強い日差し、立ち込めるお香と香辛料の匂い。
道路の中央には、大中小、3頭の黒い象。。。
ターバンを巻いた浅黒い凛々しか殿方達とサリーを纏ったしなやかな姫君達の中に、キョロキョロ挙動不審な占い師が一人。。
うむ、、とうとう来てしまったナリ。。。
インド…
ではなく、、東京都の代々木公園に。(近いね)
ええ、ええ、日本最大級のインドフェス『 マナステ★インディア 2013 』に、朝一でノコノコお出かけしてきました。
代々木公園ではありますが、一帯はインドです。象、、随分とおとなしいなと思ったら、張りぼて。一応ナデナデしておこう。きっと何かご利益があるゾウ。
二日間で20万人の動員が見込まれる本フェア。朝からすごい人数がインドカレー食べてます。
朝はあんまり食欲がない占い師はお買い物エリアへ。食品から雑貨、映画スターの微妙なポスターまで色々売ってます。何も買わないつもりだったのにぃ~
うっ。や、安いナリ~。いつもアジアンショップで200円から100円で売られているお香がなんと40円。
多分買っても家で一回位しか使わないであろうインドカレー食器セットもバカみたいに安い。
そして、、あああ!発見してしまった…
ターバンが1500円で売ってます。
どうしよう。
これ買う人いるのか。(←ほしいくせに)
これをかぶって「インドにいんど~」的な写真を撮りたい。。がしかし問題が。
今回のフェアは単独で来ているため、誰かにシャッターをお願いせねばならず、、となると、購入してついでに店員さんに撮ってもらうのがいいか~どないしようか。
陰に隠れてターバン巻いて、誰かその辺のお客さんを捕まえて頼んでパチリなんて…そこまでは図々しくなれない占い師です。
とその時、ターバンコーナーの横にこれまたオリエンタルなストールコーナーを発見。
おお!これなら普段使いもいけそう。しかも~1枚400円って…カレーより安い。
というわけで、ターバンはどこ吹く風、、派手な黄金のストールを手に取りレジへ。
「400円になります」
「はい、、あのちょっとお願いが」
「はい?」
「このストールを被っている私をですね、、
インドにいる風に撮ってもらえますか?」
「…」
この時の、、「おかしな客がキターッ!!」という困惑している女性店員さんの表情、しばらく忘れません。(一生ではない)
会計を済まし、ササっとストールを被り、インドのアイテムが並ぶ店内一角へ。
店員さん、困惑していたわりに協力的で日本語の値札やらプレートやらが見えないように気を遣ってくださり
撮れた写真がコレです。(普通ですか)
アンタ恥ずかしくないのかって?こんなことで恥ずかしがってたら、
「占い師です」
なんて言って名刺交換できまへんがな。ネタのためなら恥を捨てるナリヨ~。
「小人が恥じるのは自分の外面である、君子が恥じるのは自分の内面である 」(by 吉田松陰)
松陰先生…内面磨けるようにがんばります。(引用場所間違ってないか)
恥を越えた先に新世界があるかも(ないかも)というわけで、次回も、ちい(け)散歩的な素敵フェス情報、不定期にてお届けをば。
楽しみにおマッチくださいませ。