どうもです。ハロウィンが近付き、街がカボチャ🎃な感じになると、なんだかスルガ銀行を思い出してしまいますが(一連の不正融資発覚の発端はカボチャの馬車)、
それ以外にも、金融機関のイケてない融資状況が続々と明らかになっています。ところで皆さん、、、
タイトルの「三井住友銀行やりそな銀行」って、どう読みましたか?
不動産業者、他行でも融資資料改ざん スルガ銀問題後も
スルガ銀行(静岡県沼津市)でシェアハウス融資を巡る不正が相次いだが、同行の問題が明らかになっていた今春以降も、他の金融機関の不動産投資向け融資で、不動産業者が資料を改ざんして多額の資金を引き出す不正が続いていることがわかった。金融機関は審査を厳格化してきたが、チェック態勢が不十分で、不正を防ぎきれていない。
内部文書や従業員の証言によると、業者は顧客のネットバンキングの預金残高を水増しする不正を繰り返している。今年4月から夏にかけ、三井住友銀行やりそな銀行、西武信用金庫(東京)などに不正な融資資料が提出され、一部で融資が実行されている。
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私は、↑の記事を最初あまり本気で読まずに、字面だけ追っていて、
三井住友銀行(不正融資を)やりそな銀行
という意味でとってですね、真面目ニュースなのに随分ここ毛色が違うな、ええ、ええ、何だか品位に欠ける感じ(アンタに言われたくないよ)と思い、ちゃんと読んでみたところ、
三井住友銀行や、りそな銀行
ということでした。やりそな銀行♪って、意味をとった方いますか?
私がおかしいんですかね。AIだったらどう読みますかね。ちゃんと「 and りそな銀行 」で意味とれますかね。試してみたいものです。
ちなみに不正融資とは、ざっくり言うと貸したらいけない先に貸し出すことです。
銀行のお金なんだから、誰にナンボ貸そうと自由ではないのか? と思われるカモ鴨長明ですが、銀行のお金ではなく、銀行が集めてプールしている預金者のお金なので、ちゃんとした先に貸し付けて儲けてもらわねばなのです。
ええ、ええ、貸し付け先を増やすために、本来であれば融資できないような人、融資できないような金額の融資を実行せねばと、書類を改ざんしたり組織ぐるみで目をつぶっていたというのが今回の事件です。
で、関連の記事を読んでいると、今回の銀行の不正融資に限らずですが、事件の根底にあるのは、
無理のある営業目標値
この一言に尽きる気がします。ええ、ええ、がしかし、一言で片付けられないのが第三者委員会。
↓この記事を見てください。
スルガ銀行の「第三者委員会の調査報告書」が目次だけでお腹いっぱい
わかってます。クリックして読む時間がない方のために、目次をコピペしておきますので、ぜひここでお腹いっぱいになってください。
これです。
第4編に 営業のプレッシャー ってありますね。これですね。
わたすも幾度となく、高杉晋作な営業目標値を設定されて苦しくなり、人間の道を外れてしまったケースを実際に見ています。ええ、ええ、会社というものは拡大しないといけないし、目標値の最適化って難しいですが、苦しいのは嫌ですね。
なんで生きているのかわからなくなりますね。
こんな記事も…
「それなら死んでみろ」… スルガ銀不正融資、報告書に書かれた壮絶パワハラ
また、会社の不正を調べる内部監査の仕事をしている知り合いが、とある不正事件について追っている最中、会社内のメールとかメッセンジャーとかのログを関係者分ぜーーんぶ過去に遡って見たりするそうなのですが、
当人達のやり取りの中で、徐々に悪いことをしているという感覚が麻痺していく様子が伝わって、そういうのをずっと読んでいると、どんどん自分も気分が落ち込み、気持ちが悪くなってくると言ってました。
ええ、ええ、厄除け、気をしっかり持つためのパワーストーンならいつでも。オーダー、お待ちしております。
ちなみに、スルガ銀行の社内調査に当たった危機管理委のメンバーにはあの久保利英明弁護士も。元スター安室ちゃんの顧問弁護士もされているそうで御活躍ですね、凄いですね。
久保利弁護士記事はコチラ↓
本 | 「現役弁護士が司法試験を解いてみた」時代に即していない試験内容って、そりゃないよう〜
あ、338ページにも及ぶ上記の調査報告書はコチラから。
ええ、ええ、こう言っちゃなんですが「YouもMeも宇宙人」より、全然内容が濃い感じです…負けた。
以上です。
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