どうもです。今日は「貯金兄弟」の読書感想文です。キャッチコピーは、
『お金の価値を問う 笑いと涙の マネー戦略ノベル！』
この御本ですね、いつものように自宅マンソンに落ちており、拾って読んでみたところ(新品同様、過酸化水素で消毒)、とっても読みやすくてドラマを見ているようにラクに読める御本でした。
大手広告代理店電報堂に勤める、気が付けば謎の浪費状態に陥ってすまう兄と、
高卒公務員(消防士)、本気でセコい、趣味が貯金という節約家の弟を対比しながら、お金について考える内容で、
大枠は、
浪費 vs 倹約
という図式ではあるものの、浪費と思われる出費には(自己)投資の側面があったり、倹約はつまらない我慢や時に時間の浪費(スーパーのチラシを見比べ、1円でも安ければ遠くても安いスーパーに買いに行ったりするのは時間の浪費と占い師は見ます…)であったりと、
結果的にはどっちもどっち。
故にほどほどがいいな、ええ、ええ、適当が一番だぁ〜とあらためて確信できた占い師です。
ちなみに、本の中には、大卒vs高卒の生涯年収で高卒が3,000万円上回る理由、生命保険の基礎知識(どの保険に入ったらいいのか、ハマりやすいワナは何か)、家は購入？賃貸？どっちが得か、老後のために必要な貯金額は？的なネタが随所に！
既に、こういったことに詳しい方には「あー知ってる知ってる、、」という感じの内容カモ鴨長明ですが、
そういったことに疎いとか、フレッシャーズ(って、新入社員のこと今でもこう言いますかね)とか、学生さんとかには、とてもよか御本と思われます。
ぜひぜひ〜
…ちなみに、我はお兄ちゃんの方が好みでした。
弟の方はあまりにもケチ臭くて、読んでてイライラすてすまった。(おいおい作り話でしょう)
ええ、ええ、兄貴の浪費は浪費で問題ありなのですが、我は兄貴に一票。
あ、あと、電報堂のやり手の先輩の口癖がいい。何かあったら、
「切り替えろよ！」
って、アドバイスすて悩む後輩の後押しをすていく。うむ、とってもステキングだ…と思っていたら、社内詐欺を働き、途中で懲戒免職になってすまいますたが…(世知辛いね)
「きょうのことば」コーナーに、「切り替えろよ！」はおいおい使わせてもらおうと思います。
それにすても、現実社会でも兄弟(姉妹)って、同じ環境で育つのに性格や考え方が全然違うくなるの面白いですよね。
以上です。