膀胱炎日記【後半】痛みの症状、2度目の病院、治療、完治へ…

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どうもです。膀胱炎の体験談、後半です。

前半をお読みでない方はぜひ、コチラから。

 

では、はじまりはじまり〜

 

 

12月21日(月):発症4日目

起床後、尿意をもよおした占い師、、出す前からわかる。これは痛いな…

 

「うぅぅ、、、ひぃぃぃぃ…はぁはぁ」

 

非常に痛かった…前半でも言いましたが、大事なことなのでもう一度言います。

 

お小水が、尿道に滲みながら痛みを伴い出てくるんです。です。です。(エコー)

 

薬を飲み始めて半日。これから薬がどんどん効いて、夕方にはきっとスムージーなお小水ができるようになるのだろう。

それにしても頭がボーッとする、、念のため熱を測る。

 

38.8℃…

 

アツアツですよ、ヒロミ・ゴウが出てきてもいいくらいですよ。(アーチチ、アチ)

がすかす〜今日は寝ていられない日程故、普通にお出かけする。

 

最初の打ち合わせは五反田9:00。こういう日に限って通勤ラッシュの山の手線に乗らないといけないなんて、、、、

 

 

神は死んだ…

 

 

混み混みの電車内で、体を斜めって具合悪そうにしていたら(本当、無理だった)

 

「座ってください」

 

心優しい女子高生が席を譲ってくれた…神様、ありがとう。(さっき殺してませんでしたか…)

皆さん、日本の若者は大丈夫です。日本は安泰です。

 

電車内ではわざとらしいくらい具合悪いの全開だったのに、打ち合わせでは、発熱・膀胱炎を匂わさないように頑張った…

無事に打ち合わせを終え、知人とハイカラ喫茶店へ。

 

この時、局部の腫れにより、普通に着席もできない状態だった占い師。。。薬を飲んでいる故、コーヒーも飲めない。

そして、、この後は新幹線3時間&特急3時間の長丁場移動。

大丈夫なのか、、心配ぃ〜。とにかくヨタヨタ歩いて品川へ向かう。

 

新幹線に乗車。ゆっくりと着席し、、腰で座る。(様子、何となく伝わりますか?)

熱もあったのでひたすら眠る。歪(いびつ)な座り方をしていたせいか、降車後には局部痛に加え腰痛も加わっていた。できるだけゆっくり歩く…

 

ヨロヨロonヨタヨタ。

 

極楽天で働いていた時代、腰痛のため歩けなくなり(というか色んな動作が通常通りできなくなり)、あまりのスローな動きっぷりに、後輩から

 

「太極拳のようだ…」

 

と言われたのを思い出す。(痛々しいですね)

 

で、なんとか大学まで辿り着き、何事もないかのようにプレゼン。持ち時間1時間の講義を終了すた。

講義の様子はコチラです。

希望のあった学生さん、10人程の占いをし、お土産にと味噌煮込みうどんをいただき、夕食までおごってもらい、至れり尽くせりで大学を去る。

 

この時、膀胱炎で発熱ステイタス、、なんて今回の講義をセッティングすてくれた殿方の教授に恥ずかしくて言えなかったため、教授には腰痛とだけ告げ、ヨタヨタ歩いて改札へ向かう。

 

「膀胱炎が恥ずかしい、という感覚があった時もあったんですね」

 

えッ、ええ、ええ、今は吹っ切れますたが。(吹っ切れ過ぎだよ)

 

と、、、新幹線に乗り込み、また尿意が、、、そして、ある事に気が付く。

前半でも触れたように、膀胱炎の情報サイトには処方された薬を飲み始めて1日半で良くなったと書いてあったのに、、、

 

「おかしい。明らかに悪化している」

(安静にしてないからだよ)

 

帰宅後はアツアツのまま、速攻床に就く…(倒れた?)

 

 

12月22日(火):発症5日目

6:00起床。

…今日は無理だ。

昨夜の時点で、「明日は自分、もう無理だ」と占っていた占い師。(こういう時だけ占い師気取り)

3つの予定をキャンセルする謝罪付き連絡を深夜のうちに入れていた。ひたすら横になる。

30分-1時間に一度、お小水タイムがやって来る。億劫、憂鬱…

がすかす、雑菌の排出を促進するため、お水をたくさん飲めという情報があちこちから寄せられていた。

 

「痛くても 水分とらなければ 膀胱炎」

 

丸一日、酷い滲み痛、残尿感に耐えながらも一句詠んでしまう芸達者な占い師。

 

うむ、それにすてもこの痛さ、ネットの情報通りですね。

 

「アルシンドになってるよ〜」(←シンドいということ)

 

特に22日〜23日の夜は本当に厳しかった。処方された薬、間違ってるんじゃないだろうか、、、とお医者さんのことまで疑い出す始末であった。

 

お小水の時には、何故か崇徳院の一首、

 

瀬を早み 岩にせかるる 滝川の

われても末に 逢はむとぞ思ふ

 

が頭の中でリフレインしていた。

滝がお小水、われてもが割れ目を連想させるせいであろうか。(崇高なようで下衆ですね)

 

 

12月23日(水):発症6日目

お客様予約が数件入っていたため、日中少しだけ仕事。(一人会社は大変ですね)

後はずっと横になるかお小水していた。この辺りが実は最もシンドかったため、、記憶が薄れていて様子をよく覚えていない。(嫌なことは早く忘れたいタイプ)

拭くと鮮血ではないものの、若干血尿と思われる色味。(痛々しい…)

大事な部分をより清潔に保つため、トイレットぺ―パーにはお水を染み込ませ、ウェットティッシュ状にして拭き、毎回軟膏を塗っていた。

 

 

12月24日(木):発症7日目

イブなのにィ〜、仕事であったが、キャンセル。薬が切れる前に病院に行くことを決意。

だってだって、明らかに良くなってない。(丸2日安静にしてたのに…)

日曜と同じく、渋谷の婦人科アーンド泌尿器科医院へ。先生は違うJOYさんだった。

再尿検査の結果、まだまだ怒涛の膀胱炎状態!薬を延長&変更される。

プラスあまりにも腫れが酷い&痛みが酷いということで、痛みを麻痺させる麻酔剤入りの塗り薬を処方された。(キシロカイン)

何というか、、モルヒネ的な感じですか…(ちょっと違うと思いますよ)

…この塗り薬はギリギリまで使わないようにしよう、何か怖い。。。

 

夜の飲み会もキャンセルし、家でひたすら横になる。

普通に足を閉じられない状態のため、膝と膝の間にクッションを挟む。

ふと、床擦れって痛いんだろうな、、、ずっと寝てないといけない病人さん達は大変だな…と感傷的になる。。。

 

 

12月25日(金):発症8日目

昼間、石ちゃんの納品があったため、銀座のとあるギャラリーへ。銀座線内でまさか!という方に出会い、1月ディナーの予約。その頃には完治させよう…

ギャラリーに到着。もう恥も外聞もなくなっていたため、ギャラリーの君に、膀胱炎で普通に座れない状態であることを告げる。

立派なソファの上に痛くないようにと素敵なクッションを配置すてもらう。

優しさに感謝。(本当迷惑な人ですね)

 

その後、ランチの約束があり日本橋の寿司屋に。

向かう途中、フランスパンが食べたくなり(食欲だけはあるんですね)、、寄った松屋のエントランスで、偶然、占いのお客様に遭遇。

彼女は膀胱炎経験者であったため、辛さを分かち合って別れる。

寿司屋では半ケツ状態で過ごし、その後スタバへ…(早く家に帰りなさいよ)

スタバではハイテーブルをチョイス、バニラスムージーを立ち飲みする。

 

 

立ってるの楽だぁ〜

 

 

なんとなく調子が良くなってきた占い師、、気が付いたら3時間程立ちっぱなしで仕事してしまった。

夜、、、本当は二ヶ月前から楽しみにしていたオカマちゃんのダンスショーを見ながらの忘年会があったのに、、、泣く泣くキャンセル。

家で横になってクリぼっちナイトを終える。

 

 

12月26日(土):発症9日目

朝。おや、おやおや、、少しだけマシになっている。という感じ。明るい光が差し込む。

両足首をグッと握り締めながら我慢のお小水、、という感じではなくなった。膝の上で拳を握るくらいまで回復。(でも痛いんですね)

日中は休んで、夜の打ち合わせに向かう。

夜の打ち合わせは、経験値の高いカウンセラーさんとの夕食兼打ち合わせであった。

膀胱炎で1時間くらいしか座ってられないことを先に説明、プラス諸々の体調不良の話をすると、、精神的に無理してるところはないか?という流れに…

色々と紐解いていくうちに、ある一人の人物に辿り着いた。

 

「いけのりちゃん、その人とのやりとり、シンドかったんじゃない?嫌いな人は嫌いでいんだよ」

 

 

心の重りが外れた…

 

 

(↑森本レオに読んでほしい)

 

 

同じタイミングで、体調の良くなさそうなブログを読み心配してくれた方々から、大丈夫?無理するなー人に気を遣い過ぎなんじゃないかー等々、激励のLINE・メッセージが…

 

病は気からなのか、、いや、ちょうど良く薬が効いてきたのか、、、お店を出て、家に着いたら、だいぶ症状が軽くなっていた。

ええ、ええ、実はこの数ヶ月間、無理していた案件があった。我は素直に認めるべきだったのだ。

 

 

自分は嫌なものに弱く、

実はストレス耐性がナス。

 

 

故に無理せず、避けられるものは避けていかないといけないのに、、カッコつけて平気なふりをして立ち向かっていってしまったのだ。

 

嫌は嫌でいいんですね。

いい人ぶるのやめよう。

 

言葉をくださった皆さん、ありがとゥ〜ッ(谷村新司風)

 

 

12月27日(日):発症10日目

起床。違和感、痛みはまだあった。が、、

 

全然ッ違う!全然いい感じだぁ〜

 

回復基調であった。本当は25日の朝に行くはずだった明治神宮での祈祷に向かう。

あ、この御祈祷については、すっごいい最高なので別途ご紹介させていただきます。

祈祷後は占いを数件こなし、自宅で療養。

お小水時の痛みはヒリヒリからジンジンへ…

 

 

12月28日(月):発症11日目

週一でお手伝いしているIT企業へ出没。

 

「あれ、、いけのりさんスカート珍しいですね」

 

ええ、ええ、まだ腫れと痛みがあるにはあるため、下着もパンツスタイルも無理(局部に当たる故)。

なので、ノーパンにストッキング&ワンピースという格好なのであった。臆することなくそれを告げた。

 

「まさかのノーパンでしたか。。。。」

 

殿方社員に朝からちょっと引かれる。

(ちょっとどころじゃなかったかもよ)

 

「池さん、歩き方が変だよ。股擦れ?変なことしたんじゃないの〜?」

 

変態プレジデントがちょっかいを出してきた。

 

「普通の膀胱炎です。本当に変態ですね」

 

軽くかわして、ドスドス歩く。あれ、、痛みだいぶ引いてきたな。。。

 

 

という感じで、、、膀胱炎はすこぶる良くなっていった。

29日の今はほとんど痛みなく。

がすかす、薬は全部飲みきった方がいいと言われたので、あと数日分は飲み切る予定。痛みを麻痺させる薬は不使用で済んだ。

というか、年末年始をまたがずに完治しそうでよかった…

 

もしお小水時に、痛みやむずむずするなどの違和感があったら、皆さんはわたすのように引っ張らず、速攻、病院に行ってください。

あと、初期症状としてはトイレの回数が増えたり、血が混じっていたり(血尿)、白濁したりすることもあるそうです。

市販薬だと的外れになった時が厳しいです…。診てもらうのが安心です。

 

あ、今回お世話になった病院はコチラです。オススメです。

 

 

ちなみに膀胱炎には、このフルーツがいいらしいです。買ってみますた…

 

あと、ここのサイトが色々わかりやすいです。

きくち宮本泌尿器科「膀胱炎」

とても助けられました。ありがとうございますです。

 

そんなこんなで、、長々お付き合いありがとうございました。

ここまで読みきった方は凄いですね。前半後半で1万文字くらいです。

膀胱炎、体験すたくらいの価値ありますよ。(あるのか)

以上です。

9件のコメント

  1. 相当こじらせましたね〜〜。・゜・(ノД`)・゜・。まだまだゆっくりしてくださーい‼️
    (姫君1号)

  2. すっかり厄も落ちて、来年まっさらな真っ裸で良い事ガッツリりありますよ!
    ᕙ( ˙-˙ )ᕗ
    (姫君2号)

  3. 2月4日に明けますから
    それまでご自愛下さいね( ´∀`)b
    (姫君3号)

  4. 私も同じ仲間です。今も薬でなんとかなってます〜。こんなに辛いなんてーって言いながら悶絶な師走ですたー泣
    (姫君4号)

  5. うちの今年最後のコンテンツは、当然いけのりさんです。お大事に。来年もよろしくお願いいたします。
    (姫君5号)

  6. 忙しすぎ、ガマンしすぎの病いなんですね。ブンガクと病気というテーマなら「膀胱炎」の項に間違いなく入る名文でした。
    (姫君7号)

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