怪しい水は詐欺なのか?
どうもです。占い師いけのりです。早速、今回のご相談内容に参りましょう~
「この間、久々に実家に帰った時に知ったのですが、母がおかしな水に凝り出していました。何やら詐欺っぽいのでやめさせたいのですが、どう思いますか?」
ご相談者様のお母様は、御年65歳。
久しぶりに実家に帰省をすたところ、御神の御水的な怪しいペットボトルのダンボールが所狭しと並んでいた。
「水屋さん始めたんですか?」って程、たぁ~~くさん、たぁーくさん…。
「コ、コレいったいどうしちゃったの?」
と聞いたところ昔から付き合いのある知人のおばちゃんに強く勧められて
飲むようになり、今とってもその怪しい水に夢中であるという。
国内の某パワースポットから湧いてくるという霊験あらたかなその御水…
お母様は、心と体にいいからと飲んで!アンド持って行け!としつこく勧め、重たいからいいと断ったところ、後日、ご相談者様のもとに2箱(12本)送られてきたという…
「何かね、この水を飲むようになってからいいことがあるのよ」
と目をキラキラさせながらポットに神水、いや、怪しい水を注いでいた母がちょっと心配という。
ええ、それはなかなかに心配ですね。私も怪しいものにハマっていった友人・知人たくさん見ているのでそのお気持ち痛い程わかります(怪しいアンタに言われたくない)。
怪しい水のみならずお茶の話も
あ、何かちょっと記憶がよみがえってきました。
昔、石ちゃんのお客さんのご紹介で事務所にトコトコやって来た方の中に、お土産にと、ティーバック、ではなく(Tバックは冷え性になりますヨ)、
ティーバッグ数個をくださった方がいらっしゃいました。そのお方は、
「このお茶は人生が良くなっていく奇跡のお茶なんです!!」
とお目々を輝かせてました。
「こ~んなことや、あ~んなこともありまして~すごいお茶なんです!」
で、盛り上がっている姫君に対し、
「ほぉ~すばらすぃですね~」
と軽く相槌を打ったところ、そこからつかさずマルチネス的なお話が展開。
(マルチネスはサッカー選手)
すんばらすぃなどと言ってしまった手前、そのお話を聞かねばらならなくなり、言葉はよく選んで使わねばな…うぅなどと自らの軽口を反省した占い師です。
どうにかこうにか20分ほどでエイっとお話を中断して、事なきを得ましたが。
普段、心優しい皆さんからの差し入れで生活している占い師、(図々しいヨ!)
お茶は買わなくとも大体もらえる故、ゴメンナサイ、試供品だけ頂戴します。
(もうらえるものはもらうんですね)
目をキラキラさせているだけならいいのですが、押し売りはちょっと。
「あの…その開運茶もインチキ占い師のパワーストーンもあんまり変わらないような気がするのですが…」
あ、ハイ、ハッキリ言っちゃいますとこのお茶もうちのパワーストーンも外から見たらそんなに差はないでしょう。
でも占い師めは押し売りしないもーん。
作ってほしい!と言ってもらえたらご相談に乗らせていただきますが、、こちらから、作らせて!とは言わぬ。
相手が欲しいと思ってない状態での営業は逆効果。
相手に面倒に思われて、距離を置かれてしまう故、気を付けたいものですね。
怪しい水の話に戻ろうとするも…
で、何のお話でしたっけ。あ、怪しい水だ。
そうそう、水と言えばもう一個話が(また脱線ですか!?)。
我が両親は、北国秋田のめっちゃド田舎に生息しております。
秋田県ってだけで既に水道水の質は良さ気な予感がしますが、あの二人、自動車で片道2時間半以上もかけて県内某所の湧水処へもっといい水を求めて毎月水汲みに通ってます。
そのようなわけで水道水は普段から飲まず、占い師が普通に水道水を飲もうとするとですね、、、
「あッ、水はこっち!!」
と制止され、神の水を汲まれるという。
(おや、その水も神の水でしたか…)
水道の水でも、都会と比べたら全然キレイだと思いますが、そこまでこだわりはない自分。がしかし、
「あ、ありがとう~」
神の水をありがたくいただく愛娘であった。
超現実主義者・非スピリチュアル・アンチオカルティな母おふさ的には、これ飲むといいことあるとかじゃなく、健康の面から消毒されていない湧水を家族の体に注入したい。という思いがあったのでしょうが、それの上をいく超絶現実主義者な占い師的には、汲んだ水(湧き水)って寄生虫とか小さいゴミとか大丈夫なんかな〜と心配に。
エキノコックスなんぞに寄生されたら、潜伏期間がでら長い(15年ほど)故、発見される時には既に肝臓などが、半分以上食われていたりするんですよ。
何か怖い…大丈夫なんかな?
と思いながら生水を飲みました。
あ、エキノコックスとは主に北海道内で生息している怖い寄生虫の一種です。
昨年は愛知でも発見されておるため皆さん!生水には気を付けましょう。
(自分普通に飲んじゃってるじゃん)
怪しい水の話まとめ
で、何のお話でしたっけ。あ、水だ。
神の水と言っても値段を聞いたところ、2Lで500円、1000ml換算で250円。
極楽天時代、「水市場」という企画を担当していた占い師WEBディレクター、
「高級ブランド水の中に誰が買うねん!」
と思っておった激高額な御水がありました。
水のドンペリ、「シャテルドン」。
500mlで千円。1000ml換算2千円…
(※定価ですので、実際は少し安い)
ど、どうですか。それに比べると何だかこの神の水は、良心的なようにも思えてしまいます。
ねえ、1本500円くらいでお母さんが何やら幸せそうなら別にその神の水、悪くはないのではと思う。
がしかし、500円の御水で済めば、、のお話です。
もしかしたら、神の水は敷居低めの入り口で、そこから壺とか仏壇とか祈祷とかに広がっていったり、お値段の方も数十万円、百万円などに膨れ上がっていき、気が付いた時には預金吸い取られてスッテンテンなんて危険性もないわけではない。
というわけでですね、ぜひぜひ一度怪しい水を勧めてきたおばちゃまを青山にお連れくださいませい。
占い師めが神水のおばちゃま霊視します(霊視なんてできたんですね!)。
えッ?親切そうなことを言っといてそのおばちゃんをうまく丸め込んで石の代理店にしようとしてるって?
まあ、それは話の流れでどうなるかわかりませぬが(否定しない人)
…水を売れる人は石も売れそうな予感…
怪しい水からの被害を防ぐために
人間界には人間の皮を被った魑魅魍魎があちこち跋扈しております。
なるべく怪しい者とは関わらないようにして生きていきたいですね…。
(そういう自分が一番怪しい?)
「君子危うきに近寄らず…」
そんな中、ご相談者様にオススメの本はコチラのご本となっております。
「水に“ありがとう”と言うと美しい結晶ができる」
と信じている方がもしいたら、、ぜひぜひ。ええ、覚醒します。
以上です。