書籍 | 「オネエ産婦人科」(豪田トモ)人間って、何か一つはモヤモヤを抱えて生きているものですね。

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どうもです。出版のプロの中のプロにオススメいただき、とある小説を読みました。

ええ、ええ、普段は全然小説を読まない気質なのですが、ハマるとハマる。

おもしろくって速読でした。とっても心が洗われる本でした。

こちらです。

オネエ産婦人科

 

あらすじなどは、後程Amazonからコピペするとして(相変わらず手抜きだね)、自身思ったことを綴っていきますと、なにかと今風で楽しい本でした。セリフが多いので、漫画のように読めます。

ええ、ええ、帯からもわかるように、もっちのロン毛で楽しいだけではないのですが、楽しさは大事ですよね。

「オネエ」産婦人科だけに、働いているのはほぼLGBTの面々。あ、ついでですので、ここでLGBTについて復習しておきましょう。

 

L:レズ

G::ゲイ

B:バイセクシャル

T:トランスジェンダー

 

Are you OK?

ええ、ええ、旬なワードなので覚えておきたいですね。

レタス・ガーリック・ベーコン・トマトではないので、要注意です。

って、いつもおやじギャグ炸裂な自分ですが、本作品の重要登場人物の院長先生(60歳・マッチョなゲイ)も、ずっとおやじギャグを言っててですね、私とあいそうな感じでした。

 

院長お気に入りの死語リスト(よろしこなど)

 

死語を「ゾンビ語」として世に蘇らせるのが趣味の自分としては、こういう小技はたまらないですね。

欲を言えば「あったりまえだのクラッカー」がほしいところでした。

あ、ゾンビ語・造語満載の「いけのり用語辞典」はこちらです。ええ、ええ、毎日が楽しくなる寒いワードがきっと見つかります。(夏の温度調節にも)

ちなみに、私が普段使いまくっているのは、

 

・ウレピー(本名のりこだけにのりピー語)

・ヨロピク

・OK浴場

・大丈夫ィ〜

・ナウいですね

・男は黙ってサッポロビール

 

などです。ああ、よく言ってるね…という仲良しの皆さん、今後もヨロピクです。

 

で、私自身、女っぺ〜格好をしていると女装しているような気分になる、化粧するのが無意味に感じるという、敢えてカテゴリ分けをするとしたら「異性装のトランスジェンダー」なので、まあ、世の中色々ありますね。

そう、小学校の時から好きな言葉は「ボーイッシュ」。

選ぶ洋服も母おふさが、パステル〜星柄、花柄、フリフリ〜みたいなのを勧めてきても、断固拒否し、黒、カーキ、グレー、トレーナー生地、シャカシャカ!という感じを好んでいました。

性別云々というか、これは色彩感覚とかの問題ですかね。

がしかし、髪も基本ショートで男の子と間違われると嬉しかったという。

 

「そんなこと言って、今、長髪で女子っぽい髪型じゃないですか?」

 

ええ、ええ、これはですね、侍を目指しておっての長髪です。宮本武蔵的な。

 

ちなみに「化粧はした方がいい、女っぽくしろ」的なことを言われて、ああ、面倒臭い人々だ、人の容姿や生き方を毀損するのはやめてほしいものだ…などなど、ゲンナリしたこともありましたが、

今は全然気にならず、私はこういう生き物ですと堂々としています。ええ、ええ、年を重ねて強くなりましたね(誰も言ってこなくなったしね)。

 

「One is not born, but rather becomes, a woman. -人は女に生まれるのではない、女になるのだ-」

 

というボーヴォワール氏(哲学者サルトルの事実上の妻!)の言葉を、哲学かなんかの授業で知った時、

ああ、これだよおっかさん!

と、自身のモヤモヤに光が差したのを覚えています。私はそこまで「女」になりたくないというか、いやもっと言うと、女でも男でもなく、ジェンダーフリーという感じです。

なんだっていいじゃんという感じですね。

なので、さらに言うとLGBTという言葉の存在自体もなくてもいいと思うくらいです。いちいち細かく分ける必要があるのか的な…

ホモサピエンスで十分じゃないですか。

 

って、LGBT的な話が長くなってしまいましたが、実は本作の主題はそこもあるけど、もっと深い所にあります。

ええ、ええ、それはそれぞれ本を読んで感じていただけたらと思います。

色んな生まれ方や育てられ方があり、まあ、あまりこだわらず、こうしているだけでありがたいな…と思って生きていくのが幸せですね。

 

内容紹介はこちらです。

内容紹介

主人公は、人とのコミュニケーションが苦手だが、「胎児の声が聴こえる」という特殊能力をもった産婦人科医師・橘継生(32歳)。勤めていた総合病院で、担当患者が“産後うつ”で自殺してしまったことをきっかけに、バーンアウトしてしまう。
心機一転、地方の小さなクリニック・尾音産婦人科でやり直すことになったものの、そこは、人情味溢れる「オネエ」の助産師や筋肉マニアでノリの良いゲイの院長、とても男性だったとは思えない美人心理士など、様々なジェンダーかつ強烈で愛すべき個性をもった人たちが働いているクリニックだった。

<推薦の言葉>
◎心の冷えた部分に、一枚、毛布をかけてもらえたような気持ちになれた。
――放送作家 鈴木おさむ
◎そばに寄り添って、よく頑張ったねと言ってもらえれば、もっと泣くことができる。例えば、オネエ産婦人科で私が産んでいたとすれば、それはそれは力強いだろう。
――歌手・作詞家 一青窈
◎人と違う個性や、親との関係、孤独で悩んだ経験がある人全員に読んでほしい。本当の多様性への理解をしたときに、自分も周りも幸せになれる。そう感じる一冊です。
――モデル アン ミカ

 

こちらもどうぞ。

【社会】トランスジェンダー寄りが語るLGBTドラマ「おっさんずラブ」

 

以上です。