【用語】フィデューシャリー・デューティーを知らない? それはヤバいですね

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どうもです。読者の皆様は「フィデューシャリー・デューティー」って言葉、御存知でしたか。

 

フィデューシャリー・デューティー

フィデューシャリー・デューティー(Fiduciary duty)は、直訳は「受託者の忠実義務」で、信認を受けた者が履行すべき義務のことをいいます。これは、英米において幅広い概念として用いられる、他者の信認を得て一定範囲の任務を遂行すべき者を指す「fiduciary(フィデューシャリー):受託者」が負う様々な「duty:責任」のことを意味します。「他者の信認を得て、一定の任務を遂行すべき者が負っている幅広い様々な役割・責任の総称」ということです。(全文はコチラ)

 

金融関係に従事していない方は、ほぼ知らないと思われる「フィデューシャリー・デューティー」…

 

占い師の仕事に置き換えるとしたら、「占い結果を当てろ」というところでしょうか。なかなか当たらないけど。てへッ(てへじゃないよ)。

 

で、占い師はまったく知らなかったのですが、とある用語解説サイトに書かれていたことには、2014年9月に金融庁が公表すた「平成26事務年度金融モニタリング基本方針」の中で、

 

「商品開発、販売、運用、資産管理それぞれに携わる金融機関がその役割・責任(フィデューシャリー・デューティー)を実際に果たすことが求められる」

 

と記されたことにより、広く知られるようになったそうです。

えッ、まったく広まってないと思うのは占い師だけでしょうか。

 

2014年の流行語大賞にノミネートもなども全然されていないはず。あ、ここで突然質問ですが、皆様、2014年の流行語大賞、一つでも何か言えますか?

ええ、ええ、ぜひ頭の体操に記憶の糸を手繰り寄せて、思い出してみてください。

 

正解はココから。

 

占い師は一つも当たっておらず、もう自身の記憶力はダメだなと思いますた(がんばれ)。

 

この「フィデューシャリー・デューティー」は、発音がもっと日本人にフレンドリーだったら(トリプル3くらい)、流行語大賞にノミネートくらいはされていたのではないか、、と思う占い師です。

ええ、ええ、流行語大賞が全てではないのですが、認知度のバロメーターですからね。

よって、発音しにくいのは問題ですね。プーチンの本名の方がまだ発音できます。

「ウラジミール・ウラジミーロヴィチ・プーチン」

 

で、そんな「フィデューシャリー・デューティー」ですが、全然知らんわーとGoogle検索すてみたところ、各金融機関の宣言・お知らせページがわんさか出てきました。

もすかすたら金融業界では「コンプライアンス:法令遵守」や「CS(Customer Satisfaction):顧客満足」くらい浸透している言葉なのカモ鴨長明。

少しご紹介させていただきましょう。

 

フィデューシャリー・デューティー宣言

(三井住友アセットマネジメント)

 

フィデューシャリー・デューティーの実践に向けた取組方針

(アセットマネジメントOne)

 

フィデューシャリー・デューティー基本方針

(株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ)

 

この辺でやめておきますが、まだまだたくさん出てきます。あ、はい、書いていることは各社似たり寄ったりなので、⬆︎3つ読んだら満腹ですが。(金融庁が発表している全リスト)

 

うむ、地元の秋田銀行がシンプルでええわ。

 

そんなこんなで、色々茶化してしまいますたが、こちらの記事↓が最高にわかりやすかったです。

金融庁のいうフィデューシャリー・デューティーとは何か(森本紀行)

 

ついでにこちらも↓

金融行政の改革者、森・金融庁長官「試練の3年目」の課題

 

 

というわけで、今後もちょっと難解な現代用語の解説、気が向いた時にアップしますね。

(毎回下ネタだと母おふさが泣くので…)

以上です。