ジェネレーションウェルス

映画 | 「ジェネレーションウェルス」資本主義・自己中心主義・拝金主義に溺れる人間たち…

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どうもです。

またまた、Amazon配信の無料番組で、めっちゃおもろいものを発見しました。

お金の話が面白いのは、それが我々が生きている時代と切っても切れない関係で、「汚い」部分を超超浮き彫りにするからでしょうか。

「金目」系の社会問題モノが好きな人には、たまらない作品だと思います。

 

ジェネレーション・ウェルス

ジェネレーションウェルス

アメリカ帝国の末端から送られたローレン・グリーンフィールドの“絵はがき”が、物質第一で見た目にとらわれた文化を描写。本作は同時に、個人的な旅で歴史的エッセイでもあり、世界規模で揺れる経済、崩壊したアメリカンドリームと、資本主義・自己中心主義・拝金主義に溺れる人間たちを描いている。

 

写真家のローレン・グリーンフィールド氏が20年に渡り撮影してきた写真を通じて、「歪みまくっている拝金主義のアメリカン・ドリーム」の実状を描くドキュメンタリー映画です。

生々しいところだいぶカットされているのに十分、生々しい…

ちょっと写真集の中からその写真をご紹介しましょう。

Jackie and friends with Versace
handbags at a private opening at
the Versace store, Beverly Hills,
California, 2007.
Xue Qiwen, 43, in her Shanghai apartment, decorated with furniture from her favorite brand, Versace, 2005.

Crenshaw High School girls
selected by a magazine to receive
“Oscar treatment” for a prom photo
shoot take a limo to the event
with their dates, Culver City,
California, 2001.

金かピンクかって感じですね。

うむ。お金って、やはりそこそこでいいですね。

我はそんなに一生懸命勉強したわけではないのですが、大学ではマーケティングのブランド論を学び、

社会人になってからも、消費者にどうやってモノ(コト)を買ってもらうかにエブリデー、すべてを注ぐ感じだったので、

「商品」「消費」に対してかなり冷めています。

 

あ、買わせようとしてる…的な。

 

ええ、ええ、向こう側の人はとにかく相手に消費させよう!買ってもらおう!と必死です。

そのために、心理学とか駆使して夢を見させ、勘違いさせて、ブランド作り…

そこに乗せられたくないわ~ 

…バレンタインがいい例ですね。

慣例的にチョコ買って配って…っておもしろいな~という感じです。

ええ、ええ、チョコ美味しいですし、そこに「喜び」があるから続いている部分もあるのかもしれませんが。

「バレンタイン やめてほしい」の検索結果

 

ええ、ええ、乗せられずにいいと思ったモノ(コト)を購入して体験するのがいいですね。

ブランド品とか、良質なのはわかりますが、やっぱり値段は法外だと思います。

 

あと、女性が美容にお金をかけるのはなぜなのか?という興味深い問いも…

一つの答えは、「この世が男社会だから…」。

まあ、確かに美人できれいな方が得だ…

 

最後の方、写真家(監督でもある)自身の問題に小さくまとまってしまったところが、おやおやそうなのね…という感じでしたが、見応えありました。

写真集の説明ページはコチラ(英語)

 

 

Amazonビデオで無料です。ぜひ。

ジェネレーション・ウェルス(字幕版)

 

以上です。