どうもです。皆さんは映画鑑賞や読書をした時、その作品の意図するところがわからなくてモヤモヤすたことはありますか?
一昨日、占い師は兼ねてから見よう見ようと思っていた「2001年宇宙の旅」(監督 スタンリー・キューブリック)を見たのですが、、、
・映像美
・音楽の良質さ
・ドキドキ感
・未来予測の凄さ
に圧倒され、頭がクラクラすたまではいいとして、肝心の「一体何を言わんとしていたのか」がよくわからず、モヤモヤどころかちょっと凹んだ…
ええ、ええ、テーマが人工知能(AI)の暴走と地球外生物体というのはわかりますたが…
そして、ちょっと横道にそれますが、最近まさにそのAIの発展が目覚ましいですよね。
計算力とか記憶力とか、応用力とか素晴らしいAIなのですが、どうすたって人間の頭脳にかなわない領域があり、それが
読解力(文脈から読み解き紐付ける力、理解力)
であることがわかってきたそうです。
って、ことはですよ、映画見て意味がわからないって、読解力がないということですので、自分オツムが弱いんだな、、、と思い、敗北感が。
さらに、解釈を解説サイトやWikiで読むのは嫌!と思って2、3日考えてみたのですが(強がりですね)、、結局わからず…
モヤモヤが続くのも気持ち悪かったので、結局検索すてすまいますた…
すると、こんな記述を発見。
(難解さ故)プレミア上映の際、なんと241人ものが映画館から立ち去って行ってしまったそう。
当時の人気二枚目俳優のロック・ハドソンもその一人で、
「一体この映画は何が言いたいんだ。誰か教えてくれ。」
と批判。しかしながら、共同制作者であるアーサー・C・クラークは
「もしだれかが『2001年宇宙の旅』を完全に理解したら、私達は失敗したことになるんです。私達が出した答え以上の疑問を持って欲しかったったのです」
とコメントを残しています。
他のサイトを見ても、「意味不明、よくわからない、何だこれは? でも名作」といった感想のオンパレードで、占い師、とても安心すました。
安心ついでに、まだ見られていない方にぜひ見ていただきたいので、オススメのポイントを書きますと、本作品は50年前の1968年の作品ながら昔の映画にありがちな、「プフッ、特撮ですかぁ〜?」 みたいなところがない。
CGも何もない時代にどうやってこんな映像を…と不思議になる映像です。
ここからネタバレになってしまうのですが、焦ったことには、冒頭3分くらい音声だけで画面が真っ暗…
iPadで見ていたのですが、ディスプレイ壊れた? と、何度か画面をタッチすて正常を確認すてました。
そして、冒頭のお猿さん達がガヤガヤうるさいシーンは何とスタジオ!アフリカとかじゃないんですよ、アレ。騙されました。
真っ暗画面の次は、コレいつまで続くんだぁ〜という猿達の鳴き声…
英語ができない占い師ですが、十数分後に猿語から人間の会話のシーンになった時には、ホッとすました。
ってゆうか、突然猿の前に現れたあの黒い板なんやねん! アレもAIか?謎。
そして、宇宙船に搭載されている、というか、宇宙船を牛耳っているAIのHALの暴走が薄気味悪くてドキドキすました。
4人も殺すたんですよ。
将来、AIは感情を持つようになるんですかね。ならないと人間と同じように働けないので、なるんでしょうが。ええ、ええ、徳の高いAIを育ててほしいですね。
ちなみにこの「HAL」という名前、「”IBM”という社名を1文字ずつ前にずらして命名されたもので、”IBMよりも1歩先を行くコンピュータ”を意味している」という説があったそうですが、
実際は「”H”euristically programmed ”AL”gorithmic computer(発見的なプログラムを施されたアルゴリズム・コンピュータ)」の頭文字からとったものだそうで、都市伝説だそうです。
本当だったら面白かったのに…
あと、最後のロココ調の部屋は何だったんだろう。
さらに、歳とった自分が自分を発見すて、最後は胎児って、何?
他にも、おおお、50年前にiPadが!ある!やばい(探してください)。
などなど見所満載です。
…というわけで、これ以上ないくらい謎が深まったところで、ぜひ作品をご覧になっていただき、その後⬇︎のメイキングを。
キューブリック監督が、今で言うところのブラック企業の鬼社長という感じで、要求が厳し過ぎて、スタッフが撮影期間中に何人も逃げたとか、はぁ〜という感じです。
やはり、後世に長く残る物を作るって並大抵のことではないのですね。
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以上です。