どうもです。サービス残業について調べていたら、どんどん面白くなってきました。
ええ、ええ、私があらためてまとめなくても、凄くわかりやすくまとめられているページがわんさかあるので、今回は秀逸ページ引用祭にしたいと思います。
サービス残業の悪質な7つの手口と労働者が対抗できる3つ方法
↑テキストをクリックすると該当ページに飛びます。
さ、さすが、労働問題弁護士さんのページですね。勉強になります。
上に言われっぱなし、やられっぱなしは損です。
世の中は、損する人と得する人の2通りです。
色々なパターンを見ていて、損する人というのは嫌なものを断れない人が多い気がしています。
せっかくなら、嫌なものは嫌と断り、得する人として飄々と生きていきたいではないですか。
そのためには知識を付け、正しいことと正しくないこと、好きなこと嫌いなことの区別ができる状態にしておくこと、そして、ハッキリ言える気持ちの強さを持つことが大事かなと思います。
…ええ、ええ、自分はハッキリ言えずに勤め人時代を終えてしまいましたが。アハ。
次いきましょう。
こんなやり方ではサービス残業となりますよ
業種によって若干の違いはあるのですが、原則として1日8時間、1週40時間を超えて残業があるのであれば、残業代として割増賃金の支払いをしなければなりません。それを知りながら残業代を支払わないことをサービス残業と呼んでいます。
サービス残業は労働時基準法第37条違反となるものであり、あまりに悪質な場合は検察庁に書類送検されることもあります。
残業代の支払いは2年間まで遡って請求されることもあります。
最近では、自己都合で普通に辞めたと思っていた社員が突然、残業代の請求をしてくるケースもありますから注意が必要でしょう。
それでは、知らない間にサービス残業となっているかも知れない10のルールを上げてみますので、もし当てはまるようであれば、早急に改善されることをお勧めします。
①本人に残業時間を申告させている。
②年俸制なので残業代を支払わなくてもいいと思っている。
③管理職としているから残業代を支払わなくてもいいと思っている。
④休日の振替をするが、その日に出勤させて手当を支払わない。
⑤労使協定など一定の手続きもせずに、変形労働時間制としている。
⑥朝礼や休憩時間に仕事をしているにもかかわらず残業代を支払わない。
⑦毎月の残業時間に上限がある。
⑧毎月定額の割増賃金を支払うが、それを超えた時間については支払わない。
⑨15分以下など端数は切り捨てている。
⑩残業時間に最低基準を定め、それに達しない時間については支払わない。
これらを読んで、ハッとされた方っていますよね。
ええ、ええ、サービス残業は、結局のところ、経営者さんにとって大きなリスクなのです。…その時は安く人をこき使えて、得したようでも…
次、
朝型勤務は、違法な「サービス残業」だった
社員が始業前に出社すれば、会社側は“残業代”を支払う義務があるにもかかわらず、ほとんどが支払っていないことをご存知だろうか。
朝型勤務の先駆けとなった伊藤忠商事の取り組みが図らずもその事実を浮き彫りにする形になった。伊藤忠の仕組みは20時~22時の残業を原則禁止、22時以降の残業を禁止。始業時間の9時前の5時~8時の時間外割増率を50%、8時~9時を25%にするというものだ。
だが、割増賃金を支払うこと自体は何も特別なことではない。時間外労働の割増賃金は所定労働時間(勤務時間)を超えた場合に1時間につき25%以上支払うことを義務づけている。
そして22時から翌日の5時までの深夜労働はさらに25%以上の割増賃金の支払い義務があり、時間外労働と深夜労働が重なると50%以上の割増率となる(25+25=50%)。また、管理職も深夜労働に関しては割増賃金の支払い義務がある。
(全部読む)
残業代がきちんと支払われる会社であれば、めっちゃ朝早くに会社行くか、遅くまでダラダラ社内に残っていると相当得するということですね。いい話ですね。
逆に残業代が出ない会社で深夜労働している場合、我って一体ナンボ、タダ働きでこき使われているんだろう…と思うと情けなくなりますね。
私は某it企業で働いていた時代、ふと手取りを時給換算したところ700円になり、嘘でしょ!と思って、何度も計算をやり直したことがあります。
ええ、ええ、何度計算しても、700円とちょっとでした。凄い話ですね。
当時、親には盛って「今私時給400円くらいだよ」と言ったのですが、母おふさはそれをいまだに覚えていて、「あの時は400円だったね」としみじみ言われます。
笑い話と化してますが、
仕事増えても、仕事増えても、一定報酬 (種田山頭火風)
というのは、とても情けない話だし、そんなことはあってはならないなと思います。
そして、最後は厚労省ですね。
ここでは、各労働基準監督署等に日々よせられるご質問のうち、労働基準法に関する代表的なものを掲載しています。
全般
雇用契約
労働時間・休日・休憩
年次有給休暇
サービス残業の枠を超えてしまいましたが、なにはともあれ、1日8時間も働けばもうそれで十分だと思います…
あ、こちらもとてもわかりやすかったです。
以上です。