どうもです。今さらという感じカモ鴨長明ですが、大ベストセラーの「漫画 君たちはどう生きるか [ 吉野源三郎 ]」を読みました。
ええ、ええ、気になっていたものの、他に読みたい本が山と積まれており手を出せないでいた本作品…
ブームにだいぶ乗り遅れてますが、その読書感想文です。
本を貸してくれたのは、今回の「YouもMeも宇宙人」出版プロジェクトメンバーのパパ君様。
やる気・覇気がないというご子息様のために購入し、そっと部屋に置いておいたものの(同棲カップルの女子が、結婚を狙ってゼクシーを居間に置く構図に似てますね)、
まったく読もうとする気配がなく、わたすソレまだ読んでナスと言ったところ、
「何ならいけのりさん先読む?」
という感じで貸してくれました。ちなみに、わたすにやる気と覇気がないから貸してくれたわけではなく(むしろあり過ぎ)、、、そのパパ君によると、
今回の「YouもMeも宇宙人」と「君たちはどう生きるか」は、根底にあるものが一緒だということで、ぜひ読んでほしいと。
ほぉ…というわけで興味津々! 読ませていただきました。
ほぼ漫画なのでスイスイです。
で、率直に感じたことなのですが、、、もすもコレを本作品が対象とする年齢層(小学校高学年~中学校)の時に我が読んでも、さっぱり面白くなかったカモ鴨長明って思った次第。
何というか、何の苦労もなくのほほんと生きていた幼少期だったので、そんな時にこの名作を読んでも、右から左という感じで何にも残らなかっただろうなと。
社会に出て幾度となく厳しい目に遭って、もがいて苦しんで、下手すると生きてる意味がわからなくなって、
「ああ、わたすの人生って何かしら…? わたす何でここにいるのかしら? 自宅と会社を往復するだけの人生って生きてる意味があるのかしら? 何かの役に立ってるのかしら?」
などなど、自発的に何かと考えるような経験があると響く予感ですね。
色々あった今だから、この本のよさがわかるっぺよ、という感じでした。
…まあ、だからこのタイミングでわたすのところにやって来たのか。
本ってそういうものですもんね。
というわけで、子どもに読ませたい本認定されている本書ですが、むしろ色々あった大人に読んでもらいたいと思いました。
迷える大人には必読の書ですね。
…ま、だから流行っているのか。
あ、そうそう本作品と「YouもMeも宇宙人」の根底にあるものは一緒だったのか? についてですが、ええ、ええ、一緒でした(本当かい)。
「YouもMeも宇宙人」のあとがきを読んでいただくとわかるのですが、こちらも最後は何と
「わたすらはどう生きるか」
で、〆られているのです。
ええ、ええ、わたす的には、人生一度で二度目はないので、
「生まれ変わってもこの人生を生きたい!」
と思えるくらい日々を ウフフアハハ と楽しく好きな人の役に立ちながら生きていけるのがいいですね。
それで最近ナマケモノになったわけですが…(やり過ぎだよ!)
以上です。