「こ、これは…」
「これは、これは…」
「行かねばならんだろう。」
(ただのミーハー)
というわけで、早速映画「三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜」に行ってきました。
時代的には、ちょうど我の母おふさがこの時代の女子大生。
卒論テーマは三島由紀夫氏の思想についてにしようと、氏の書物全部読んでいたそうです。三島オタクだ。
ちなみに三島由紀夫氏、今周辺でブームでですね、ハマっている令和の三島由紀夫的な君から、めっちゃ細かい感想文(というか小説への赤ペンによる執念を感じる書き込み)が送られてくる…
あ、ハイ、自身は読んでませんが、その感想文を読んで『豊饒の海』読破した気になってます。
三島由紀夫、本名、平岡 公威(ひらおか きみたけ)。
ちなみに、私が三島氏、いいなと思ったのは、↑のおっちゃんから聞いたある逸話からです。
かれこれ50年前…催し物で国立の一橋大学へ講演にやって来た三島氏。
突然、持っていた日本刀を勢いよく鞘から出し、演台に垂直に突き刺してクールに一言、
「意見あるやつ、死ぬ気で来い」
当時、若造でペーペーだったおっちゃんは、
「きゃあ怖い。僕ちん全く死ぬ気ない」
とひたすら沈黙を貫き通し、事なきをえたそうです。
かっこいいわ~やってみたい。
「意見あるやつ、死ぬ気で来い」
ええ、ええ、後で一言カレンダーに使おう。
で、映画に話を戻して、、ネタばれ苦手なので多くは語りませんが、伝説の人の伝説の日の映像、刺激を受けると思うので、1mmでも興味あればぜひ見に行ってみてください。
我は相手方の東大の全共闘の人が言ってること、1割くらいしか理解できませんでしたが…
理解しようと務めるも、気が付くと脳内の外に思考が向かってしまうという(集中力欠如?)。
よくわからん学生さんに向かう三島由紀夫氏は、余裕と自信からくるものなのか、包容力があって本当にカッコよかったです。
あ、あと、今回、前から二列目にスクリーンに向かって、デカイ声で独り言いっているおっちゃんがいたり、映画終わって外に出たら、右と左のおっちゃんたちが本気で喧嘩してたり、色々ドラマがありました…(ってゆうか、怖かったです)