パンスペルミア説の用語辞典

Dictionary of Panspermia

 

 

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A~Z

 

DNA

デオキシリボ核酸。核酸の一種。地球上の多くの生物において遺伝情報の継承と発現を担う高分子生体物質であり、アデニン(A)・グアニン(G)・シトシン(C)・チミン(T)という4つの塩基からなる。2本鎖のらせん状の構造をしている。

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RNA

リボ核酸。アデニン。 (A)・グアニン (G)・シトシン (C)・ウラシル (U)という4つの塩基からなる。植物ウイルスや一部の動物ウイルス、動植物細胞の核と細胞質に存在する。種類にはリボソーム RNA・伝令 RNA・転移 RNA などがあり、DNA を鋳型として合成されてタンパク質合成に関与する。ウイルスの中には、RNA を遺伝子として持つものも多い。

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RNAワールド

生命の起源に関する仮説の一つ。地球に原始生命が発生した時代、DNAではなくRNAが生命体の中心で、遺伝情報の伝達を担っていたとする考え方。

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SETI

地球外知的生命体探査。地球外知的生命体による宇宙文明を発見するプロジェクトの総称。Search for Extra-Terrestrial Intelligence の頭文字を取って「SETI(セティ)」と称される。アクティブSETI(能動的SETI)に対して、パッシブ(受動的)SETIとも呼ばれる。現在世界では多くのSETIプロジェクトが進行している。

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SETI協会
宇宙情報センター

 

 

あ行

 

アストロバイオロジー

宇宙生物学ともいう。NASA(アメリカ航空宇宙局)が提唱した造語で、地球における生命の起源の研究、太陽系内外における地球外生命の探査、さらには火星移住を含めた人類の宇宙へ進出に関わる技術に関する研究を網羅する学際的な新しい研究分野。地球に限らず、広く宇宙全体での生命体について考察し、生物生存の実態や生物現象のより普遍的な仕組み、生命の起源などを明らかにしようとする学問であるため、天文学、生物学、地質学、物理学、化学など複数の横断的学問の上に成立する。

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意図的パンスペルミア

地球の生命の始祖は、地球外生命体の意思によって意図的に送り込まれた原始的細菌であるとする説。
高度に進化した宇宙生物が生命の種子を地球に送り込んだ、「地球が誕生する以前の知的生命体が、意図的に“種まき”をした」とする仮説。

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ウイルス

ウイルスは生物学的にいうと、生物と非生物との間のグレーゾーンを占める存在。ウイルスイン必要な構成要素は、タンパク質の膜であるカプシド、その中に含まれた機能を指定するDNAまたはRNAのいずれかからなるゲノムである。一つのウイルスは、感染した宿主の細胞内でのみ複製される。そして、このような感染が、植物や動物が罹る数多くの病気の原因となることが知られている。ウイルスによって引き起こされる人間の病気には、感冒、インフルエンザ、SARS、天然痘、ポリオ、HIVなどがある。チャンドラ・ウィクラマシンゲ博士とサー・フレッド・ホイル博士の研究で導き出されたモデルによると、宇宙の生命に関するモデルは、真核制帽の遺伝子とそれに対応するウイルスは共存し、彗星によって運ばれている。

ウイルスが細胞に感染した時に何が起こるか。それは、おそらく次のようなことだ。まず、ウイルスのタンパク質部分が、細胞表面のどこかに特異的な接触をする。すると、細胞はウイルスを細胞内に取り込もうとする。ウイルス全体が取り込まれると、そのウイルスは細胞の内部で分裂する。

 

ウイルスとバクテリア

ウイルスは他の生物の細胞を利用して、自己を複製させることのできる微小な構造体。タンパク質の殻とその内部に入っている核酸からなる。生命の最小単位である細胞をもたないので、非生物とされることもある。インフルエンザウイルス、エイズウイルスなど。

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バクテリアは真正細菌のこと。細菌・バクテリアのことで、大腸菌、枯草菌、シアノバクテリアなどを含む生物群。1676年にアントニ・ファン・レーウェンフックによって発見された。

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ウィルス進化論

自然淘汰による進化を否定し、進化はウイルスの感染によって起こるという主張。フレッド・ホイル博士・チャンドラウィクラマシンゲ博士が提唱。日本でも中原英臣氏と佐川峻氏が主張した。

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宇宙生物学

アストロバイオロジーともいう。NASA(アメリカ航空宇宙局)が提唱した造語で、地球における生命の起源の研究、太陽系内外における地球外生命の探査、さらには火星移住を含めた人類の宇宙へ進出に関わる技術に関する研究を網羅する学際的な新しい研究分野。地球に限らず、広く宇宙全体での生命体について考察し、生物生存の実態や生物現象のより普遍的な仕組み、生命の起源などを明らかにしようとする学問であるため、天文学、生物学、地質学、物理学、化学など複数の横断的学問の上に成立する。

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宇宙塵

星間物質の一種で、宇宙空間に分布する固体の微粒子のこと。

(1) 宇宙空間に散在する微粒物質。大きさは種々で,恒星間にあるものは低温度の巨星の大気,新星や超新星の放出ガス中でつくられ,光の波長程度のものが多く色超過の原因となる。また宇宙塵の雲は暗黒星雲として観測される。太陽系内では,彗星の分解によって生成されるものや,流星として現れるものがある。大きなものは小惑星の末席に連なり,小さな微粒子は気体分子につながるとみられる。
(2) 隕石など地球上に落下する他の天体の微細な破片。陸上では土と混ざって見分けにくいが,深海底では陸地から運ばれる粘土などが少なく,堆積物にはかなりの量の宇宙塵が混ざっている。近年深海底の堆積物の年代と厚さから,その堆積する速さが 1000年に 1mm内外できわめて遅いことがわかった。また,地球上に落下する宇宙塵の量は数万年前から今日まであまり変化がなく,1日 1万t内外という説がある。(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

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宇宙塵の採集 – JAXA Repository / AIREX
超新星爆発は宇宙塵の大きな生成工場 – アストロアーツ

 

オールトの雲

太陽系を球殻状に取り巻いていると考えられる仮想的な天体群。オランダの天文学者ヤン・オールトが長周期彗星や非周期彗星の起源として1950年に提唱した。存在を仮定されている天体は、水・一酸化炭素・二酸化炭素・メタンなどの氷が主成分であると考えられている。

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オッカムの剃刀(かみそり)

14世紀の哲学者・神学者のオッカムが多用した「ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定するべきでない」とする考え。「剃刀」という言葉は、説明に不要な存在を切り落とすことを比喩しており、オッカムの剃刀は思考節約の原理や思考節約の法則、思考経済の法則、ケチの原理と呼ばれることもある。

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オッカムの剃刀 | 科学事典

 

 

か行

 

岩石パンスペルミア (litho-panspermia)

地球上の最初の生命は、地球上で発生したのではなく、宇宙からもたらされたというパンスペルミア説の中でも、他の惑星に由来する隕石や彗星に付着して地球に飛来したとする仮説。リソパンスペルミア説とも。

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極限環境微生物

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ケーララの赤い雨

2001年7月25日から9月23日にかけて、インド南部のケーララ州に降った赤い色の雨。ひどい時には服がピンクに染まるほどだった。インド政府から依頼された調査チームは、地元に生える藻類の胞子由来と結論したが、日本のアストロバイオロジーの第一人者である東大名誉教授の松井孝典教授は、「今までの研究に基づいて言えることは、2001年にケララ州で降った赤い雨も2012年にスリランカに降った赤い雨も、少なくとも塵でもなければ藻でもなく、限りなく宇宙由来であることを示唆しているということです」と断言している。

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「ケーララの赤い雨」事件 ― 空から降り注ぐ奇妙な雨に含まれていた“恐るべき秘密”
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2001年7月25日、インドで降った赤い雨の正体は「地球外生命体」

 

 

 

 

 

さ行

自然発生説

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彗星パンスペルミア

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パンスペルミア説 | 福岡伸一の生命浮遊 | ソトコト

松井孝典さんインタビュー「生命は宇宙から来たのか?」前篇

 

 

 

 

た行

たんぽぽ計画

パンスペルミア説を検証するために、日本の共同チーム(代表は東京薬科大学の山岸明彦)によってたんぽぽ計画が進められている。これは2015年5月からおこなわれており、国際宇宙ステーション (ISS) のきぼう実験棟の船外に設置したエアロゲルと呼ばれる超低密度のシリカゲルにより、宇宙空間を漂う(高速で飛んでいる)微小な隕石や粒子を捕集し、そこに生命の材料になるような有機化合物が含まれるか、また微生物が惑星間の移動に耐えられるかという問題を検証するための実験が行われている。

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「 たんぽぽ 」 地球帰還試料から探る化学進化とパンスペルミア仮説
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たんぽぽ計画:生命の「種」あるかな 宇宙の漂流物が到着 – 毎日新聞
宇宙で生き延びた 東京薬科大教授ら解明 「生命 地球外から」の裏付け?

 

弾丸パンスペルミア (ballistic-panspermia)

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チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星

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ドレイクの方程式

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な行

内在型(性)レトロウイルス

ゲノム内に存在する内在性ウイルス様配列のうち、レトロウイルスによく似た、おそらくレトロウイルス由来のもののこと。。

 

 

は行

パラレルワールド

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ハレー彗星

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光パンスペルミア(radio-panspermia)

パンスペルミアが隕石に付着せずともそれ自体として、恒星からの光の圧力すなわち放射圧または光圧で宇宙空間を移動する説。1908年にスウェーデンの科学者スヴァンテ・アレニウスが『世界のなりたち』の中で提唱した。微生物が地球へ到達するには、宇宙の超低温(マイナス270℃)に耐えねばならない。20世紀初めには、海王星の大気温度はマイナス220度と推定され、微生物が液体空気のマイナス200℃で半年以上生存すると、アレニウスは実験で例証している。生命現象を化学現象の一種ととらえるなら温度が低いほど生命の過程もゆっくり進むとアレニウスは洞察し、室温10℃で1日で死ぬ微生物は海王星のマイナス220℃ならば死滅まで300万年を要すると試算している。

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フィラエ

フィラエの写真
写真:http://natgeo.nikkeibp.co.jp

フィラエ (Philae) は、ロゼッタ探査機に搭載されて打ち上げられた、欧州宇宙機関(ESA)の無人ランダー。2014年11月、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に世界初となる彗星着陸を果たした。

フィラエが送って来たデータを解析した結果、彗星の表面には、アスファルトのように固いところも、砂浜のようにやわらかいところもあることがわかった。また、彗星の内部は「岩石だらけの雪玉」などではなく、実際には塵と氷が均一に混ざり合っていることも判明した。より重要なことは、これまで彗星では検出されたことがなかった有機化合物が発見されて、数十億年前に地球に生命の素を運んできたのは彗星だという仮説を後押しすることとなったこと。

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【関連ニュース&記事】
・チュリュモフ彗星から新たな有機物見つかる(National Geographic)

・彗星に16種の有機物、内部はすかすか 着陸機フィラエ探査で判明(AFP)

・チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星にアミノ酸やリンを検出(AstroArts)

・フィラエが見て、触れて、嗅いだもの(Natureダイジェスト)

・彗星探査機「ロゼッタ」が解析する生命誕生の謎(アゴラ)

 

フェルミのパラドックス

フェルミのパラドックス(英: Fermi paradox)とは、物理学者エンリコ・フェルミが最初に指摘した「地球外文明の存在の可能性の高さとそのような文明との接触の証拠が皆無である事実の間にある矛盾」のこと。

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・宇宙人はすでにデジタル世界で休眠中? フェルミのパラドックスを解く新説(GIZMODO)

【関連書籍】

広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス

ま行

 

 

や行

 

 

ら行

ラブジョイ彗星

オーストラリアのテリー・ラヴジョイが発見した彗星。毎秒500本以上のワン(酒)を放出していることがわかっている彗星。発酵に関わる多くの微生物は、糖からエタノールを生成するため、このことは彗星内での微生物の活動を示している可能性がある。

リソパンスペルミア説

地球上の最初の生命は、地球上で発生したのではなく、宇宙からもたらされたというパンスペルミア説の中でも、他の惑星に由来する隕石や彗星に付着して地球に飛来したとする仮説。岩石パンスペルミア説とも。

 

レトロウイルス

RNAを設計図にしてDNAを作るウイルス。

DNAにRNAを書き込むRNAウイルス。

逆転写酵素という酵素を使って、RNAからDNAを合成する。

RNA (リボ核酸 ) を遺伝子とする RNA型ウイルスの仲間で、RNAを鋳型にして DNA (デオキシリボ核酸 ) を合成する酵素 (逆転写酵素) を持つウイルス群の総称。逆転写酵素の働きにより、ウイルスの遺伝子である RNAが DNAに姿を変えて宿主細胞の染色体 DNAに組み込まれる点が最大の特徴。
動物に癌を発生させる腫瘍ウイルスの多くがこのグループに属しており、成人T細胞白血病ウイルス HTLV-1はその代表例である。エイズの原因となるヒト免疫不全ウイルス HIVもレトロウイルスの1種だが、癌を発生させる性質はなく、ウマ伝染性貧血病ウイルスとともにレトロウイルス・レンチウイルス亜科に含まれる。(参照:コトバンク

遺伝物質として RNA をもち,感染細胞(宿主細胞)内で逆転写によって DNA を合成するウイルスの総称。肉腫ウイルス・白血病ウイルス・乳癌ウイルスなど。分子遺伝学や遺伝子工学に利用。(参照:Weblio

※内在型(性)レトロウイルス

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わ行

 


彗星パンスペルミアって?

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パンスペルミアワールド