【素朴な疑問】セミナーでの質疑応答タイムで、講師への御礼と自己紹介はいるのか。

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どうもです。とあるビジネスパーソンさんから、どう思うかご質問をいただきました。

 

「先日、あるビジネスセミナーに行きました。1時間半程講師の方がお話された後で、参加者からの質問コーナーがあったのですが、その時に質問をしたひとりの経営者が、

セミナー講師さんへの御礼(本日のお話は大変勉強になりました、ありがとうございます的な)からの、自己紹介(●●で▼△の事業をやっている◼︎と申します。私どもの事業は、、、、)の後で、質問をしていました。

質問コーナーは10分と短く、そんな中でわざわざ御礼と自己紹介は必要なのか? と思ってしまいました。しかも質問自体は、そんなことイチイチ聞くなよッ! という感じのうっすい内容でした。どう思いますか?」(40代・殿方・金融)

 

ええ、ええ、御礼を言うのはとても大事なことだと思うのですが、その場では個人的にはいらない気がします。

ありがたいお話だったことは自明の理ですし、、これまでの経験上、こういう場で質問者がセミナー講師に御礼を言った後って、

 

はぁ…どうも。。。

 

みたいな妙な間が一瞬(ほんの一瞬なのですが)生じて、空間が歪む気がするのです(わたすだけでしょうか…)。

 

時間も少ない時はなおさら、そういうのは個別にその後の懇親会ででもやってくれ、と今回の御相談者は言ってました。

懇親会などがないなら、心の中でと…

 

あ、ハイ、質問の流れで自己紹介しておいた方がいいパターンもあるでしょう。

こういう仕事をしてて、故にこういうことで悩んでます的な…

また、セミナー主催側の意向で、どこの誰それか名乗ってくださいというお願いがあることもあるでしょう。

でも、今回はそういう感じでもなかったということなので、その方はきっとみんなの前で自己アピールしたかったんでしょうね。

ビジネス系のセミナーというのは、自身の仕事につながる可能性の高い人々が参加しているので、質疑応答タイム=自己アピールタイムッ! と思っている方は少なからず存在します。

ええ、ええ、一番大事な質問には中身がなかったということで、事故アピールに近いですが…

わたすの好きな禅のお坊さんが言ってました。

 

あってもなくてもいいものは、なくなっていいんだよ。

 

名言ですね…

また、質疑応答タイムで困るのは、質問者さんが一体何を言っているのかわからないケースです。

わたすも年に数回、聴く方でセミナーや講演などにお出かけしますが、質疑応答タイム時にたまに、「この人、とどのつまりは何が言いたいんだろう…」という方を見かけてですね、講師の方が気の毒になったりします。

 

何が言いたいのかわからない質問には、質問された方も答えようがないのです。

ええ、ええ、中身がない質問には中身がない答えしか返せない。不毛の地ですね。

 

がすかす、講師をされるような方はウィットに富んだ方が多いので、質問を何となく解釈して適度に丸めて返される方もいて、いつも勉強になりますが。

 

そんでもって、質問が複数というのもアレレ? となるパターンです。

一個に絞ろうよ。欲張ってはいけない…という他の参加者の心の声が聞こえてくる占い師です(自分の声でしょうソレ)。

よく講師をされている方から聞いた話によると、「質問が3つあります」と言って話し始め、3つ目を忘れて時間をロスした人や、

2つあったものの、内容が薄過ぎて最初の質問を(講師側が)忘れてしまったなど、いいことがありません。

セミナーに参加した際、質問したいことが複数生じてしまった場合は、優先順位の高いもの1点に絞りましょう。

3つとかって、普段から人の3倍濃く生きるというよりかは、人に3倍迷惑かけている人のような気がします。ええ、ええ、一事が万事ですので…(えッ? 手厳しい? 厳しめに書いて! って依頼なんですよ)

スーパーでも特売品はお一人様1点までです。

 

 

というわけで、話があっちゃこっちゃ飛んでしまいますたがまとめますと、今度その人を見かけたら、

「御礼とか自己紹介って、みんなの時間を奪っているので(参加者×数十秒〜1分間分とか、そういう計算ですね)、なくていんでないですかね?」

と教えてあげるのもいいカモ鴨長明。ええ、ええ、わたすなら放っておきますが。

 

以上です。

 

1件のコメント

  1. 御コメントいただいております!

    ●1人がお礼を言うと、次から言わないと失礼な気持ちになってしまうので連鎖しますよね、、、。
    講師側から言えば、講座は皆さんのための時間ですから、挨拶や自己紹介は他の参加者の役に立つお話でないので不要です!

    ●お坊さんの言葉がしみますた

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