インフルエンザは宇宙からやって来たって本当!?【知らなくても困らない。でも知ってるとちょっと楽しい宇宙の話】
マイナー過ぎる学問「アストロバイオロジー(宇宙生物学)」の知識を人知れず学ぶことで、宇宙レベルの視野の広さ(?)を習得し、日常生活の面倒なアレコレが小っちゃいどうでもいいことに思えてくる新コーナー。
本日のテーマは「インフルエンザウイルスは宇宙からやって来た?」です。
同時多発的に流行するインフルエンザ
今年も春の始まりギリギリまで、日本全国で猛威を振るっていたインフルエンザ。このインフルエンザは人から人へ感染することで流行が広がるとされているのに、桜前線のように一定方向へ徐々に広がっていくのではなく、各地で同時多発的に流行します。不思議だと思いませんか? そんなことを言うと、
「飛行機や新幹線のような交通機関の発達で、ウイルスが人間にくっついて遠くまで運ばれているのでは?」
という反論が聞こえてきそうですが、世界的に見てもボストンやN.Y.といった大都会と、まったく人の行き来のない場所(犬ぞりで移動に数日かかるアラスカの奥地)でインフルエンザが同時発生していたという事例も知られており、人から人への感染だけでは説明がつかないことがたくさんあります。
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