どうもです。今日は恋愛工学でお馴染みの藤沢数希氏の新刊、面白過ぎてスラスラ・スタスタッと読み進めてすまった、
「損する結婚 儲かる離婚」の読書感想文です。
でもでもぉ〜↑帯が怖いよぉ〜。
内容紹介はこちら
結婚の「損得勘定」 知らなかったら地獄を見ます。
「恋」だの「愛」だのといったキレイゴトに騙されるな!
結婚相手選びは株式投資と同じ。夫婦は食うか食われるかの関係にある。
そんな男女の「損得勘定」と、適切な結婚相手の選び方を具体的なケースを元に解き明かす。
賛否両論あると思いますが、
『結婚 (そして潜在的に将来の離婚 )という法的契約は 、ひとつの金融商品の取引である』
とし、次々とそして淡々と展開される理論…
き、嫌いじゃない…(だからスラスラ読めたんですね)
結婚は自身の(そして生まれてくる子供の)一生を左右するイベントごと。
例えると、手持ちの資金を全額投入すて一つの銘柄の株を買うようなものです。
上がる、もすくは中長期で安定的な配当が見込めると踏んで…(その言い方)
で、その金融商品の名は「所得連動型債券」。
何だか、商品名を聞いただけでワクワクすてきますね。
ちなみに、我が最もトキめいたのは、第4章。ちょっくら、もくじをご紹介すますね。
第4章 結婚相手の選び方は株式投資と同じ
結婚相手の選び方は株式投資と同じ結婚はゼロサムゲ ーム /ストックよりもフロ ー /スポ ーツ選手もボンボンも美味しくない /安定した将来キャッシュフロ ーが重要 /優良銘柄は大企業の正社員 、弁護士 、医師 /起業家はハイリスク ・ハイリタ ーン /いいところのお嬢さんは危険 /飛び抜けたボンボンならコンピ地獄も /やむにやまれず結婚するならボ ーナス支給後 /離婚することを決意したらすぐに別居 /貧乏な男と結婚するメリットはゼロではなくマイナス /結婚詐欺師は本当に結婚したほうが儲かる /子供がいるなら専業主婦も可 /金持ちの男の愛人という選択肢 /愛人でも報われるための損益分岐点 /未婚で子供を産むためのル ールオブサム /事実婚に関するいくつかの反論
コンピって、あの有名アーティストが集まってCD作るやつじゃないですよ。婚姻費用のことをトレンディに言うとコンピと言うそうです。
あと、第5章もオモロー。
第5章 時代遅れの法律と社会規範
男は自分の子供が本当に自分の子供かわからない /妻の浮気でできた子供であっても夫は養育費を支払う /いまどき婚前交渉しない人はいない /婚姻届に判を押すのは借金の連帯保証人になるより怖い /ビジネスマンにとって妻の内助の功なんてない /政治の仕事をすればいい欧州と性道徳まで問われる日本 /世界の中で異常に低い日本の婚外子比率 /所得が上がると女性は結婚しない /少子化の原因は結婚という金融商品の欠陥
…一説によると、世のお父さん逹は2〜3%の割合で、実は自分の子供ではない子供を育てている可能性があるそうです。
その確率、ナンボ何でも高橋克典と思うのですが、、姫君の皆さんいかがでしょうか。(いかがでしょうかって言われても)
また、「いまどき婚前交渉しない人はいない」とありますが、、、本書によるといまどきの20代の40%が貞淑な童だそうで、
素人の貞淑な童(風俗ではしたことがあるが一般の姫とはしたことがない殿方のこと)を入れると、その率は70%にまで膨れ上がるそうです。
(えッ?貞淑な童って何かって?淑なを消して後ろから読んでみてください。)
こっちの方が問題カモ鴨長明。
何やら童問題を語り出すと、話が大幅に脱線しそうですね。この件については今度別途書き起こしましょう。
ちなみに離婚相談も多く受ける占い師的には、第2章も大変興味深かった…
第2章 離婚裁判の実際
長いほど妻に都合がいい離婚裁判/1年間書面で罵り合う/裁判官が和解話を持ちかける理由/じつは話し合いや調停より楽な裁判/尋問は役者の才能が問われる/いよいよ判決の日/裁判所で認められる5つの離婚原因/有責主義から破綻主義へ
何と言うか、、読んでいる間、色々な人の顔が思い浮かびました。
あ、あのお方のケース!このお方のケース!あちらのお方のケース!みたいな。(皆さん!コレ読んでくれてますか!?)
一度は、一生一緒を誓い合ったふたり。
喧嘩しないでちょうどいい落とし所に落ち着けたらいいのですが、
欲やら憎しみやらが先立って、そうもいかないんですよね。
興味のある方は一度ぜひ。
以上です。