卵障害などを起こす体質的要因が無いことも重要です。また、過去の一時的な月経異常歴の有無も問診で確かめておくことも欠かせません。他の時間差ワクチン後遺症による症状の有無を確かめれば、より精度は確かなものとなるでしょう。

そして、エコ-所見で嚢胞が見られなければ、ワクチンによる可能性が高くなります。 血液所見の読み方は、臨床経過やエコ-所見で総合的に判断します。 さらに、重症例であっても発症機序を考えれば、イベルメクチンを単独またはホルモン剤と併用して治療に当たれば、ほとんどの症例で治療に難渋することはありませんでした。 イベルメクチンが著効した事実は、スパイクタンパク血症による機序がメインであったことを示唆しています。 ただし、重症例や長期に月経異常が続く場合は、卵巣や子宮内膜に非HIV性免疫再構築症候群の機序や子宮内膜への影響による機序が複雑に絡み合っていた可能性もあります。 最近、非HIV性免疫再構築症候群タイプには高濃度グルタチオン&ビタミンC点滴療法に効果があることが分かってきたましたが、月経異常にこの方法を試した症例はありません。

 

症例検討①

月経がいつもより多く止まらないと訴え来院した20歳の女性。ワクチンが原因と疑われるも、先にホルモン剤単独で止血を試みたが完全に止血に至らず。21日間服用後の消退出血も多量。そこで、IVM12mg×2とホルモン剤併用で完全止血した。

ところが、今度はホルモン剤終了後の消退出血が起こらない。そこで血液検査をしたところ、FSH低値・E2異常高値でまるで妊娠初期の所見。もちろん妊娠はしていないし卵巣の腫大もない。この時点で、大量の内因性エストロゲンはワクチンによってもたらされたものと確信した。

とりあえず消退出血が開始するのを待ち、消退出血が開始すると同時にD1とD3にIVM12mgを投与したところ出血量は前2回より減少し7日間で完全止血した。その後2週間ごとにIVM12mgを投与続けたところ、自然周期の月経が再開した。

この症例は、ワクチン接種後の月経異常の中でも最も印象深い症例である。一方月経困難症でOC服用中に大量出血が起こった症例がある。ペラニンデポ-と中用量ピル及びIVMで止血はできたが、D-ダイマ-の上昇があり、抗血栓剤を使用するなどヒヤリとした症例もある。

すなわち、ワクチン接種後の異常出血に対し、血栓リスクを高めるホルモン剤は、ワクチンそのものにも血栓リスクがあるので、これまで以上に、慎重に投与しなければならない。この症例もIVMを使用することによって自然周期の月経が再開でき、経血量も正常に戻った。

 

症例検討②

14歳女性。初潮は2年前、以降今年の5月までは28~30日型で定期的に月経あり。今年3月1回のみmRNAワクチン接種。その3か月後に当たる6月より頻発月経があり9月1日より始まった月経が多く止まらないということで来院。頭痛も6月ごろから出現し徐々に強くなってきている。また週に半分くらいは下痢便。

この患者さんは14歳で性交経験もないため経腹エコ-しかできませんでしたので、子宮や卵巣の詳細な情報は得られません。しかし、少なくとも子宮新種や卵巣嚢腫などの器質的疾患はなさそうです。ホルモン異常による出血であることは間違いなさそうです。

ワクチン接種後3か月経過しての月経異常。これは「時間差ワクチン後遺症」を疑う大切なポイント。そこで月経異常以外の愁訴を詳しく問診する必要があります。「頭痛」「下痢」の症状がこの患者にはあり、しかも月経異常と同時期に発症しています。Sタンパクは、これらの症状の原因になることがあります。

以上より「時間差ワクチン後遺症」を念頭におき、血液検査をオーダ-しました。出血量は大量ではなく普段の月経程度でしたが、6月からの頻発月経のため貧血症状も認められました。IVM×2投与とフェジン1A静注、ホルモン剤による止血を併用すべきかはD-ダイマ-の数値を見てからでも遅くはありません。

後日、結果の一部が出ました。貧血はそれほどひどくはなかったです。FSHとLHはやや低値。E2は50以下でしたので「時間差ワクチン後遺症」によく見られる所見です。D-ダイマ-は陰性でした。IVM単独で止血しないようならホルモン剤の併用も検討しますが、単独でも止血するのではないかと思っています。

FSHとLHが極端な低値、E2が高値の場合でワクチンが原因の不正出血は「重症」のことが多いです。慢性的に経過するとFSHはやや高値になりますが、その場合は卵胞細胞がFSHに対し不応性になっていると判断します。40歳以上の場合は卵胞細胞の減少で生理的にFSHが上昇するので鑑別が必要です。

再診日。IVM12mgを一昨日と昨日2回服用して、9月1日から続いていた出血が、今朝から急速に止まりかけていると言います。下痢もIVM服用後から、すぐに無くなり、頭痛も軽減していました。問診だけでも「時間差ワクチン後遺症」はほぼ間違いないと考えましたが、IVMで改善の兆しが明らかに見えてきました。

したがって、原因は、たった1回の接種でもLNPが卵巣に集積して、卵巣の機能に影響を及ぼしたと言えるでしょう。「時間差ワクチン後遺症」のうち「スパイクタンパク血症」が原因になっているタイプはイベルメクチンが奏功します。放置すれば、卵巣内の原始卵胞細胞が破壊される恐れすらあります。

IVMで卵巣への影響を取り除き、かつ解毒を同時に開始しなければ、場合によって原始卵胞細胞がすべて破壊され早発閉経になってしまう可能性すらあります。仮にそうならないとしても、優秀な卵胞細胞が減少すれば妊孕性が著しく低下することになるでしょう。

すべての産婦人科医が、このような事実があることを真剣に受け止めて欲しい。月経異常や不正性器出血を診て、器質性疾患がなければ、ストレスとかによるホルモン異常と簡単に診断をつけて、お茶を濁すような診察はして欲しくない。何より「ワクチンは原因でない」などとは絶対言ってはならないのです。

 

症例検討③

「時間差ワクチン後遺症」の概念を考えたきっかけにもなった患者さんの例です。閉経後間もない子宮腺筋症の患者さんが、折角閉経して過多月経や月経痛から解放されたのにワクチン接種後数か月して、過去にないほどの過多月経と月経痛で来院しました。

ホルモン剤での止血も考えましたが、仮にそれで止血しても、またホルモン剤の投与が終了すれば、消退出血が起こって同じようなことが起こるだけです。だとしたらワクチンが関与したと考えIVMを試してみようと思いました。

たった12mgのイベルメクチンを2回投与しただけで、2日後には止血し痛みが無くなりました。腺筋症の大きさも過去最大の大きさになっていたのがイベルメクチン単独投与で縮小したのです。薬効が切れると再発しましたが、症状は軽く再度継続的に投与することで症状は消失しています。

イベルメクチンには様々な作用がありますが、スパイクタンパクがACE2受容体への結合を阻害する働きがあります。一方、LNPは卵巣に集積し数か月たっても滞留している可能性も指摘されています。

したがって中和抗体が低下してくることにより「スパイクタンパク血症」がおこり、スパイクタンパクが何らかの機序で残存卵胞細胞に作用してE2を生成させているとの仮説を立て対応しました。そして、スパイクタンパクの拮抗剤としてイベルメクチンを使用すれば止血するのではないかと推測できました。

 

症例参考(ツイート形態で)

午後10:38 ・ 2022年12月15日
不正出血患者の
問診の途中で患者がポツンと言った

この8月に子宮内胎児死亡で死産したと

週数は33週で体重は1800gあまり
外表奇形はなく
胎盤や臍帯には異常はなかったが
死産時の解剖は病院側から勧められなかったという

私はすぐコロナワクチン接種の有無を尋ねた

5月に入ると20週は過ぎていたので
一般的には薬で奇形は発生しにくい時期に入っている

妊娠中でもコロナワクチンは打ってもいいんですか?
妊娠中にコロナ感染すると重症化しやすのでコロナワクチンは接種しておく方がいいでしょう
担当医のその言葉を信じ
不安はあったが彼女は接種を受けた

しかし、待っていたのは悲しい現実
主治医は解剖もせずして原因不明と言い
昨年8月にも初期流産を経験していたので
「不育症」を疑い
大学病院を紹介してくれるらしい

ちょっと待って
その流産の数か月前にワクチンを接種しているのではないか
昨年は2回目接種後2か月以内に妊娠すると
初期流産した症例が多かった
スパイクタンパク血症型の時間差後遺症が
卵巣に影響を与え
黄体機能不全型の初期流産が起こるのだ

今回の子宮内胎児死亡の原因は
おそらく
ワクチンの成分が胎盤を通過して胎児に入り
血栓症をおこしたに違いないと考えている
コロナワクチンには血栓症のリスクが高いことはすでに明らかになっている
であれば
普通は死亡の原因は血栓症をまず疑うべきであり
解剖すれば簡単にわかるし
免疫染色をすれば
ワクチンが原因であったかどうかも解明できたはずだ
病院側が胎児の死亡原因を不明とし
あえて福証に結び付けようとしている行為は
知られてはいけない血栓症という原因を隠すために
あえて解剖を勧めなかったふしがある

私は地区の産婦人科医師会で何度もコロナワクチンの危険性を訴えた
特に
妊娠中の接種は
ワクチンの胎盤通過性が分からないことから
絶対接種すべきだはないとの意見を述べた
がしかし
病院の産婦人科部長は日本産科婦人科学会と同じ意見で私の意見に耳を貸そうとしなかった

ワクチン接種後間もなくして
脳の血管に血栓症が起こり子宮内胎児死亡が起こった症例報告を見たことを覚えている
このようなリスクの可能性を知らないのか
知っていて隠蔽工作をしようとしているのか
いずれにせよ
病院側はコロナワクチンの真実が明らかになれば
窮地に立たされよう
許せない事案だ

この患者の主訴である不正性器出血の原因も
妊娠中に接種したワクチンによる
時間差ワクチン後遺症であろう
妊娠中は免疫が低下する
8月の死産後、免疫は回復期に入る
5月の接種後から数えて半年は過ぎた
すべての条件がそろっている
私の考察は間違っているだろうか?

 

ワクチン後遺症としての月経異常の考え方

① 短期的な副反応が軽微であることが多い

②1回目接種後に不正出血や月経異常が発生した場合は「LNPの卵巣への集積」の可能性を考える

③2回接種後、3~4か月後に不正出血や月経異常が発生した場合は「LNPの卵巣への滞留」の可能性を考える

④問診での①~③の臨床経過、卵巣及び子宮内膜のエコ-所見、LH・FSH・E2・PRLなどの血液検査所見、その他の不定愁訴など総合的に判断して、ワクチンによる月経異常の診断の精度を上げる

⑤経過観察するか、治療としてホルモン剤単独・イベルメクチン単独・2剤併用のどれを選ぶかは個別に判断

⑥イベルメクチン単独有効、またはホルモン剤単独無効⇒2剤併用有効の場合は「治療的診断」として「ワクチン後遺症」の可能性が高くなる

⑦ワクチン接種後は血栓症が起こりやすい状態なのでホルモン剤の使用は普段以上に注意が必要

⑧スパイクタンパク抗体価が高い時期はイベルメクチンの効果が減弱したり、アレルギ-症状が出やすいことに注意が必要

⑨イベルメクチンの効果は2週間程度なので、投与3週目以降に症状が再発またはホルモン動態の異常が繰り返す場合に再度イベルメクチンを投与する。そして再度改善がみられる場合は「LNP滞留症候群」としての「ワクチン後遺症」の可能性が強く示唆される

⑩LNPが卵胞細胞と融合して直接E2を生成するか、スパイクタンパクそのものが卵胞細胞に働きかけてE2を生成するかなどの機序は不明だが、別機序で生成されたE2によって、下垂体から放出されるFSHやLHによる本来の排卵メカニズムが阻害されることが月経異常の本態との仮説を考えている

 

「時間差ワクチン後遺症」による月経異常に対するイベルメクチンの効果

①時間差ワクチン後遺症の病態として「スパイクタンパク血症」と「免疫再構築症候群」との2つの仮説を立てている

②前者の機序が考えられる場合には「イベルメクチン」が奏功するが、奏功しない場合は後者の機序を疑う

③時間差ワクチン後遺症としての月経異常が考えられる患者は、2回目接種後3~4か月経過した昨年10月から本年3月まで多かったが、3回目以降の接種後では少なくなった

④月経異常の原因としてホルモンン異常が大半を占め、エコ-所見や血液所見に特徴が見られた

⑤このような患者に「イベルメクチン」の単独投与で治療を試みたところ、多くの症例で改善が見られ、効果が切れると再発したが再投与で改善した

⑥以上の知見から中和抗体が減少する時期に、滞留したmRNAが放出するスパイクタンパクを競合的に阻害することで「スパイクタンパク血症」による卵巣への影響を阻止している可能性が示唆された

⑦ほとんどの症例では4か月以内に再発症状は見られなくなったが、依然として再発を長期にわたって繰り返す症例も残っている

⑧「免疫再構築症候群」によるものはスパイクタンパクを発現した細胞への攻撃が原因と考えられ、ワクチンによる免疫抑制効果が切れる時期に発症すると考えられる

⑨そのため「イベルメクチン」が効果を発揮しにくく、むしろ「高濃度グルタチオン&ビタミンC」が奏功する場合がある

 

最後に

これまで経験したワクチン接種後の月経異常や異常出血の症例の一部を紹介させていただいたが、他の産婦人科医の先生の参考になれば幸いです。なお3回目以降の接種では2回目接種の時のようなワクチン接種後の大量出血の症例は今のところ経験せず、少量ないし中等量の不正出血の症例ばかりです。

(文責 いけざわレディースクリニック 院長 池澤孝夫)

 

スペース情報

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池澤孝夫氏プロフィール(twitter)

小さなクリニックを開業してもう27年。来年古希を迎えよとしている産婦人科医です。 コロナワクチン後遺症外来で「BIG療法」を中心に治療を行っています 受診目的以外の当院への電話相談は一般診療の妨げとなりますのでお控えください。また受診を希望される方は、HPの問い合わせから接種歴や症状の経過をあらかじめお知らせください。
いけざわレディースクリニック
〒664-0858 兵庫県伊丹市西台1-2-11 C3ビル1F
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で、ここからは随時、新情報追記します。

 

 

 

以上です。

 

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