3流上司は部下を叱り、2流はアドバイス、1流はフィードバックに徹するらしいのですがポンコツ部下には効かないような…

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どうもです。「週刊ダイヤモンド」の人気記事ランキング1位の記事が、何やら

考えさせるものでした。

 

3流上司は部下を叱り、2流はアドバイスしたがり、1流はフィードバックに徹する

「メンバーの『心理的安全性』を大切にする」のようなお話をすると、多くのマネジャーの方から、「それでは、言うべきことも言えなくなってしまう。問題のあるメンバーにそれを指摘しなくていいのですか? そのほうが本人のためにならないのでは?」という質問を受けます。

たしかに、「お客様への対応が不適切」「仕事のスピードが遅い」「職場でのコミュニケーションが悪い」といったメンバーの問題行動を、マネジャーとして放置するわけにはいきません。かと言って、厳しく指摘して「心理的安全性」を脅かしてしまえば、メンバーとの「関係の質」を大きく損ねてしまいかねません。皆さんも、どうすべきか苦慮されているのではないでしょうか?

しかし、この問題に適切に対応する方法があります。「放置すること」と「厳しく指摘すること」の中間に位置する、「客観的事実をフィードバックする」という方法です。

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うむ、もっともだ! と思わせる記事であるのですが、これって「ただし部下の方に見込みがある場合に限る」という感じがするのは私だけでしょうか。

部下がポンコツ過ぎてかなり困っている上司の立場にある方々と、お話をする機会があるのですが、色々聞いているうちに、

 

「その給料ドロボーのせいで会社潰れちゃう!  早く辞めさせてしまえーーッ」

 

と私の方が激昂してアドバイス(?)をしたくなるような(私は二三流)、残念な部下を抱えている人って、結構な割合でいるんです。そんな中、

 

怒るな、アドバイスするな、フィードバックに徹しろ!

 

って、かなり酷なことのような気が…

怒られないとわからない人というか、怒られて怒られて怒られて、もう!これが最後通牒ですよ! とされないと、本気出さない人っているんですよね。

あ、されても開き直っている「世捨て人」みたいな社員もいますが…

そんな人は、上司からのアドバイスやフィードバックをしたところで右から左ですし、返事を求めても表面的な取り繕ったような返事しか来ないことが予測され、時間の無駄のような気がしてしまいます。

 

ええ、ええ、根気強く部下と対峙して、良くなってきたかな?? ってところで、隠し事や不正が発覚したり、転職しますとやられたり…

ちょっといい所を褒めたら、気が緩んで仕事に大穴を開けてみたり…

そういうようなお話を聞いていると「怒って三流、アドバイス二流、フィードバック一流上司理論」は、受け止めてくれる「ちゃんとした部下」あっての理論のような気がします。

ええ、ええ、部下をそのように育てるところから、上司の仕事は始まっているのかもしれませんが、そもそも見込みがない、というか、やる気がない人を育てるって、至難の業ですよね。

よく、上司は選べないなどと言われますが、上司の方も人事権がある人以外は、部下を選べないのです。

というような話を某上場企業の元会長(即ち、部下が数万人)にしてみたところ、、、

 

「放っておくのも仕事」

 

と言われました。

ええ、ええ、一言いいですか?

それ、めっちゃ部下に恵まれていたんですよ!! 相当できる部下に…

(↑結構無理な事を言う仕事スタイルをしてきたじっちゃんです)

記事の中では、放置は問題外という位置付けのようですし…放置はないでしょう放置は。

 

…がしかし、もしかしたら、実際このじっちゃんが放置プレーであの地位までいったということを鑑みると…フィードバック一流上司の上をいくのは、

「放置ゼロ流上司」

カモ鴨長明ですね。もう、どうしようもない時は放置を試してみるのもありでしょうか。

ああ、でもでも、私だったらそんなことできない! (やっぱり二三流)

ええ、ええ、そうですね、何かあった時には三蔵法師的に、得意のお祈り(呪い?)で乗り切ろうと思います(お祈り上司は何流でしょうね)。

 

以上です。