人間界に紛れてしまったナマケモノが、偶然手にしてしまった「禅林句集」(柴山全慶) を紐解きます。たった一言が人生をガラリと変えたりするものです。誰かに何かいいことがありますように。
禅林句集とは
どうもです。田舎の茶人、母おふさから謎の本をもらいました。
「訓註 禅林句集 柴山全慶」
禅語の秀句約3500句を集めた語彙集
禅の修行者,また在俗の信者によっても愛読された各種の禅宗語録に見える言葉=禅語の語彙集である禅林句集は,室町期から次々と編まれ,心の指針を与えてくれる金句集として,禅僧には禅語に習熟するための手引きとして読まれてきた書物です。
ギリ、Amazonにもありました。
ポケットサイズの禅に関する用語集…パラパラとめくってみたところ、、、、なんだか勉強になりそう!というか、言葉遣いが”おしゃれ”です。
心の指針を与えてくれる金句集っていいですね。
今、まさに求められている。シンプルなゴールデンフレーズが。
というわけで、勉強のメモがてらサイトに残していこうと思います。
読者の皆様一緒にぜひ。
ちなみに、「ぜんりんくしゅう」を変換したら、「全リンク集」となってしまいましたが、さすが最近のPCは優秀~、今はちゃんと「禅林句集」と最初に変換されます。
本日は、序文を味わっていきたいと思います。
言語は思想を盛る器である。
謂うに歴史の推移は思想生活の推移であり、思想生活の変遷は、言語表現に歴史を織り成して行く、言語が歴史の流れと共に変化を余儀なくさるる経緯である。(略)
…うむその通りですね。これ昭和27年に書かれたものなのですが、最近、というかいつの頃からかずっとなんですけど、文字って大事だなと思うことが多々あり。
ホモサピがここまで発展したのは、文字の使用によるものですし、LINEやらメールやらでやり取りしている中でも、人間界における文章力・読解力の必要性、さらには、単なる記号(テキスト)から、色々な感情を引き出して味わえる幸せが不思議だなどと思っていたんですよね。
というわけで、次回から粛々と「禅林句集」から、これはこれは…という禅語をご紹介していきます。
以上です。
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