「白の闇」という本をお勧めされ、読んでみました。
突然盲目になる感染症が現れ、物凄い勢いで拡がっていきます。人権を無視して施設に隔離された盲目の患者たちの様子を描く、恐ろしか小説です。
白の闇
闇と言うのは黒だと思うのですが、盲目になった人の視界は牛乳のように真っ白だという。
ハラハラしながら読み進めたのですが、100ページくらいまでいったところで、
「もう無理、夢に出てくる。我、夢の中はお花畑希望」
ということで、泣く泣く読書を中断しました。面白かったのですが。描写に勝てなかった…
ええ、ええ、それぐらいエグい、汚い(不衛生な施設、醜い人間性の描写)。
ちなみに、「蟹工船」も似たような感じで最後まで読めなかった人です。
どんだけ不衛生不条理な描写に弱いんだという感じですが…
そういうのが大丈夫〜、作り物だしぃ〜という方は、ぜひ読んでみてください。
若干ネタバレしますが、Amazonからの作品紹介とレビューです。
作品紹介
突然の失明が巻き起こす未曾有の事態。「ミルク色の海」が感染し、善意と悪意の狭間で人間の価値が試される。
ノーベル賞作家が「真に恐ろしい暴力的な状況」に挑み、世界を震撼させた傑作。
あ、映画化もされていました。ええ、ええ、怖くて見られませんが。
映画『ブラインドネス』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?
映画『ブラインドネス』の概要:ある日突然、失明する原因不明の感染病が流行。隔離施設に収容された盲目者達は、それぞれに代表者を立てて、不衛生な施設で生活を続けるも、高圧的な支配者が現れたことで人の醜さが顕わになる。人間の本質を描いた作品。
以上です。
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