Progress in Biophysics and Molecular Biology タコが宇宙から来た論文(英語版&日本語版)

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どうもです。

タコが宇宙から来た話の真面目な論文が手に入りましたので共有です。

世界の科学者30人ほどの皆さんが、真剣に書いた共作です!!

ちなみに、チャンドラ・ウィックラマシンゲ(N. Chandra Wickramasinghe、NCW)博士も所源亮氏も参加してます。

あ、ご安心ください。英語版となんと日本語版もありです。

 

英語版「Progress in Biophysics and Molecular Biology

 

 

 

日本語訳版「生化学および分子生物学の進歩

いや、、「タコが宇宙から来た話の論文」の方が親しみやすいですね…

 

 

要約

我々は彗星(宇宙)生物学に関するホイルおよびウィックラマシンゲの論文と一致する、またはそこから予測される明らかな証拠について検証を行なう。この物理学的および生物学的証拠 の大半は多元的なものである。まず特に焦点を当てたのは、約 5 億年前のカンブリア爆発時点またはその直前における、脊椎動物系統の複雑なレトロウイルスの出現に関する最近の研究である。このようなウイルスは、主要な進化的ゲノムプロセスとほぼ関連していることが知られている。

我々はこの一致は偶然ではなくまたホイルおよびウィックラマシンゲ理論による重要な予測と整合していると考えている。この理論では、絶滅と多様化という大きな進化の境界線と、彗 星や火球の衝突によりウイルスがもたらされた時期が一致している。第 2 の主張として、タコの 出現によって頂点に達する、知的複雑性(頭足類)の顕著な進化について取り上げる。第 3 の主張は、隕石に含まれる微生物化石が存在する証拠および上層大気における宇宙からもたらされた生命を含む微粒子の検出に関するものである。

我々の見解では、フレッド・ホイル、チャンド ラ・ウィックラマシンゲおよびその多くの研究者が 1960 年代から収集した多元的データ全体および批判的分析から、非常に説得力のある結論が導き出されている。すなわち、生命は、生命が 内在する彗星によって、地球の環境が生命の繁栄が可能になる(約 41 億年前)とほぼ同時期に地球にもたらされたということである。また、宇宙空間での耐性を持つバクテリア、ウイルス、より複雑な真核生物細胞、受精卵、種子などの生命体がその後も継続的に地球に運ばれ、地球進化における重要な推進力となった。そして、地球上の遺伝的多様性の拡大となりついに人類の出 現へと至った。

目次

1. 本論文の目的 2. はじめに 3. 宇宙生命論 4. 液体水の条件 5. 最も初期の地球上の生物 6. 生命の起源 7. 宇宙および彗星に存在する有機分子および生物学的塵 8. 火星に生命が存在する証拠 9. 成層圏および隕石中の微生物物質 10. ウイルス学の原理??管理システムウイルスは濃密な情報を豊富に有する 11. 宇宙環境下での宿主の特異性および生存に対する批判 12. レトロウイルス誘導モデル 13. 知的複雑さの進化 14. 脊椎動物レトロウイルスの進化的起源 15. カンブリア爆発 16. カンブリア爆発およびレトロウイルスデータの意味するもの 17. 宇宙生物学および人類の台頭 18. エピデミックおよびパンデミックの原因:ウイルス学の新たな原理 19. パラダイムシフト 利益相反 著者貢献度 校正時の追記 生命の起源および H-W の宇宙パンスペルミアに代わる科学的な選択肢とは? レトロウイルス、Alu および LINE レトロエレメント – その構造、機能、ゲノムの移動性 および意義 本論文が示唆する地球上の生命の歴史の原因および推進力のイメージ化

 

そして!なんとあの立花隆氏も、週刊文春でタコが宇宙から来た話に触れていました…

ええ、ええ、これは時代の流れですね。

 

 

ええ、ええ、月刊「ムー」のタコ宇宙人推しも相変わらずですが…

 

コレも気になり、ついつい買ってしまいました。

あ、私、スピってませんからね!

 

というわけで、気になった方はコチラの私の著書ぜひ。

 

 

以上です。