【小学館Oggi連載】11.人間には到底生きられない環境で生きられる「極限環境微生物」とは? 【知らなくても困らない。でも知ってるとちょっと楽しい宇宙の話】

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Oggi.jp(小学館)での宇宙連載です。

人間には到底生きられない環境で生きられる「極限環境微生物」とは? 【知らなくても困らない。でも知ってるとちょっと楽しい宇宙の話】

今話題(?)のマイナー過ぎる学問『アストロバイオロジー』をご紹介する連載企画。今回は極限環境微生物について。宇宙の話題、遠いようでいて、実はとっても身近な現象にも関わりがあるようです…あなたも今日から“ウチュジョ”になる?

本日のテーマは、「極限環境微生物」についてです。ちょっと漢字だらけで難しそうですが、ゆるく説明していきますのでご安心ください。

極限環境微生物とアストロバイオロジー

極限環境微生物は、地球上の極限状態と呼ばれるような環境下でも生きられる微生物のことです。そのまま過ぎる…という声が遠くから聞こえてきそうなので、後ほどもう少し詳しく説明をしていくのですが、この極限環境微生物が注目される一つの理由に、宇宙の生命や最初の生命誕生などを研究するアストロバイオロジーが大きく関係しています。

宇宙空間は、「酸素もねぇ、重力ねぇ、水分なんてあるわけねぇ~♪」と、まるで吉幾三の歌のように「ないない尽くし」であり(吉幾三の歌、若い人は知りませんよね…)、あるのは超強力で有害な宇宙線(放射線)です。しかも気温はマイナス270℃の冷え冷え状態。

宇宙

このように宇宙空間そのものが極限環境であるため、

 

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