本 |「美しき免疫の力-人体の動的システムを解き明かす」(ダニエル・M.デイヴィス)

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今年に入って火が付いてしまった医学系読書熱…

がん遺伝子ときて、次は何にいこうか…と思いながら、熱帯雨林をウロウロしていたところ、原住民の方からひょっこりレコメンドがありました。

 

「美しき免疫の力-人体の動的システムを解き明かす」

(ダニエル・M.デイヴィス)

 

Amazon、見事過ぎる推薦…

なんでこんなバッチリな物をオススメできるんでしょうか。かなり優秀なストーカーです。

しかも今、コロナウイルスの新型肺炎流行ってますしね、免疫について知るのは大事ですね。というわけで、早速購入して読んでみました。

 

さて、「免疫」と聞いて、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか。

外から体内に入ってきた異物をやっつけてくれる体内のディフェンス部隊?

ええ、ええ、そんなイメージですよね。がしかーし、「異物」としてしまうとですね、食べ物だって異物です。

となるとこの表現はちょっとあまりいい感じではないですね。

えッ?ウイルスとか細菌とか、病原体から我々のカラダを守ってくれているありがたい存在?

それは良さそうですね。

がしかーし、がん細胞など元々体内にあった異物ではない物体に対しても免疫は働きます。

不思議だ…どうやって見分けてより分けているんでしょうか。

また、健康のために免疫力アップとかよく言いますが、免疫力がアップしてしまうと困ったことにもなるのです。

訳者さんのあとがきをそのままコピペさせてください(手抜き)。

 

高齢になると免疫機能が低下すると言われているが 、それはなぜか 。体を守るはずの免疫システムが体を攻撃することで生じる自己免疫疾患が増えている 。なぜそんなことが起きるのか 。。(訳者 あとがき)

 

ええ、ええ、かの花粉症も自己免疫疾患のひとつです。

免疫が働き過ぎて自分の体を攻撃してしまうという。故にアップし過ぎもアカンのですね。

で、本書はそんな謎だらけの免疫に関する研究の歴史&現時点でわかっている作用をドラマ的にまとめたものです。

わかってないこともたくさんあり(アーンド文系頭では全然理解できない部分も!?)、モヤモヤする部分もありますが、いや、ほんと面白かったので、話のネタにぜひ。

 

内容紹介

人体はこんなにも賢い!

ワクチンから癌治療まで、私たちは免疫作用を生かした医療に馴染みが深いが、そのしくみについては謎が多かった。それが近年、飛躍的に研究が進み、驚くほど精密でダイナミックな免疫システムのメカニズムが明らかになってきた。免疫細胞は互いにコミュニケーションをとりながら、人体に有害な異物のみを選んで攻撃していたのだ! 免疫学の最新の知見を紹介する、スリリングな一冊。

私たちの体は、どのように病気と闘っているのだろうか?近年の科学の飛躍的な進展により、その根本的な仕組みがわかってきた。多彩な細胞や分子がネットワークを作り、互いに連携をとりながら、人体にとって有害な病原体のみを効率よく攻撃していたのだ!本書では、免疫学に革命をもたらした大発見をたどりながら、驚くほど精密で、ダイナミックな免疫システムの全体像に迫る。また、ストレスや加齢と免疫の相互作用や、がんの免疫療法など、私たちの健康に関わる最新の知見を紹介する。いま最もホットな研究分野である免疫学の最前線がわかる、待望の一冊!

 

もくじ

第Ⅰ部 免疫学の革命はこうして起きた
 第1章 免疫学の小さなほころび──自然免疫の発見
 第2章 獲得免疫の始動の仕組み──樹状細胞の発見
 第3章 免疫細胞のコミュニケーション──サイトカインの発見
 第4章 免疫システムの暴走──超大型新薬の登場

第Ⅱ部 内なる宇宙に挑む
 第5章 揺れ動く免疫システム──熱・ストレス・リラックス法の影響
 第6章 免疫システムと時間の流れ──体内時計と加齢の影響
 第7章 免疫システムの番人──制御性T細胞の発見
 第8章 未来の薬──がん免疫療法の開発

 

あ、「はたらく細胞」を見てると、面白さがさらにマシマシになります。

ちなみに私は白血球さんが好き…

 

以上です。

 

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