どうもです。
モントリオール国際映画祭のワールド・コンペティション部門で最優秀男優賞を受賞という、舘ひろし氏主演映画「終わった人」を見ました。
ええ、ええ、周囲気にせず(飛行機の中)、腹を抱えて笑えるほど、めっちゃ面白かったです。
退職の(=終わった)瞬間から始まる「終わった人」。
東大、名門銀行からのぉ~、銀行では偉くなれず、出向先で専務にて定年退職…
お勤め人としての人生は終わった…
がしかし、人生自体は終わってない。そこからが始まりなのです。
「終わった人1日目」、、、 とかいって始まる退職翌日からの暇っぷりが、 普通に定年退職後のお勤め人にありそうなシチュエーションで 、機内の揺れ以上に一人笑って揺れてしまいました。
それまでまったくケアしてなかった奥方様に、 旅行でも行こうと誘って嫌な顔をされる ← 実際に聞いたことある(旅行いいからお金くれ的な)。
人生やり直したい…などの面倒な愚痴を吐いて、奥方様から煙たがられ る ←実際に聞いたことある。
手に職持って働いている奥方様に、日々のご飯作りでキレられる(自分のは自分で) ← 実際に聞いたことある。
高齢者ばかりのジムや公園を見て、辟易する ← しかも自分は、その人らとは違うと思っているのがミソ。
(あ、ジムで脚本家の内館さんらしき人発見!!)
カルチャーセンターで出会った枯れ専の女子といい仲になって黄昏 流星群 ←ただの勘違い。
再就職活動では経歴が立派過ぎて、超零細企業の面接でも玉砕、、、、
などなど、あ~あ…と切なくなってしまうシーンがこれでもかこれでもか! と怒涛のようにやって来るので、ええ、ええ、似たような状況におられる(&陥りそうな)方は笑えるかどうか…
がしかし、ぜひ勇気を出して見てみてください。
あ、まだまだ若い人もぜひ。
一生ものの趣味かお仕事【無】関係の仲間の大事さを痛感します。
それにしても舘ひろし氏はかっこいい…
映画スタッフが、舘氏をくたびれたオヤジ風にダサく見せるために、物凄く苦心した裏話が文春だかに書いてあったのですが、ええ、ええ、頑張りが見えました。
(監督から「それじゃだめだ!もっとダサく!!」みたいな注意を何度も何度も受けていたという…)
かっこいいものをダサくするっていうのも大変なことですね。
では、」普段の舘ひろし氏をお届けして〆ましょう。
ハヅキルーペな舘氏。
あぶない刑事な舘氏。
ちょんまげな舘ひろし氏。
CDな舘ひろし氏。
ひゅーひゅー
以上です。
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