名著「偉人たちのあんまりな死に方」について綴ります。
どうもです。
iPadにはKindleが入っていて、電子書籍読み放題なのですが、昭和な自分はやはり「紙の文庫本」が好きなんですね。
まあ、そんな話はいいとして、最近、レジ待ちとかちょっとした時間にカバンからひょいと取り出して読んでいるのが、この紙本です(しかも2周目)。
偉人たちのあんまりな死に方
(ジョージア・ブラッグ)
内容紹介(amazon)
まさか、こんなにひどい最期だったとは!体液を抜かれ、蒸し風呂に入れられて死んでいったベートーヴェン。水治療と称して、凍るような冷水を浴びせられたダーウィン。医学が未発達な時代には、病気の症状自体よりもはるかに苛酷で、奇想天外な医療が施されていた。現代医学に感謝したくなる、驚きいっぱいの異色偉人伝!
目次
ツタンカーメン―ミイラになって輪切りにされた少年王
ユリウス・カエサル―二三人からめった刺しにされた英雄
クレオパトラ―自らに毒針を突きたてた女王
クリストファー・コロンブス―汚れと痛みでぼろぼろになった船乗り
ヘンリー八世―太って腐って破裂した王様
エリザベス一世―死ぬことを意地でも拒みつづけた処女王
ポカホンタス―見世物にされて捨てられた姫
ガリレオ・ガリレイ―あらゆる病気に冒された大科学者
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト―死の床で死者の曲を書いた音楽家
マリー・アントワネット―首と胴が切りはなされた王妃〔ほか〕
うむ、紹介文の「医学が未発達な時代には、病気の症状自体よりもはるかに苛酷で、奇想天外な医療が施されていた。」に、昔の自分なら納得していましたが、
「現代医学に感謝したくなる」この辺はもう、半々だな…という感じがします。
ちなみにオススメは、ヘンリー8世とコロンブス、あああ、あとジョージ・ワシントンです。
ジョージ・ワシントンの死に方を知ってから、現代医学もわからんな…と数年前に思ったんでした。
というか、なんつー本を紹介するんですか、と思うでしょう。
がしかし、「メメントモリ」精神な自分的には、かなり興味深い内容でですね、1mmでも気になったら、ぜひぜひ読んでもらいたい御本ですね。
あ、「メメントモリ」はラテン語で「死を忘れるな」などと訳されます。
我的には「死はすぐそこに」「いつ死ぬかなぞわからん」的なカジュアルな感じにとらえてます。
ええ、ええ、書き方が軽すぎるので、ちゃんとメメントモリの意味を把握したい方は、この辺から…
まあでも、いつ死んでもいいようにして、今を生きたいものですね。
以上です。
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