どうもです。今回は壮大な御本のご紹介です。
忙しい時は「心を亡くして」いるので、あまり深く考えることがないですが、暇している時に下ネタ以外にも何だか小難しいことを考えてしまったりします。(基本のテーマは下ネタ)
「自分」ってなんなのか、細胞は日々生まれ変わっており、昨日の自分は今日の自分ではなく、
そんでもって、突然この「自分」を構成している60兆個の細胞が「自分」でいることを嫌になり、分離したりしないのか、などなど思いは尽きません。(暗いね…)
ちなみに友人歴20年以上のキャロライン氏と
「絶対、答えが出ないことについて話し合う会」
を開催するのもちょっと流行っています。(暗いね…2回目)
で、今回はそんなおセンチな気分にぴったり(?)の御本、「利己的な遺伝子 」で有名なリチャード・ドーキンス氏の著書、
「遺伝子の川」
の読書感想文です。
えッ、真面目過ぎて怖い? 暗い? そう言わずぜひ。
普段あまり関係のない分野に足を突っ込むのも大事なことです。
では最初に、Amazonからの内容紹介から…
内容紹介
自己増殖を続ける DNA に導かれ、進化はどこへ向かうのか。遺伝子の川の流れをたどりながら、自然淘汰とダーウィン主義の真髄に徹底した論理思考で鋭くせまる。内容(「BOOK」データベースより)
生き物という乗り物を乗り継いで、自らのコピーを増やしつづける遺伝子。連綿と続く遺伝子の川とは、空間ではなく時間を流れる情報の川である。その流れをさかのぼることは、生命そのものを理解することである。果てしなく自己複製を続けるDNAに導かれ、進化は、そして人類はどこへ向かっていくのか。『利己的な遺伝子』のリチャード・ドーキンスが徹底した論理的思考で自然淘汰とダーウィン主義の真髄を語る。
こちらですね、専門的な内容なのですが、適当占い師の人生相談の回答に使えそうな、キラリと光る表現や考え方などもたっくさんあり、なんというか、
袋小路にハマり視野が狭くなってしまっている人生に悩める人
が読んだらいんでないかなと思いました。
えッ? ますます悩みが深くなりそう? ええ、ええ、そう人もいるカモ鴨長明ではありますが…(ダメじゃん)
でもでも、悩んでいる時というのは色々と狭く窮屈になっている時で、しかも悩めば悩む程窮屈度は増し増しになっていくので、壮大なものに触れるのを勧めたい占い師です。
で、この御本の結論を言うと、我々生き物は
遺伝子(DNA)を運んでいるだけの「箱舟」
です。遺伝子に細胞を乗っ取られて、せっせと遺伝子のために生きているだけとのことです。
…なんて突然言われても、ちょっと難しいカモ鴨長明ですが…
自分って何なのか、とか考えて迷ったら、答えは「箱舟」なんですね。
ええ、ええ、だから何だって話でもあるのですが、そうか、ただの乗り物か、アハ。
あ、あと、本の中にあるミトコンドリア・イブの話とかも興味深いのでご紹介すたいです。
ミトコンドリアって何だっけ…という方のために簡単に説明すると(至れり尽くせり占い師)、ミトコンドリアは、細胞の中で呼吸をしてエネルギーを生産している大事な存在です。
で、これは結構有名な話なのですが、ミトコンドリア的な見方をすると人類は女系。
どういうことかと言いますと、生殖時…精子はミトコンドリアDNAを尻尾に持ってはいるものの、受精の時に姫君の内部で殺処分の憂き目にあい、卵子の細胞の中にあるミトコンドリアだけが生き残る。
故に殿方様のミトコンドリアDNAは、次世代に引き継がれることはないのです。
そして、そのミトコンドリアDNAをもとに先祖をずぅーと辿っていくと、アフリカのイブという一人の姫君に辿り着くという。
ええ、ええ、一人の姫君に辿り着くってことは、わたすもこれを読んでいるあなた様も皆、本当に血のつながっている家族なのです。
あ、この説明では簡略化され過ぎててわからねーっぺ、という方はコチラ⬇︎から
古い時代の、殿方(特に長男)が大事にされるような風潮って、このこと(殿方が誕生した時点で、そこの系統のミトコンドリアDNAは途絶える)を無意識レベルでわかっていて、
表面上はせめて殿方を祭り上げておきたい…ということだったのカモ鴨長明…って勝手に思った占い師です。
あ、ちなみに最近聞いた名言で、グッとくるものがありますたので最後にそれも…
この世の中に
強い男と弱い女は
いない。
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確かに、、、そうカモ鴨長明。
色々逆の視点というか、角度を変えての考察大事ですね。
というか何より、皆さん、殿方様にやさしくしてあげましょう。
次に会った時、占い師は多分背の君にやさしいと思います。(先ず隗より始めよ)
以上です。
御コメントいただいております。
●面白い!
●よく私のツボにはまります!
確かに、私ぐらいの歳になると、強くない女の人!と言われて周りで浮かぶ顔はないですね…もちろん自分もですが(^_^;)
●強いからこそ、男性を赦し愛することが出来るのかな、と思ったり。
なんだかんだ、男性って可愛い生き物です。