どうもです。
Amazon配信の無料番組で、めっちゃおもろいものを発見しました。
経済・金融系をはじめとした「金目」系の社会問題モノが好きな人には、たまらないと思います。
ジャイアント・ビースト
~グローバル経済の謎を解き明かせ~(字幕版)
本ドキュメンタリーシリーズでは、アダム・マッケイの「マネー・ショート」シリーズで見られたスマートかつスタイリッシュな語り口で、一風変わった魅力あふれる切り口からグローバル経済を解き明かしていく。ホスト役を務めるカル・ペンはセレブな友人たちの協力を得て、各エピソードで視聴者の興味をかき立てる疑問に答えていく。例えば、“資金洗浄とはどうやるのか?”“ゴムの消える未来にどう備えるのか?”そして、“イヤな奴のほうがリッチになれるのか?”などだ。
上の説明にある「マネー・ショート」は、2008年の金融危機でみんなメタメタにやられて死にそうな中、早めに異変に気が付いていた天才トレーダー達が4000億円ボロ儲けするという、実話に基づいた金目映画なのですが、これもおもしろかった…
ええ、ええ、物好きなので映画館まで見に行きました。
小学校の時にハマった「ナニワ金融道」、「ミナミの帝王」をはじめ、お金の話の方が恋愛ものより自然に見られてしまう自分です。カネカネしいですね。
ちなみに案内役のカル・ペン氏は異色の経歴の持ち主です。俳優を休業しホワイトハウスに勤めてたという…気になった方はコチラで。
で、本作の内容をそのままAmazonのページから失敬しますと、以下の通りです。
1. マネーロンダリングの手引き
スーツケースいっぱいの“汚れたお金”をどう洗浄するか?答えを求め、カル・ペンは100万ドルを手に世界を旅する。カルは元捜査関係者や犯罪歴のある人たちに会い、世界に通ずる地下組織のマネーロンダリングのシステムについて段階的に学んでいく。
2. 金持ちはイヤな奴?イヤな奴だから金持ちになる?
大金を得ると、もっとお金を増やすために他人を蹴落とそうとするのは一体なせだろう?“金持ち”と“イヤな奴”に関係性はあるのか?ビジネスでの成功とサイコパスであることの関係性は?カル・ペンが、“言い訳なし”の上位1%の大金持ちたちに出会う。そして、国民が優位に立てるように金融ゲームのルールを変えた国にたどり着く。
3. ゴムのお話
飛行機が飛べなかったら、いや、もっと詳しく言えば、着陸できなくなったらどうなるだろう?トラックが食料を運べなくなったら?これはくだらないSFの筋書きではない。ゴムがなかったら、我々の知る経済は存在し得なくなる。カル・ペンは、ゴムのたどる道を追っていく。ゴムは木から生み出され、タイヤとなったり、カルのペ…いや…ペンシルに行き着いたりする。そしてカルは、人類を危険に陥れる、自由市場経済の根本的な落とし穴を見つけ出す。
4. 人工知能(AI)が作る未来。人類は生きてその恩恵を享受できるのか?
人工知能(AI)のインターフェースに触れたカル・ペンは、尻の毛もよだつようなAIの一面を知る。AIが“自力で”世界経済を次なる産業革命に導く方法を学習中であるというのだ。あなたの仕事がロボットに奪われており、さらには本エピソードのあらすじを書いているのもロボットだったとしたら、あなたはそれに気づけるだろうか?驚きの答えがあなたを待っている。
5. 偽物が経済を脅かす(そして発展もさせる)
あなたの100ドル札が偽札だとしたら、休日を楽しむどころではない。偽札は、国の経済さえ破綻させるということをご存じだろうか。 カル・ペンが、偽物やコピー品、テロリズムの脅威にまで立ち向かい業界を守る人たちに会い話を聞く。同時に彼は、クリエイターと偽造者の関係が経済を発展させている可能性も知る。
6. 死のお話
我々の行き着く先は“死”であり、それこそが金のなる木だ。カル・ペンは、死にまつわる経済に飛び込み、人間の命の本当の価値を学んでいく。ヒットマンに判事、葬儀業者やサッカーファンらがカルの興味津々な質問に答えていく。“棺はいくらするのか?”“死んだ時にお金をもらうには、どんなセックスをすればいいのか?”そして“死後の世界では、おいしいタコスはどこで買えるか?”などだ。
7. お金って紙くず?
ここに、長年にわたって存在する疑問がある。お金とは実際、何だろうか?ホスト役のカル・ペンは、現代の物々交換システムや金本位制の政治的側面、“言った者勝ち”である不換紙幣制度について紹介していく。さらには複雑な仮想通貨のシステムを解き明かし、強者に食われることなく経済の終末を生き延びる術を模索していく。
8. 世界の汚職ツアー
高級ハンドバッグを好む趣味や倒壊した橋、そしてハリウッドのレッドカーペットは、混迷する経済にどう関係するのだろうか?カル・ペンはその答えを見つけるべく、賄賂とゆすり、コネと横領の隠れた実態を明かしていく。またカルは、すべてを懸けて汚職を撲滅しようとする勇敢な人物とも出会い、汚職のない社会を目指す国でトイレ洗浄が必須な理由も解明する。
どうですか、めっちゃおもしろそうじゃないですか。
特に「2. 金持ちはイヤな奴?イヤな奴だから金持ちになる?」とか、普段からよく考えているテーマです。
これは周辺を見回すと、性格がかなり芳ばしく穢れておる人も、最高に素敵でなんでもこちらが真似をしたくなっていまうような人もいて、なんとも言えないのですが、
閃きと反射神経と神経の太さが普通じゃないことは確かですね。
あと、考え方がデカいとかでしょうか。
お金持ちのなり方もひとそれぞれですからね、イヤな奴かそうでないかの二元論で語るのは無理がちょっとありますね。
それにしても、本作は字幕版なのですが悲しいかな所々しか聴き取れない…
ええ、ええ、いつかフルで聴き取れるようになる日が、、、来るのでしょうか。
Amazonビデオで無料です。
ジャイアント・ビースト ~グローバル経済の謎を解き明かせ~(字幕版)
以上です。