本 | ブラックなタイトル…風邪もひけない世相を反映「一流の人はなぜ風邪をひかないのか?」(裴 英洙)

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どうもです。都内書店をパトロール中、新刊コーナーにかなり迷惑な感じのタイトルの本を発見すました。

 

一流の人はなぜ風邪をひかないのか?――MBA医師が教える本当に正しい予防と対策33

 

ええ、ええ、誰だって風邪ひいちゃう時ってあるじゃないですか。

 

どんなに体調管理してても、仕事が重なって疲れが溜まってとか、子供がいるとわけわかんない細菌やらウイルスやらを家に連れて帰ってくるので、世話する方も風邪にかかりやすくなりますし、、、

このわたすめなんて、元々体が(デカいのに)弱かったため、小学生の時などは風邪で年間30日以上学校休んでますた(仮病含む)。

ピンク色の甘いシロップ薬よく飲んだなぁ〜、、というわけで、

我は声を大にして言いたい!

 

風邪もひいちゃダメですか?

風邪ひく我は二、三流ですか?

これってブラック企業的思想を誘発してませんか?

 

と思って息巻いて本書を読んでみたところ、全然ッ! タイトルから想像いていた雰囲気とは違う、とっても実用的な風邪予防&対策のための内容でですね、、、

誤解してごめんご、って感じでした。

というか、タイトルが煽り系という感じですね。

 

調べてみたら「一流の人」系煽り本、たくさんありました。

 

そのうち悪ノリして「一流のナマケモノに学ぶ怠け方」という本でも出そう…

で、話を元に戻して、、、大人になってから自身は普段あんまり風邪をひかなくなりましたがゼロではなく、3-4年に一度くらいでしょうか、すっごい覚醒中だコレ、キタコレ!みたいな風邪をひく時があります。

そんな時、独りでベッドで高熱にうなされ、襲ってくる吐き気、頭痛、寒気、倦怠感などに孤独死を覚悟したりもするのですが、こういうフィーバー状態が嫌いではない変態です。

ええ、ええ、何も食べられないので内臓もお休みできてスッキリしそうですし、高熱で体内の変な細菌とかついでに死んでくれそうですしね。

あ、この高熱健康法(?)は素人感覚なので流し読みしてくださいね。

 

で、本書には都市伝説的な風邪対策のウソほんと、風邪をひかないようにこれだけはやっておけ!という予防策など、とてもわかりやすくまとまっていて、風邪をひきやすい方は速攻読んだ方がいいカモ鴨長明です。

ちょっとネタバレすると、手洗いは1日最低11回はした方がいいらしいとか。

 

最後になりますたが、内容紹介ともくじを…

 

内容紹介
★風邪&インフルエンザ対策の決定版! ★

医者がやっている対策×医療統計データ×
最新研究論文&文献145本のエッセンスを1冊に網羅!

【絶対に風邪をひけない、こんな方へ】
「社内でインフルエンザが大流行。うつされないかとビクビク……」
「大事なプレゼンを控え、この1週間だけは何が何でも絶対に風邪をひけない! 」
「子どもが受験を控えてピリピリ……。親の私が風邪をひいたらシャレにならない! 」
「妊娠中で、『風邪に気をつけて』と言われるけど、どうすればいいの?」
「ちょっと風邪をひいたくらいじゃ、仕事を休めない……」
「子どもの頃から、大切なイベントの前に限って風邪をひく」
「毎日ピンピンしている人がうらやましい……」

【この対策で風邪をシャットアウトせよ! 】
・鼻呼吸とガムで「のど」を潤せ!
・「手洗い11回」と「マスク着用3原則」でリスク半減
・「この前兆」で対処すれば悪化しない
・トイレの「ジェットタオル」は使うな!
・新幹線と飛行機は「一番後ろの席」を選べ!
・症状鎮静を「2日」短縮する漢方薬のエビデンス……etc.

【あなたは、次のような「事実」をご存じですか?】
・「ビタミンC」の摂取は風邪予防に効果的でない
・病院に行っても風邪は治せない
・「うがい薬」は風邪の予防効果が望めない
・風邪に「抗生物質」は効かない
・他人にうつしても自分の風邪は治らない

【こんな「根拠のない言説」にダマされてはいけない】
「風邪をひいたくらいで会社を休むな」
「風邪は気合いで治せる」
「漢方は風邪に効かない」
「バカは風邪をひかない」
「酒は”アルコール消毒”だから風邪治療に効果的」

風邪は、主にウイルスに感染することを原因とした病気です。
風邪の原因となるウイルスは、200種類以上あります。
「風邪」とは、1つのウイルスを原因とした特定の病気を指すのではなく、
無数にあるウイルスの中の、いくつかが引き起こす症状の「総称」と言えるのです。

そして、「風邪の治し方」は、正直、医者泣かせです。
最先端の医学でも明確な原因のメカニズムは解明されておらず、
風邪には、根治療法や特効薬がいまだに存在しません。
どんな名医でも、風邪を予防・根治する100%完璧な方法を知らないのです。

そこで本書では、現代医学で解明されている最大限の医学的知見や科学的知識を、
一般の人が日常的に実践できるレベルの具体策に落とし込んで紹介します。
現役の内科医、救急救命医、薬剤師などの知見と、医療統計データ、
150近くの最新の研究論文や文献を総動員し、
「風邪をひかないための予防策」と
「できる限り早く風邪を治す方法」を紹介していきます。

 

気になった方はぜひ。

 

 

以上です。